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子育て全般

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2020年11月の記事一覧

知能発達の鍵は好奇心の扉をひらく

知能発達の鍵は好奇心の扉をひらく

好奇心

これがあることこそお勉強ができることに繋がります。

あれはなんだろう?これはなんだろう?子どもは無意識にあらゆることに疑問を持ち、トライアンドエラーを繰り返して学んでいきます。

小学校に入ったからといって、学ぶことを好奇心や探求心から掴んでいれば自然と勉強をしていることになるのです。

どうか幼い頃にダメダメと言わないでくでさい。

言っていいタイミングは

危険なとき

危害を加え

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富士山唇やポカン口は育て方で治る

富士山唇やポカン口は育て方で治る

富士山唇や、ポカン口。

子どもらしくて可愛いなとお思いの方。

1歳を過ぎてもなお、その状態であるのならば、今すぐそのお考えを捨てた方がいいかもしれません。

富士山口は唇がきちんと使えていない証拠、ポカン口は顎関節やその周辺が固くなっている証拠。

まず、スパウトやストロー飲みはやめましょう。最初はお猪口などから口径の小さなものからスタートし、コップで飲むということを身に付けさせることをオスス

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お子さまに土踏まずはありますか?

お子さまに土踏まずはありますか?

突然ですが、お子さまに土踏まずはありますか?

土踏まずは二足で歩く人間にとって大事なもの。キチンとした足育をすれば1歳前後の子どもでも作ることはできます。

産まれて間もない赤ちゃんはまず急速な身体の発達にパワーを注ぎます。

その証拠に自力で動くことができなかった赤ちゃんも3ヶ月頃で寝返りをし、半年を過ぎた頃にお座りをはじめ、10ヶ月前後でハイハイをし、1歳過ぎには歩き始めるのです。

なお、

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子育てで一番大切なこと

子育てで一番大切なこと

妊娠したとき、元気に産まれて来ますようにと祈り

産まれてきたとき、元気な産声にホッとし、元気に成長してほしいと祈っていたのに

いつの間にか、この子にはこう育ってほしいとか、この学校に入ってほしいとか欲望が生まれる。

大切なことはひとつ、その子をじっくり見て、どんな性格で、どんなことが好きなのか親がしっかりと見極めること。

それは愛情がないと出来ないし、客観的に見られないと出来ません。

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離乳食のスタートには?

離乳食のスタートには?

以前にもお伝えしたように、離乳食の開始時期は本当は赤ちゃん自身が教えてくれます。日本ではまだ浸透してはいませんが、欧州では少しずつ広まりはじめた考え方です。

とはいうものの、現時点で圧倒的に市民権を得ているのは6ヶ月頃からスタートするという方法。

なお、それ以上早くから母乳やミルク以外の飲み物や離乳食を開始することは、身体の発達の問題から、アレルギーを発症する原因になるためおすすめしません。

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便利さは脳の成長を遅らせることもある話

いつの間にかスタンダードとなってしまった光景のひとつに、ストローやスパウトで飲み物を飲む乳幼児の姿があります。まるでそうでないと飲めないと世間が言っているかのように。

しかしながら、ストローが生まれたのは1890年頃であり、プラステック製のものが普及したのは第二次世界大戦後のことです。スパウトに至っては2000年代に入ってから。それ以前の子供たちはどうやって飲み物を飲んでいたのでしょうか?

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言葉の獲得 その2

言葉の獲得 その2

言葉の獲得には臨界期がある。

それには脳の形成される仕組みを知ればなんとなくご理解いただけるのではないかと思いますが、私は脳科学者ではないので詳しいお話は割愛します。

この言語の獲得における臨界期というものは2種類存在します。まずは音の臨界期。つぎに単語や文法構造のリンク付けによる言葉の臨界期。

よく、英語を始めるなら早い方がいいということを耳になさると思います。

が、先ほど述べたように言

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子育ては手間をかける

子育ては手間をかける

子育てにおいて大切なことは実にシンプル

子どもが

よく食べ

よく遊び

よく動き(探求心をもつ)

よく笑い(愛情に満たされ、心が健康)

よく眠りにつく

これだけです。

ですが、子どもは実に様々。性格も体質も皆さん違います。生活環境も。子育てに一辺倒の正解はないのです。

だからこそ大切なことは、親がこどもをよく知り、しっかりと支える。ご両親が頑張って子育てに力を注ぐでもいいですし。私

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言葉の獲得

言葉の獲得

音や言葉の獲得には臨界期がある。だから、幼少期に取り入れましょう!

ということを耳にした方もいらっしゃるのではないでしょうか?

確かに、臨界期というものは存在します。が、それを過ぎたからといって言語が取得できないということはありません。

取得までに時間がかかるかかからないかの差はあるにしても、人間、何歳になっても学ぼうと思えば学べる生き物です。60の手習いという言葉もあるように。

一番良く

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季節を感じる

季節を感じる

秋も深まってまいりました。

今の時期でしたら新米、キノコ類、根菜類、秋刀魚、秋鮭、サバ、ぶりなどお子さまたちに秋を感じられる食材を取り入れていただけたらと思います。

さて、日本の離乳食が今のように、ドロドロな食事からスタートするのが主流なった起源はいつ頃だとお思いでしょうか?

実はそれほど歴史は古くなく、老人の流動食からヒントを得た教授から広まったことが始まりなのです。

流動食から生まれた

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