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建内宿禰の孫が皇后 第十六代仁徳天皇の系譜一 ことの葉綴り六七七

慌てず平静を心掛けたい

おはようございます。
雪になりそうな寒さ!空気も乾燥注意報ですね。
白湯や温かいお茶などで、水分補給を忘れずにいたいですね。
私は、小寒の日、厄払いのご祈祷に行って参りました!
さて、一月六日(木)の暦は、六曜は「先負せんぶ」で、午後が吉。急用や勝負事は控えて、万事平静とするのが吉。慌てず、ってことですね。
十二直は「やぶる」は、物事を突破する日。人の説得に吉。
これも、慌てずに平静で争わずに説得を心掛けるのが良さそうですね。
二十八宿は「せい」で、神仏詣で、種まき、建築に吉。
そして「神吉日かみよしにち」で、ご神事や神社の参拝、祖先のお祀り、墓参も吉です。

さて、神話の物語に入ります。

<ことの葉綴り>全体のご案内
この「言の葉綴り」は、神話の物語を、神代から神さまごとに20の「マガジン」に分けて、すべて読めるようになっています。最新は「神話20 八幡大神さまこと応神天皇さまの物語 」です。



宜しくお願い致します。

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重臣、建内宿禰の孫が皇后に

八幡大神として全国の八幡神社にお祀りされている応神おうじん天皇の皇子大雀命おほさざきのみことさまが天皇にご即位されました。
第十六代、仁徳にんとく天皇さまです。
その系譜を見ていきますね。

皇后は、葛城かづらき曾都毘古そつびこの娘石之日賣命いはのひめのみことさま。
こちら日賣ひめのおじい様、この物語にももう何度も何度も登場した“有名人”なのです。
建内宿禰たけしうちのすくね(武内宿禰)です。
なんと、第十二代景行けいこう天皇→成務せいむ天皇→仲哀ちゅうあい天皇・神功じんぐう皇后→応神おうじん天皇と、歴代の天皇に仕えた重臣です。
その孫娘、を皇后として娶ったのですね。

そして次の四柱の皇子が誕生します。

一、大江おほえ伊邪本和氣命いざほわけのみこと
二、墨江すみのえ中津王なかつみこ
三、たぢひ水齒別命みづほわけのみこと
四、男淺津間若子宿禰命をあさづまわくごのすくねのみこと

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兄弟の初の皇位継承!

しかも、この四柱の中から、三柱の皇子が、のちのち天皇にご即位されて天下を治められたのです!

同じ皇后の皇子から三柱ってすごいですね。
大江おほえ伊邪本和氣命いざほわけのみことは、父の跡、第十七代、履中りちゅう天皇さまに。
一つ飛んで、たぢひ水齒別命みづほわけのみことは、初めて兄弟へと継承した初めての天皇、反正はんせい天皇さまに。
続く、男淺津間若子宿禰命をあさづまわくごのすくねのみことも、兄弟での継承で、第十九代允恭いんぎょう天皇さまとなられたのです。

そして、大雀命おほさざきのみことさまこと仁徳天皇さまの、一目ぼれの恋!
父の応神天皇の妃となるべき比賣に恋をした物語覚えていますか?
しかも、自分の皇后の祖父である、建内宿禰たけしうちのすくね(武内宿禰)に、恋の相談してましたよね(^^)

仁徳天皇の系譜、次回に続きます!

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―次回へ
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