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【ワクチン】苦しむ子ども。嘆く親。子どもも親も救われない。【予防接種】 #育児 #子育て

【子どもも親も救われない】  予防接種、麻疹、亜急性硬化性全脳炎、、、

親「うちの子どもはみんな予防注射をしていません」

医者「大変だわ!園児は保育園を出ないように連絡して!」

医者「息子さんははしかです」

親「じゃぁ、心配ないわね

医者「保育園には連絡しました?……園児とその家族友人、接触した者全員が予防注射をうけているか調べてください……」……

親「……無責任な母親とはちがうの」「予防に関する文献をインターネットで読みあさったし……」

親「私は母乳主義よ。たくさんのワクチンで子どもの免疫システムが弱まるわ」

医者「免疫システムはワクチンで強化されるんです……」
……

医者「ウイルス感染で肺がダメージを受けて酸素が血液に取り込まれないんです」
「喉からチューブを入れて酸素を送り込みます」

親「呼吸を助ける機械につなぐのっ?!!

子どもも親も救われない、、、。

“じつは私は幼少期、予防接種の年齢前に麻疹にかかったことがあります。

麻疹サバイバーは急性期に治癒したとしても、その後長期にわたって「亜急性硬化性全脳炎(SSPE)」のリスクに怯えることになります。私の母親もずっと心配していたと言っていました。”


以下、誤情報がないように努めていますが、正確詳細な情報は医療機関など専門家に確認して下さい。


麻疹はしか、麻しん 麻疹ウイルスによるもの)

空気・飛沫・接触感染。麻疹ウイルスの感染力は非常に強く、予防接種などによる集団免疫が無い地域ではしばしば大流行。

免疫が無い場合には高い確率で発症。
特効薬は無し。対症療法のみ。

口内の湿疹。高熱など強い風邪の症状。顔、胴、腕、脚に鮮紅色の発疹。
中耳炎、肺炎、脳炎などの合併症が生じやすいとされます。後遺症や重症化にも注意が必要とされます。

妊娠中は重症化リスクが高まるとされます。

妊娠中は胎児への影響が考慮されMRワクチン(麻疹風疹混合ワクチン)の接種はできません。また接種後2ヶ月間は避妊が必要とされます。
妊娠中に麻疹患者に接触するなどで感染の可能性がある場合には、発症や症状を抑えるために投薬がなされることがあるようです。

風疹などとは違って、麻疹感染による先天異常などの胎児への影響は大きくはないとされます。
しかし流産、早産、羊水量の異常、胎児の発育への悪影響、出産時の新生児への感染、、、といったリスクは高まるとされます。

免疫を持たない母親から生まれた新生児が感染すると重症化リスクが高いとされます。

東京都感染症情報センター:麻しんQ&A I 麻しんの基礎知識

青鹿ユウ@漫画家子育て中さんのnoteの記事


 混同しやすいものに風疹(風しん)があります。風疹ウイルスによるものです。これも感染力が強いとされます。
主に飛沫・接触感染によるとされ、感染予防にはマスクや手洗い、消毒が重要とされます。

これも対症療法のみ。

麻疹と比べると、ウイルスに感染しても症状が出ないことが多く、その場合には不顕性感染となります。不顕性感染でも他者へ感染リスクはあります

風邪の症状。頚部、後頭部のリンパ節の腫れ。全身の発疹。関節炎。

巷では麻疹と比べて軽症で合併症などによる重症化や後遺症のリスクも小さいと言われたり、また症状も短期で落ち着くことも多いため3日はしか(3日で治るはしか)と言われることもあるようです。

しかし実際には脳炎など合併症や重症化・後遺症リスクは決して無視できないとされます。

また忘れてはならないのは先天性風疹症候群です。
免疫のない女性が妊娠初期(妊娠20週頃まで)に風疹ウイルスに感染にすると高い確率で胎児に先天異常が生じるとされます。
妊娠の初期であればあるほど先天異常のリスクが高まるとされます。

たとえ妊娠中の女性が不顕性感染でも先天性風疹症候群のリスクはあります。

妊婦さん本人だけではなくて集団免疫による予防が周知される必要があります。

述べたように妊娠中は胎児への影響が考慮されMRワクチン(麻疹風疹混合ワクチン)の接種はできません


亜急性硬化性全脳炎(SSPE)・・・指定難病。麻疹ウイルスによる脳炎。数年の潜伏期間。徐々に進行する(亜急性の)神経症状(運動障害や知的障害→→意識消失)。
予後悪い。根本的な治療法はまだ無し

