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かなり
2024年5月18日 23:45
何度も抜けてゆく空気が心に残っている。ひとつ。ふたつ。またねと声をかけてるように。言葉は消費して。最初から丁寧なものだと思わないで。笑わないで。さらわないで。このままがいいなんて、初めから嘘だって。小声の君が逃げてゆくみたいに、ステップを踏んで揶揄っている。ちょうどいい。猫の寝息。すーっと転がるショッピングカート。ごちゃごちゃと転がるショッピングカート。意味もなく反復する怠惰な身体。いつ
2024年5月6日 21:21
ヨルと生きる。走るのはクルマとおざかって にげているヒカリはむすぶこわれようとはしない。かりそめのからだとたましいのほほずり。ヨルと。ヨルと。
2024年4月10日 00:00
あの子は崩れる海と空の間に落ちてゆく煙みたいに流れて燕のように走ってゆく身体がずれた呼吸が震えるそれはおとぎ話のようにおかしくて、ふわりと誰かの夢の中で踊るみたいだった緩やかにあるいはこくこくとおわりそしてはじまりを迎える一瞬のこと2年前に撮った映像作品です↓
2024年2月14日 17:40
溶けた思考程度の知れた空間整えられた群衆は脳も思考もゴミに出して脇目も振らず行進してる青さに詰まる声 霞む空気サザンカに背を向けたあの子は綺麗な制服なんて着ない
2024年2月6日 23:21
冷たくなった時、終わっていた。急激に静かになるような気持ちだった。淡々と進んで、くらいままで、それもまた燃えていた。泣いたフリをしたのか泣いたのかわからないままで、正解は小さくなってゆくこのままどこかいってしまおうか煙が泣いている裸足のままのあなたのそばで
2024年1月31日 19:24
私には見えないのだけれどぐつぐつと煮込む心があるのだろうか私には見えないのだけれどつうつうと眠る意思があるのだろうか私には見えないのだけれど私には見せてないだけなのだろうか見えない 怒る 悲しむ 笑う 苦しむ 膨らむ 嘯く ふるるあーまったく一方通行な気がするのは私だけなのだろうか
2024年1月23日 23:59
波間雲の流れ小さな命が飛んだ意味ないこれっていつか救われるのか永遠のようでもう終わってる2段飛ばしでずるいななんだまたね
2024年1月7日 23:13
あお あお の下目が覚める 風鈴の音背中 滲む汗 喉が渇く 夏の日のこと
2024年1月6日 20:53
去年の10月に葉山で撮影してきました。ぜひ覗いてみてください。
2023年12月30日 17:49
あの頃の私残っていたのは蝉の抜け殻すっからかん何にも詰まっていなかった誰かにかけた言葉も日々の積み重ねも何にも詰まっていなかった愛していたはずの者たちも何にも詰まっていなかった隣の子の顔塗りつぶされた写真今だったその頃は鮮やかだったはずなのにいつしか生臭い強烈な今に色を盗られてしまったみたいだ思い出せないあの頃を蔑ろにしたら過去の積み重ねが消えて
2023年12月28日 20:05
めんどくさい時間を使う一歩踏み込めば違う?夢の中泣き叫ぶ簡単なことだな遠吠えが聞こえる鳴き声が聞こえる泣き声が、聞こえる
2023年12月23日 17:29
網に絡まる少し動いた物体の生波を聴いて切望も絶望も重複する青くなれない鳥はずっと幸せを嘆き矛盾に気づけない幼い危うさまだダメか逃げないように決めつけないでいて僕らはたはたと涙を流す
2023年12月19日 20:25
逃げたかっただけだったひたすら夢を描いてたいだけだったきっと逃げられると思ったこのなんとも言えない毎日に区切りをつけて圧倒的に刺激的な毎日になると思ったでもそれは違う物足りなさも人生でただ問題から逃げたかっただけで必要にしてたわけじゃなかったもうかっこつけないよだってもう意味ないよ
2023年12月15日 16:04
よわさをつけて ___________________________ かたちがみえた よこたわるものは いつもしゅうちゃく ______________________________ ゆるぐいし ゆうやけにとけて ____________