谷口桂子
こんばんは。 この投稿も、今日が最後になりました。 まず、今日の一句です。 転居先不明の返信秋しぐれ 句に合わせた左時枝さんの絵は、紫のアネモネです。左時枝さん…
こんにちは。今日は冬に戻ったような寒さですね。 さて、今日の一句から。 春昼に自分のための絵本買ふ これも展示したいと思った句です。句に合わせた左時枝さんの絵は…
こんにちは。この連載も、今日を含めて残り3日となりました。 なんだか名残惜しいです。 句集「妬心」を出版した頃で、さらに思い出したことがありました。 その書評を、…
こんにちは。 この投稿も、残り4日となりました。いまだに、バッジを獲得とか、マガジンの設定とか、よくわからないまま続けています。 さて、今日の一句 秋時雨返さぬ…
こんばんは。 今日、3月4日は、私の父の誕生日。去年まではお祝いすることができました。血圧が高かったので、直木賞作家・高橋治さんおすすめの千葉のいわしのごま漬け…
こんにちは、今日はひな祭り。「私の物語」も残り少なくなりました。 では、今日の一句から。 抱かれて畳に広がる夜寒かな この句は私の処女句集「妬心」(角川書店刊)…
こんにちは。 昨日で、20日間連続投稿だそうで、ここまで続けられる人はめったにいませんよ! と、noteさんにほめていただきました。そうですか? バッジを獲得とか、…
こんばんは。三月になりました。 三月の異名に夢見月というのがあったと思います。なんとなく三月に似つかわしいですね。 先週、クラインブルーの近くの、神保町のさくら通…
おはようございます。いよいよ二月尽となりました。 クラインブルー展、行く予定だったけど、やはり見合わせる・・という連絡が私のところにも入っています。そんな中、「…
こんにちは。いきなり今日の一句です。 またといふ言葉頼みて夏果てぬ 自選三句などのアンケートがあったときには必ず入れる句です。今回の俳句展にも展示しています。こ…
こんにちは、イベントの中止が相次いでいますね。クラインブルー展も、行く予定だったという人たちからキャンセルが出ています。そうかと思うと、当然中止と思っていたイベ…
こんばんは、ニュースから目が離せない毎日になりましたね。 昨日、お昼に入った飲食店では、お客さんの数にさほど変化はないと聞きましたが、夜行ったお店ではさすがに出…
こんにちは、連休も終わり、今週で2月も終わりですね。 そういえば、 くちびるにくちびる残り二月尽 というわたしの句がありました。若い頃の句で、字余りに気づかず「…
こんにちは、投稿14日目となりました。また、元のタイトルに戻してみました。いかがでしょうか? さて、今日の一句 靴を履く背中見ている寒さかな 女優・左時枝さんと…
こんにちは、谷口桂子です。昨日に続いて、「私の物語」より今日の一句をタイトルに入れてみました。あまり変わり映えはしないでしょうか? 操作を間違えて、自分の投稿に…
こんばんは、谷口桂子です。 「私の物語」より、今日の一句、タイトルに入れてみました。どうでしょう? いまだに、私の投稿が読まれているのかどうかわかりません。 俳…
2020年3月8日 21:34
こんばんは。この投稿も、今日が最後になりました。まず、今日の一句です。転居先不明の返信秋しぐれ句に合わせた左時枝さんの絵は、紫のアネモネです。左時枝さんとの句画帖「私の物語」には、あと二句残っておりまして、「炎昼の喪服に秘める妬心かな」「侘助や褪せし葉書の男文字」です。それで「私の物語」は完結となるわけですね。神保町のギャラリー&カフェバー「クラインブルー」での俳句の展示も、今
2020年3月7日 12:42
こんにちは。今日は冬に戻ったような寒さですね。さて、今日の一句から。春昼に自分のための絵本買ふこれも展示したいと思った句です。句に合わせた左時枝さんの絵はオレンジ色のカラーです。この前、友人が集まったとき、バケットリストの話になりました。死ぬまでにしたいことですが、私は俳句に関しては、あと二冊句集を出したい。それぞれテーマも決まっていて、第二句集は「夫婦」、最後の句集は波郷さんの「
2020年3月6日 13:40
こんにちは。この連載も、今日を含めて残り3日となりました。なんだか名残惜しいです。句集「妬心」を出版した頃で、さらに思い出したことがありました。その書評を、辻井喬さんに、角川の「俳句」に書いていただきました。「飛ぶ前の吐息」というタイトルだったと思います。辻井喬/堤清二さんとは、週刊朝日の人間データバンクという4ページの人物インタビューで出会いました。当時、セゾングループのトップを引退
2020年3月5日 15:11
こんにちは。この投稿も、残り4日となりました。いまだに、バッジを獲得とか、マガジンの設定とか、よくわからないまま続けています。さて、今日の一句秋時雨返さぬままの男傘句に合わせた左時枝さんの絵はバンクシアです。一昨日の投稿で、処女句集「妬心」が出たあたりのことを書きました。書いていたら、いろいろ思い出したことがありました。この句集は角川書店から出ています。当時の「俳句」の編集長は
2020年3月4日 21:57
こんばんは。今日、3月4日は、私の父の誕生日。去年まではお祝いすることができました。血圧が高かったので、直木賞作家・高橋治さんおすすめの千葉のいわしのごま漬けを送るのが習慣でした。お礼の留守電メッセージが、いまもスマホに残っています。今年はもう送れません。昨年4月13日、84歳で死去。おいしいものを食べるのが好きだったので、お正月に開高丼で知られる「こばせ」推薦のところから越前がにを送っ