あまり知られていないのですが、麻疹で失明することもあります。
津軽三味線の名人、高橋竹山は3歳の時に麻疹で半失明してしまいました。


昔は「疱瘡(天然痘)は見目定め、麻疹は命定め」なんて言われていたようです。
天然痘は瘢痕(あばた)を残し、麻疹は死ぬことがあるという意味です。


医者「……息子さんの肺の感染症は …… ニューモシスチス肺炎だとわかりました。これも免疫システムが機能しないときだけに発症します」
「HIVの検査が必要です」
……

親「エイズウイルス説を振りかざすの?」……「公害や薬害が本当の原因なのに、素知らぬ顔をしてウイルス説を持ち出してワクチンを売りつけるの。私は診断されて以来 …… ……」

医者「ちょっとまった!あなたも感染を!?」

親「感染してるんじゃなくてHIVウイルスをキャリーしているだけで……」

医者「HIVがエイズの原因になることは?」

親「信じないわ

医者「頭がどうかしている!!」

、、、本当に子どもも親も救われない、、、。


今の陰謀論の人はどうなんだろう。エイズ否認主義っているのかな。

関連note:「ワクチンなんて意味なし!イスラエルを見ろ!」の件。ワクチンと変異ウイルス 他  >>  ワクチンと変異ウイルス、エイズ否認主義 他

今の反ワクチン陰謀論の人はいったい何をどこまで信じているのか分かんないよ。
爬虫類人種とかゴム人間とか真に受けてるんだもん。「地球は平らだ。木星や土星は存在しない」とか言ってるんだぜ?

ビル・ゲイツの陰謀を信じて、新コロの存在を否定して、ワクチンに寄生虫や酸化グラフェンが入っているというデマを真に受けて「5Gに接続」「2年後に死ぬ」とか言ってるような人が、HIVを否定するってじゅうぶんにあり得そう、、、、。
肺炎球菌とか梅毒トレポネーマとかも否定しても全然不思議じゃない、じゅうぶんにあり得そう、、、、。

今の陰謀論者だったらありえる、、、なんでこんな世の中になったんだろう。


新コロ禍の中でよく見聞きするようになった反ワクチン陰謀論は、公衆衛生上の脅威であり、人々の精神を蝕み、無数の苦しみと悲痛と怨嗟を生み出す魑魅魍魎の化け物であると考えます。

知識を持って戦うべきだと考えます。


【親の愛】 水痘、水ぼうそうパーティー、

親の愛。

“うちの母は絶対やらなかった。
母は水痘ではないけど、麻しんに罹患してで聴覚を失ったから。
自分の子供や孫にはそんなつらい思いは絶対させないという強い愛があったから。”


水痘(みずぼうそう)

水痘・帯状疱疹ウイルスによるもの。感染力は強いとされる。
空気・飛沫・接触感染。

全身の発疹、水疱。かゆみ。発熱。
軽症のことが多いとされていますが、脳炎や肺炎などの合併症・後遺症のリスクはあります。

妊娠中は肺炎、高熱、脱水症状などで重症化リスク、死亡リスクが高まるとされます。
また早産や流産、胎児の発育不全、、などのリスクも高まるとされます。

妊娠20週頃までの期間では胎児に先天異常が生じるリスクがあります(先天性水痘症候群)。
新生児水痘では重症化・死亡リスクが高いとされます。

症状がおさまっても、ウイルス自体は体内の神経節に残り、ストレスなどで免疫力が弱まると帯状疱疹として症状があらわれることがあります。
抗ウイルス薬はありますが神経節に入りこんだウイルスは現在の医学では完全には除去できません

水痘ワクチンも妊娠中は接種できません。また接種後に一定期間の避妊が必要とされます。


反ワク自然派に『水ぼうそうパーティー』とかあるようですばかなの?

サウスパークであったやつです。

サウスパークの登場人物もアレだけど、子どもに水ぼうそう移してもらおうとかの人もアレだよね。

ハンド症候群⇒ハント症候群

※ハント症候群・・・水痘帯状疱疹ウイルスによるもの。顔面神経麻痺、難聴、耳鳴り、外耳炎、味覚障害、目の乾燥、、、、。脳神経へのウィルス感染により重篤例も。

自分の子どもを「水ぼうそうパーティー」に参加させるようなサウスパークのキャラクターなみにいかれている人は、髄膜炎などの重症化例に用心してください。確率は小さいですが。

親ガチャでは実に不運でしたが「水ぼうそうパーティー重症化確率ガチャ」では、お子さんは好運にも当たりクジを引くといいですね。

親の愛。


【気を確かに持て。人の子の親だろ】  反ワク、おたふく風邪(ムンプス)、、、

偏りのある自然派系とか反ワクチン反マスク陰謀論系ってやたらと「子ども達のために」「子ども達の未来のために」とか言ってるけど、それらは全然免罪符になりません。

そんなセリフ言っていて歯が浮いたりしませんか?何か自分がやっていることに後ろめたさがあって言っているのですか?

