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【健康被害?】マクロビオティック(ベジタリアン、ヴィーガンなど)について。ダイエットというより宗教か

 菜食主義的食事法(動物性忌避の傾向のある食事法、マクロビオティック、玄米菜食、ベジタリアンやヴィーガンの食事法、、、)があります。

ヨガや瞑想に関心のある人の中には、こういった食事法に関心のある人も結構いると思われます。

これについて思うことを記しておこうと思います。

はじめに言っておきますが、こういった食事法の信奉者さん、申しわけないです。
気を悪くされるかもしれません。ゴメンナサイ。


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結論としては

 結論としては、栄養学に配慮しないやり方の菜食主義の食事は、これは偏食であって健康に良いとは考えられないです。
動物性食品の代替、サプリメント、栄養補助食品を利用するか、特殊な腸内細菌でも持っていない限りは長期間実践すべきではないと考えます。

特に若い成長期の人達は、マクロビや菜食主義は控えるべきと考えます。
忠実に実践すべきではないし、もし実践するなら栄養学をきちんと取り入れるべきと考えます。

また偏執的なマクロビ、玄米菜食、自然食の実践はフードファディズムだとも思います。


しかし菜食の実践にしばしば見られる動物愛護の精神や環境問題への関心については、実に共感同意できます。

私も過去に菜食、マクロビ(玄米菜食)を試したことがあります(主に健康上のリスクを考えてやめましたが)し、今でも動物愛護と環境問題の点で関心を持ち続けています。




 栄養学に配慮しないやり方の菜食が長期的なトレンドになることは考えられませんが、「アニマルウェルフェア(Animal Welfare)」に関しては、これは大きな潮流であろうと考えています。

アニマルウェルフェアについては、(主に経済合理的な観点から)批判的な意見もしばしば見られますが、これは既に長期的なトレンドが始まっていると思われます。

そもそも米欧の消費者・生産者の意識、政治、経済、投資、、、において動いている以上は押しとどめようがないものだと思われます。


マクロビオティックは「健康的な食事」と言えるのか?

 述べたように私はマクロビは偏食であり健康的な食事法だと考えません。

中学生の家庭科レベルの知識があれば説明不要なことではありますが、マクロビを忠実に実行すると、炭水化物と塩分、食物繊維以外は不足します。

マクロビでは肉類が避けられ、また食品について「陰性」、「陽性」などの思想があって、そのせいで野菜や果物であってもいくつかのものは忌避されたりするなどがあり、タンパク質、脂肪、各種ビタミン、ミネラルが不足します。


さらに少食が説かれるなどで、場合によっては炭水化物も食物繊維も不足することがあります。


 カツオなど魚介のダシすらも避けつつ、天然塩で作ったごま塩を振りかけた玄米ご飯ときんぴらゴボウばかり食べて、栄養失調で酷く痩せてふらふらしつつもマクロビを実践する人や、忠実に実践しようとして家庭がおかしくなる人がいたりで「マクロビはカルトなんじゃないか?」と思ったことがあります。


・食事法というよりかは精神世界、スピリチュアル。栄養学は無視

 そもそもマクロビは「健康的な食事」を目標とするものですらないと、私は考えます。
マクロビはそもそも精神世界(スピリチュアル)の実践だと考えられます。

関連note:【文殊利剣】 リンク集  健全な懐疑のために


 マクロビはスピリチュアルの実践であるというのは、提唱者の桜沢如一の書籍を読めば誰もが、そのまんま簡単に理解できると思います。

『無双原理・易』『新食養療法』『魔法のメガネ』『生命現象と環境』『永遠の少年』『宇宙の秩序』『東洋医学の哲学』『千二百年前の一自由人』『病気を治す術、病人を治す法』など、私は手に入るものは入手して読んだことがあります(読んだ後は全てブックオフに持って行きました)。


 非常に短く乱暴に要約するとマクロビオティックというのは、食に関しては、

「陰」「陽」が調和した食事法を心がけることによって、宇宙の真理と調和して「無限の自由」「永遠の幸福」「絶対の正義」へ至る方法である「無双原理」の実践

というものです。


 無限の自由、永遠の幸福、絶対の正義へ至る方法である「無双原理」です。夢想原理ではありません。
これはそのまんまズバリ精神世界、スピリチュアル、信仰です。栄養成分に配慮した食事法の実践ではそもそもありません。