2020年3月3日 13:44
こんにちは、今日はひな祭り。「私の物語」も残り少なくなりました。では、今日の一句から。抱かれて畳に広がる夜寒かなこの句は私の処女句集「妬心」(角川書店刊)に入っています。「妬心」が出版された当初はそれほど反響はなかったのですが、その年の終わりの「俳句年鑑」の巻頭言に、草間時彦さんが今年印象に残った二人の句集として「妬心」を取り上げてくださいました。注目した句として、抱かれて・・の句をあ
2020年3月2日 10:26
こんにちは。昨日で、20日間連続投稿だそうで、ここまで続けられる人はめったにいませんよ! と、noteさんにほめていただきました。そうですか? バッジを獲得とか、ほめてくれるのはnoteさんだけのような気がしますが、私のひがみでせうか・・さて、今日の一句です。七五三遠目にパンを買ひにけりクラインブルーに展示中の俳句です。この句は、大体の方が意味はわかるといわれます。わからないといわれ
2020年3月1日 20:19
こんばんは。三月になりました。三月の異名に夢見月というのがあったと思います。なんとなく三月に似つかわしいですね。先週、クラインブルーの近くの、神保町のさくら通りを歩いていたら、早くも桜が咲いているのに気づきました。それも、この通りの入り口と出口に二本ずつ。計四本だけです。ソメイヨシノより濃い桃色で、花が下を向いて咲いていました。おかめ桜というのだそうです。なぜそのような名前なのかはわかりません
2020年2月29日 11:03
おはようございます。いよいよ二月尽となりました。クラインブルー展、行く予定だったけど、やはり見合わせる・・という連絡が私のところにも入っています。そんな中、「私の物語」のパートナー、女優の左時枝さんが来てくださいました。まず、入口にずらっと?並んだ私の本にビックリされたよう。知り合ってから出版した本は献本していますが、それまでの本はご存じなかったんですね。同様に、この前別のところで、小栗康平
2020年2月28日 16:25
こんにちは。いきなり今日の一句です。またといふ言葉頼みて夏果てぬ自選三句などのアンケートがあったときには必ず入れる句です。今回の俳句展にも展示しています。この句については、いろんな方が、いろんなことを書いてくださいました。週刊新潮に嵐山光三郎さんが俵万智さんと連載しているコラムにも取り上げていただき、展示会場にも添えてあります。神保町のギャラリー&カフェバー「クラインブルー」の展示は3
2020年2月27日 11:51
こんにちは、イベントの中止が相次いでいますね。クラインブルー展も、行く予定だったという人たちからキャンセルが出ています。そうかと思うと、当然中止と思っていたイベントが、開催しますといわれて慌てたり・・。わかりませんね。さて、今日の一句煙草消す男に帰心小夜時雨煙草を吸う人は少なくなりましたが、この情景、心情は読み取れるのではないでしょうか。指先でワイシャツの袖口をそっとずらして時計を見る
2020年2月26日 18:45
こんばんは、ニュースから目が離せない毎日になりましたね。昨日、お昼に入った飲食店では、お客さんの数にさほど変化はないと聞きましたが、夜行ったお店ではさすがに出入りもまばらでした。さて、今日の一句短夜に触れられぬままの紅おとすこの句もわりと取り上げられた句ではないかと思います。小説などでそういう場面はあっても、俳句としてまだ詠まれていない題材だと、どこかで書いていただきました。3月
2020年2月25日 13:13
こんにちは、連休も終わり、今週で2月も終わりですね。そういえば、くちびるにくちびる残り二月尽というわたしの句がありました。若い頃の句で、字余りに気づかず「くちびる残りて」として朝日俳壇に投稿しました。それでも金子兜太先生がとってくださいました。朝日俳壇初投稿は、すでにアップした、「私の物語」巻頭の、「春の雨どちらともなく時計はづす」で、加藤楸邨選。朝日俳壇は簡単なのかと思ったら、そうでも
2020年2月24日 12:58
こんにちは、投稿14日目となりました。また、元のタイトルに戻してみました。いかがでしょうか?さて、今日の一句靴を履く背中見ている寒さかな女優・左時枝さんとの句画帖「私の物語」の中で、いちばん好きという声が多かった句です。今開催中の俳句の展示の案内状にも印刷されています。案内状を受け取った方から、「切ない御句」という感想もいただきました。読む人によって、いろんな情景が想像できるのでしょ
2020年2月23日 11:37
こんにちは、谷口桂子です。昨日に続いて、「私の物語」より今日の一句をタイトルに入れてみました。あまり変わり映えはしないでしょうか? 操作を間違えて、自分の投稿に「スキ」してしまいました。すみません。今日は天皇誕生日、私の誕生日でもあります。朝、目覚めて思ったのは、死ということ。昨年の父の死がこたえているのが、漠然とあったものが我がこととして考えるようになりました。生きてゆくということは一刻
2020年2月22日 18:07
こんばんは、谷口桂子です。「私の物語」より、今日の一句、タイトルに入れてみました。どうでしょう? いまだに、私の投稿が読まれているのかどうかわかりません。俳句の展示、前半の二週間が終了しました。先日、来ていただいた方から、白いいちごをいただきました。私は口にするのは初めて。味わうというより、鑑賞用のような美しさ。以前、ギフト用に青いバラを探したことがありました。ある花屋さんで見つけましたが