それとも真の目的が他にあって、それを隠すために言っているのですか?
例えばスピリチュアルや宗教的な目的があったりなど。

心に残ったところに蛍光ペンで線を引いたり、付箋をしたりして熱心に読んで周りの人にもすすめて、amazonで「御用学者ではない真実の医者による告発本!必読書!」とかレビューしているその反ワクチン本を真に受けてどーすんだ?

あーいった本はエンターテインメント、フィクションですよ?


正気を保て。気を確かに持て。人の子の親だろ。

“おたふく風邪(未ワクチン接種)に罹患した長男ですが、ムンプス難聴で左耳が失聴しました。。。
田舎なので「うつしてもらった方が…」の風潮でしたが、未だに後悔が止まりません。親御さんには知識を持って戦ってもらいたい。

おたふく風邪ムンプス流行性耳下腺炎

ムンプスウイルスによるもの。飛沫・接触感染とされる。感染力は強いとされる。
特効薬は無し。対症療法のみ。

耳の下、顎のえら付近(耳下腺、顎下腺、唾液腺、、、)の腫れ。飲み込む時の痛み。他、風邪に似た症状。
症状の出ない不顕性感染のこともあり、この場合でも他者への感染リスクはあり。

風疹などとは違って、先天異常など胎児への影響は大きくはないとされますが、特に妊娠初期には流産のリスクが高まるとされます。

「子どもの時は軽症で済むので感染して免疫をつけた方がよい」と昔はよく言われていたようですが(反ワクチン自然派の人は今でもそう言っていますが)、今日では真に受けるべきではありません。

合併症・後遺症として膵炎や髄膜炎。代表的なものが聴力障害、難聴(ムンプス難聴)です。
他に精巣炎・卵巣炎。生殖機能が障害されることがあります(特に思春期以降)。

おたふく風邪のワクチンも妊娠中は接種はできません。接種後に一定期間の避妊が必要とされます。



“地獄見たことなんぞ自慢にもならないけど
麻疹自然感染後10年以上経って発症した亜急性硬化性全脳炎で未来を全部奪われた中学生とその親の嘆きとか、
Hibワクチンがなかった頃の髄液検査で白濁したあの液体が出てきた瞬間の小児科医の顔とか、
あれ見ちゃうとワクチンいらないとか言えないよ。”

“ふだんは患者に説教などしないが、母子手帳のワクチン欄がまっ白なのに、新コロが怖いからとBCG希望してきた親に、怒りのあまり懇懇と説教してしまった…”

子育て中の家庭は要注意ですね。育児の悩みなどで不安などがあると、つけ込まれやすいのかもしれません。


【見えない幸せ】破傷風、ジフテリア、小児ポリオ、狂犬病

予防接種、ワクチンによって守られている命があります。

↑↑ちなみに破傷風感染による免疫は成立しないとされます。ワクチン接種一択です。
ワクチン、ワクチソ、枠珍、惑チン、ワクワク、ワンクーチン、seshです。

破傷風は結構ヤバイやつです。
破傷風菌の出す毒素の強烈な作用によって、意志に関係なく筋肉が激しく痙攣して患者の断末魔のうめき声と共に、背骨がバキバキと折れたりします。

三木卓の小説『震える舌』、これを原作にした野村芳太郎 監督の映画は破傷風が扱われています。

医療情報に関してWikipediaを参考にするのはどうかとも思いますが、、、↓↓

症状
…… 重症の場合は全身の強直性痙攣を引き起こし、舌を噛んで出血したり、背骨を骨折することもある。この作用機序と毒素(および抗毒素)は1889〜1890年(明治22〜23年)、北里柴三郎により世界で初めて発見される。”

“神経毒による症状が激烈である割に作用範囲が筋肉に留まるため、意識混濁はなく鮮明である場合が多い。このため患者は、絶命に至るまで症状に苦しめられ、古来より恐れられる要因となっている。”

予後
破傷風の死亡率は50%である。成人でも15〜60%、新生児に至っては80〜90%と高率である。新生児破傷風は生存しても難聴をきたすことがある。
治療体制が整っていない地域や戦場では、さらに高い致死率を示す。 ”
 Wikipedia:破傷風