 「玄米菜食で足りない栄養はどうするのか?」と聞かれて、「生体内原子転換」という珍妙不可思議なものを持ち出す人がマクロビ信奉者の中にたまにいるのは、これはスピリチュアル、信仰の実践だからです。

生体内原子転換で実際に栄養が補えていればよいのですが、栄養不良、貧血で顔色悪く痩せてフラフラしているマクロビの忠実な実践者を見ると、そんなことは起こってなさそうです。


 栄養学それ自体を否定する人もいます。

マクロビの実践で栄養不良で貧血になったり、痩せて体力が衰えたり、生理が止まったりするのは栄養学が示すとおりなのですが、しかしそれでも栄養学が正しいとしてしまうと、自分の信じるマクロビの正当性が危ぶまれるので困るというやつです。信仰です。

宗教信者にたまにある「自分達の教えは正しい。世の中が間違っている」というのと同じです。


 他には「体質および食品の陰陽のバランス」「腸内細菌」「瞑眩(めんげん、好転反応)」「咀嚼回数」などを持ち出す人がいます。

まさに夢想原理です。


スピリチュアルなので栄養学なんてお構いなしだし、「このマクロビの考え方で作られたクッキーはぼそぼそしてるけど、グラニュー糖やバター、卵は使ってるの?何の薄力粉使ってるの?」などと言われても、そんなことは知ったことではないのです。
(マクロビのクッキーは独特の滋味、風味があって美味しいと思ったことは私はあるのですが)


・マクロビの「陰」「陽」について

 知識として、マクロビの説く「陰」「陽」について触れます。

マクロビでは陰性食品、陽性食品といった区別があって重要な概念のようです。
これは中国思想や中国伝統医学、漢方にある陰陽とは似てるところがあるものですが、実際は違ったものです。


 マクロビの陰陽の性質、分類の詳細については人生に役立つ知識では全然ないので興味ある人は他の説明サイトを調べてもらいたいのですが、大ざっぱに言うと、動物性は陽性食品、植物性は陰性。

冬野菜や根菜(ニンジン、ゴボウなど)は陽性。夏野菜、ナス、キュウリは陰性。葉野菜もどちらかというと陰性もしくは中性。
ヤマイモ・自然薯は陽性、ジャガイモ、コンニャクは陰性。生野菜は陰性。

ワカメや昆布、ヒジキはたしか陽性だったような、、。


果物は大抵が陰性。しかしイチゴや温州ミカンは陽性だったような、、。
バナナなど南国系の果物は陰性。

梅干しは陽性。


白砂糖は陰性で黒砂糖は陽性だったような、、。


玄米は陽性。麦飯は玄米より陰性。白米はたしか陰性だったような、、。
緑茶やコーヒーはたしか陰性で番茶(三年番茶)やタンポポ茶は陽性だったような、、。

調理法としては火を使って調理すると陽性に向かうそうです。


 中国医学・思想では「陰平陽秘」と言って陰陽の調和が尊重されますが、マクロビでも同じく調和が説かれています。

しかし実際にはマクロビでは陽性が好まれます。
玄米に天然塩のごま塩振りかけて、きんぴらゴボウがおかずで、少食で、水分をあまり摂らないのが陽性でいいと、提唱者・桜沢如一の書籍に実際に書いてあります。


魚介類や鶏肉は少しはマシなのですが、牛豚は極陽性で忌避されます。
また白砂糖は極陰性で忌避されます。

精製塩は極陰性だったか極陽性だったかどちらか忘れましたが、やはり忌避されます。
天然塩は陽性だったハズです。

マクロビ実践者の中に白砂糖を極端に忌避する人や天然塩信仰の人がいますが、これはマクロビの思想によるものです。

こういった独自の陰陽思想の食事法を実践するのですが、栄養の必要性を無視したスピリチュアルなものなので、真面目で忠実な実践者ほど栄養不良などの問題が生じるわけです。


