マガジンのカバー画像

創作大賞応募作品でレビューを書きたい素晴らしい作品たち

32
僕が個人的にレビューを書きたい創作大賞に応募されている作品です。
運営しているクリエイター

記事一覧

【創作大賞感想】あなたは必ずこの結末を知りたくなる

kindle出版などもされて日頃から精力的に創作活動をされているひよこ初心者さん。 そんなひよ…

コッシー
1日前
19

『神隠しの庭で、珈琲を』 第一話:サンクチュアリは嵐の先に #創作大賞2024

第一話:サンクチュアリは嵐の先に  この闇の先には、本当に光があるのだろうか。容赦なく…

【小説】家族の存在証明 -前編-

   俺には腹違いの姉がいた。彼女の名前を古くさいと貶していた母が、純子というそれを口に…

兄弟航路
7日前
84

【創作大賞感想】”あの頃”の記憶はサイダーの泡のように

去年の10月頃でした。友人のおだんごさんからこんなLINEをもらいました。 メッセージと一緒…

コッシー
13日前
54

中3最後の運動会での3秒間の出来事

「あばらいってぇ~!リレー走れるかな、ほんと出たいし、マジで」 ダイニングテーブルに腰を…

infocus
2週間前
162

【創作大賞感想】”天才”豆島圭の本気の作品【残夢】をただただ読んで欲しい

豆島圭さんの存在を初めて知ったのが春ピリカグランプリに応募されていたこの作品でした。 美…

コッシー
2週間前
39

【創作大賞2024】レンタサイクルの彼女 (第一話)

【二十四歳の冬】  カレンダーをみて、床がもう冷たいのを感じた。彼女が家を出てから一週間は経つだろうか。  晴天の霹靂だった。  二人が別々の方向に進む選択のスイッチは僕が握っていると思っていた。でも彼女も同様に同じスイッチを持っていて、それを押したのだった。  彼女とはなんとなく、このまま一生を添い遂げると思っていた。僕の人生はいつも上手くいかない。彼女は僕に不満を持っていたのだろう。まぁ、一緒に住んでいれば大なり小なり何かはあったと思う。  ただ僕だって彼女に不満がな

【エッセイ】祖母が死ぬ前に読みたかった本 #創作大賞2024

十代の頃に読んだ本を、 八十を過ぎた晩年に読み返すとどう感じるのだろうか。 ふと、祖母と…

納豆ご飯
2週間前
53

白雪美香は彼氏ができない!_第1話

プロローグ 「はぁ、はぁ、はぁっ」 白雪美香は、ぽっちゃりとした白く柔らかな肉体を揺ら…

猿荻レオン
1か月前
52

創作大賞2024 | ソウアイの星①

 ああ、あの日は。 空はグレーで、体を抜けていく音は澄んでいて。  胸の奥に小さな不…

青豆ノノ
2週間前
126

眠る女 1 

あらすじ 第1話  第2話 | 第3話  | 第4話  | 第5話 | 第6話| 第7話|…

吉穂みらい
2週間前
73

大阪城は五センチ《 1 》 【創作大賞2024】

脱いでいた服を身につけた後は、宇治のそばにいる資格をすっかり剥奪されたような気持ちにな…

ヱリ
2週間前
31

【創作大賞感想】王道が1番難しくて1番素晴らしいのだ!

【大団円】、この言葉を一度は耳にされたことがあるのではないでしょうか。 映画や小説などの…

コッシー
1か月前
38

【創作大賞感想】本気でふざけるカッコ良さ

昨年11月、すまいるスパイスのゲストとして創作大賞2023でベストレビュアー賞を受賞されたはそやmさんと豆島さんが出演してくれました。 放送では創作大賞受賞式のご様子や創作に対する想いなどを語っていただき、番組終盤にはそやmさんは「とにかくnoteを楽しむことが大事だと思います」とリスナーの方々にお話されました。 そんなはそやmさんが書かれた【骨皮筋衛門】を拝読しました。 古くは江戸時代から帳面町を守るために暗躍していた骨皮家。それは令和になっても変わりません。みんなから