破傷風による筋肉の発作で苦しむ人の絵(1809年チャールズ・ベル作)”がWikiにあります。

BuzzFeed News:反ワクチン派の両親のもとで少年が破傷風にかかり、9000万円を超える治療費を抱えることに


ジフテリア
も怖い病気ですが、知らない人もいるのではないでしょうか。
先進国では予防接種により珍しいものになりました。

口の奥に膜(偽膜)ができたりします。心臓、肝臓、腎臓、目、耳、脳などの全身に影響が及ぶことがあります。
小さい子どもや高齢者では致死率は20%くらいあるとされ、後遺症が残ることもあります。

小児ポリオ(急性灰白髄炎)も悲劇を生み出す病気です。「小児麻痺」。
ポリオウイルスによるものであり小児が発症しやすいです。

神経系を障害し中枢神経を侵し、呼吸機能の障害などにより死亡です。
生存した場合でも筋力低下や手脚の麻痺が残ることがあります。
治療法は無く予防のみとされます。

ポリオ発生国は現在でもありますが、日本では「小2トリオ?何ソレ、小学生ユーチューバー?」みたいな人も多いのではないでしょうか?
これも予防接種の恩恵です。

関連note:ミック・ジャガーさん、反ワクチン・陰謀論の歌を歌ってしまう >> 人々はポリオで死んでいった。次の日には姿を消していた。


狂犬病
については反ワクの人達はどう考えているのでしょうか?

狂犬病は激ヤバです。海外では発生しています。欧米先進国でも要注意とされます。
発症後の治療法は確立されておらず予後は絶望的であり確実に死ぬとされます。
しかし治療法の研究はあってアメリカでは僅かに生存例があるようですが。

ラブドウイルス科リッサウイルス(Lyssavirus)属の狂犬病ウイルスによるものなのですが、この リッサLyssa)はギリシャ神話からきてます。

ギリシャ神話ではLyssaとは発狂、狂乱、激怒を意味する精神、状態、女神とされます。

感染して発症すると脳・中枢神経が蝕まれ、文字通り異様興奮、恐怖狂躁、過剰攻撃性、幻覚、感覚異常過敏、精神錯乱の阿鼻叫喚の地獄絵図です。
それから全身麻痺→→昏睡→→呼吸障害そして死亡です。

世界では年間6万人近くが狂犬病の犠牲になっているようです。
最も多いのがヨガや瞑想、宗教の神秘の国インドで3万人くらいとされます。

インド現地では伝統療法のアーユルヴェーダや薬草・ハーブ、聖者の祝福、神々への祈り、悪魔払いなどで対応されることがあるようですが、、さすがに狂犬病ウイルスには効きません。


反ワクチン――死に至る選択。 KNOW VPD!ワクチンで防げる病気

反ワク自然派陰謀論系は、脳ミソに錆びた釘が突き刺さっていて電波障害を引き起こしているためだとは思われるのですが、尋常でないほどのことを思いついて、そのまま思いつきで主張します。

例えば「天然痘、日本脳炎、ジフテリア、小児ポリオ、肺結核、、、、には予防接種は効果が無い。
それらを克服したり減少させたりしたのは全て衛生状態と栄養状態の向上で説明できてワクチンは一切関係ない」なんていいますただのばかです。

※ ちなみに結核は昔の病気と思われがちですが日本でも今でもあります。先進国の中では残念ながら多い方です。
結核菌は肺以外の臓器、リンパ節、目、耳、骨、関節、、、、まで侵すことがあります。腎結核、脊椎カリエス、髄膜炎など。生殖機能が障害されることもあります。

海外で結核が蔓延して、かつワクチンや医薬医療が機能していない地域では、20代といった若年者の死因の上位のところもあります。


また反ワクはヒトパピローマウイルス(HPV)は子宮頸がんとも関係がないとも主張します。エイズ否認主義みたいなものです。

子宮頸がんの原因の全ては農薬、化学肥料、食品添加物、化学物質、ワクチン、不健康な生活、、、のせいであり、HPVは一切関係ないという主張です。
さらにHPVワクチンはウイルス感染には効果がないという主張がなされることもあります。

まともではないです。


KNOW VPD! ワクチンで防げる病気


楽天ROOM:【本】コンスピ関連


今の新コロ騒動に影響されて反ワクの人にならないよう気をつけましょう。
ヨガや瞑想、自然派、スピなどの人は特に気をつけて下さい。


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