・野菜中心の食事や未精白穀物は健康には良いとは思うけれども

 野菜中心の食事や未精白もしくは精白度の低い穀物を取り入れた食事法は健康には良いと思います。
私自身も精白度の低い穀物は滋味豊かな風味があり好きです。

黒い固いぼそぼそしたパンが好きだし、玄米ご飯も好きです。
特に玄米ご飯は何回も噛んで食べると美味いです。

玄米ご飯に塩を振りかけただけのものも十分に美味いです。白米ご飯と違って冷えても美味いです。


 他の人もよく言うことなのですが、精白度の低い穀物には、脂っこい、味の濃い料理が合わないように思われるので、自然に健康的な食事内容になると思われます。


 マクロビ、玄米菜食の実践で体調が良くなったという人はいるようです。
確かに期間を決めての実践では体調が良くなる人もいるだろうとは感じました。

しかし長期の栄養学的な配慮の無い実践では栄養不良になると思われます。


・マクロビの被害。ほぼカルト

 マクロビは述べたように栄養学を取り入れた食事法ではなくて、スピリチュアルの実践なので、のめり込んで真面目に実践すると様々な問題が生じます。

今日ではブームも去ったので、マクロビ被害者も少なくなっているようです。
以前に調べていた頃にいろいろと聞きました。


 例えば夫婦のどちらかがマクロビの思想にハマって離婚や家庭崩壊、親が子どもに思想を押しつけて、子どもがおかしくなるとかです。
マクロビ実践者の家庭の子どもに白砂糖(や添加物)の入ったお菓子をあげたら問題になったとか。

ほぼカルト宗教問題っぽいものも多いです。


栄養不良状態でも頑なにマクロビ実践というのは結構聞きました。


 妊娠を契機に興味を持って、マクロビ料理教室まで通って「正しい方法」で真面目に実践していたら体調が悪くなり、医者に診てもらったら「栄養失調で母子共に危険な状態」と言われた、というのも聞いたことがあります。

小学生の子どものアトピーで悩む親が、「マクロビ実践の本部」みたいなところで「権威」とされる人に「食養相談」だったか「正食相談」だったかしてもらって、その通りに実践したら、活発に動き廻る子どもなのに、疲れ易くすぐに横になるようになり、おまけに実践期間中は身長の伸びも止まったのでやめたという話も聞いたことがあります。

その相談にのってもらった「マクロビの権威」の人も痩せて血色悪く全然健康そうに見えなかったそうです。


あとマクロビも菜食主義も「自然派」の人が多く、反ワクチンの人がやたらと多いという印象が私にはあります。

関連note:【ワクチン】苦しむ子ども。嘆く親。子どもも親も救われない。【予防接種】#育児#子育て

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菜食主義(ベジタリアンやヴィーガンの食事法)も同様の問題

 菜食主義(ベジタリアンの食事法)には様々な種類があるようなのですが、要は偏食なので、種類の区別には私は関心ないのでよく分からないし調べる気もないです。

とりあえずは魚介類、卵、乳製品、蜂蜜、、、などに関していろんな考え方があるようです。


問題点はマクロビオティックと共通するものが多いと思われます。
つまり栄養不良などです。
スピリチュアルに関係していることも多いようです。


「菜食主義は健康に悪いとか理解なさ過ぎ。海外では菜食主義の人が多いしベジタリアン向けのメニューも多い。セレブにもベジタリアンが多い。日本は遅れてる」なんて言う人もいるのですが、しかし、理解されようとされまいと、セレブや海外の動向がどうであろうと、宗教の教義になんとあろうと、人体には必要な栄養があるわけで、この栄養上の問題には真っ正面からごまかすことなく向き合うべきだと思われます。

タンパク質やミネラルの不足は、主義、思想、信仰心では補うことはできません。

参考:ヴィーガンをやめたアン・ハサウェイの体に起きたこと


海外では有名なヴィーガンのインフルエンサーが実は動物性食品を食べていたとか、同じくヴィーガンのインフルエンサーで、ずっと体調が悪くて生理もこない時もあったけど、肉を食べるようにしたら健康になったと発言したらSNSが炎上したとかが実際にあるわけで。

また親が子どもに菜食主義を押しつけるのは虐待にあたるという考えもあったりします。


主義、思想、信条、トレンド、ファッションがどうであれ、人体に必要な栄養素は摂らないといけません。

Twitter:(砂鉄ウニ)ネコサマがお膝にお乗りになられましたのさんのツイートです。完全に同意。


ちなみにヒンドゥー教の国 インドでは頭にターバン巻いて髭を伸ばしたシク(シーク)教徒が体格が良くて目立ったりしてます。

ヒンドゥー教には肉食忌避の思想・宗派があるのですが、シク教には肉食を禁じる教義が無くて肉類を子どもの頃から食べているからだとされます。

他には、シク教はヒンドゥー教と比べて世俗重視で教育・ビジネス熱心だったり、英国統治時代に少数派のシク教徒(やキリスト教徒、ジャイナ教徒、パーシー・ゾロアスター教徒など)が重用されたりの関係で、裕福な人も多くて栄養学的に良い内容の食事が出来るからというのもあるのかもしれません。
 (シク教徒の国、シク王国とイギリス東インド会社のシク戦争の後は、シク教徒と英国は比較的安定した関係)


関連参考:『鬼滅の刃』で煉獄さんが食べていたのはなぜ「牛鍋弁当」? 食文化史から考察


現代のヨガの一派で『クンダリーニ・ヨガ(Kundalini Yoga)』というのがあり、日本でも海外でもよく知られています。
検索すると白い衣装・ターバンを身につけた人が独特のヨガをやっている動画などが簡単に見つかります。

このヨガの派がターバンを巻いているのはシク教の影響です。
創始者ヨギ・バジャンがシク教徒だったからです。


スピリチュアルとの関係

 菜食はスピ、精神世界の界隈とも関係があります。

述べたようにマクロビオティックはスピリチュアルです。

 スピ系では「波動が下がる」とか「高級霊とつながらず低級霊と波長があってしまう」などの理由で肉食を避ける人がいます。


・新興宗教、西洋オカルト・神秘思想

 幕末・明治に誕生した神道系の宗教など、「四ツ足を食べてはならんぞよぉ~、共食いとなるぞよぉ~」など肉食忌避の教義を持ったものがあるようです。

こういった新興宗教で肉食忌避があるのは「死穢れ」「血穢れ」を避け身体を清浄に保つという信仰教義のためです。


 西洋でもマクロビが受け入れられましたが、これは栄養学的に優れているからではありません。
東洋からやってきた面白い健康法というのがウケたというのもありますが、そのスピリチュアル思想によるものが大きいと思われます。

西洋でマクロビが流行った時期というのは、東洋思想が西洋に大きく流入した時期でもあります。


 西洋における菜食主義の起源には諸説ありますが、注目されるのがピタゴラスです。

ピタゴラスの思想は知性的なものもあるようですが神秘的なものも多く、西洋オカルト、神秘思想に取り入れられたとされています。


他には重要人物としてスウェーデンボルグ(スヴェーデンボリ)に言及されることがあるようですが、私は詳しくは知りません。


西洋オカルティスト・神秘主義者にも菜食主義の賛同者が多かったようです。
例えば神智学の関係者にも菜食主義になった人はいたようです。
神智学協会の初代会長のオルコットや、指導者の一人であるリードビーター(レッドビーター)も菜食だったようです。

 人智学(アントロポゾフィー)の提唱者で「シュタイナー教育」で有名なルドルフ・シュタイナーは菜食には好意的ではあったようです。
シュタイナーは乳製品はすすめていたようだし、極端な菜食主義については批判していたようです。


オカルティスト・神秘主義者による菜食主義はしばしば動物愛護思想とも結びついていたようです。


 スピ、オカルトと関係があるかどうかは謎なのですが、ナチス・ドイツのヒトラーもベジタリアンだったという意見があります。

Wikipedia:アドルフ・ヒトラーのベジタリアニズム


・シルバーバーチ、日月神示、エドガー ケイシー

 スピ系で「霊言、神示、チャネリング、リーディング」とかの分野では、モーリス・バーバネルという「霊媒」が伝えたとされる「シルバーバーチの霊訓(メッセージ)」が菜食主義をすすめていたハズです。

シルバーバーチの霊訓を読んだことがあるのですが、たしか「肉食は残酷だ。必要ない。菜食だけで栄養は足りるように神(大霊)は人間を創造した」みたいな主張があったハズです。

動物愛護、及びそのための菜食主義の主張は一貫していたと記憶していますが、下に述べる「日月神示」ほどカルト的にうるさくはなかったハズです。


 岡本天明の「日月神示」も「死穢れ」「血穢れ」を避けるために「四ツ足を食べてはならんぞよぉ~ 共食いとなるぞよぉ~」で肉食忌避だったハズです。
「臣民(日本人)には肉類は禁止ぢゃぞよぉ~。牛を食べると牛に、豚を食べると豚になるのぢゃぞよぉ~」「肉食すると御魂(御霊、みたま)がけがれるぢゃぞよぉ~、悪い霊に憑かれるのぢゃぞよぉ~、尻の毛まで抜かれてしまうのぢゃぞよぉ~」みたいなノリで肉食禁止です。

↑↑このWiki編集には、あきらかに日月神示の信者、関係者が関わっていると思われます。信者が編集しているのは一目瞭然すぎ。オカルト雑誌『ムー』の記事みたい、笑。気味が悪いです。

人間の体は神の「生き宮」であるため清浄に保ち、「御魂磨き」のために少食・菜食を心がけ肉食を避けて、タンパク質をはじめほどんどの栄養素が不足して貧血になって血色悪く、ガリガリに痩せこけて、顔面蒼白、髪パサパサ、肌ガサガサ、体フラフラになっていた日月神示の信者もけっこういたようです。


 一方で「リーディング」で知られるエドガー・ケイシーに関しては菜食主義はすすめられていなかったハズです。

日本沈没などを予言した人です。


 エドガー・ケイシー関連本を読んだことがありますが、たしか「霊的なことに関心のある人は菜食主義に関心を持つ人も多い。しかし、物質的な身体には物質的な必要性があって、それは満たされる必要がある」「菜食主義をやるんだったら、肉食のかわりになるような栄養食品を摂れ」「特に成長期の子どもには肉類、動物性食品は必要だ」といった主張があったハズです。

滋養があるとしてレバーを食べることをすすめたり、病気の人に牛肉を煮込んで作ったスープのエキスをすすめることなどもあったようです。


 エドガー・ケイシーは病気治しの「遠隔透視リーディング」が有名のようです。
ある時の透視リーディングでの話。「コレコレをすれば良くなるだろう」という指示を与えたのですが、そのリーディングがなされた時点では既にそのクライアントは亡くなった後だったというのもあるようです。

こういったことなどがあるのですが、スピ系であるにも関わらず、菜食主義に関しては他と比べてわりと現実的な考え方をするんだなぁ、と思ったことがあります、。

参考文献
マイクル・シャーマー 著  岡田 靖史 訳  『なぜ人はニセ科学を信じるのか Ⅰ 奇妙な論理が蔓延するとき』 早川書房 2003  p.149~ 「第4章 逸脱   自然現象、超常現象、そしてエドガー・ケイシー」

マーティン・ガードナー 著  市場 泰男 訳  『奇妙な論理 Ⅱ なぜニセ科学に惹かれるのか』 早川書房 2003  p.194~  「ケイシーの心霊術的診断」

関連参考
ASIOS:超常現象の検証動画(有名な懐疑主義者ジェイムズ・ランディによるサイキックの検証)


まぁ、スピ界隈では神智学もスウェーデンボルグもシュタイナー、シルバーバーチ、日月神示、エドガー・ケイシーもブームは去ったわけですが。


 とにかく主義、思想はどうであれ、必要な栄養は摂りましょう!マクロビオティック、玄米菜食、菜食主義、自然食をやるんだったら栄養学にも配慮したやり方で! という事です。



マガジン:コンスピ(陰謀論+スピリチュアル)カルト