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港南アール法律事務所の法律コラムnote
2024年1月18日 09:24
はじめに最近は相続に関する話題が多く、インターネットを通じて相続対策の情報をたくさん集めることができます。また相続対策や相続に関連する本も出版されています。これらを活用することで、自分でも相続対策ができると考えられる方も多くいらっしゃいます。またトラブルになっていないのに弁護士に相談する必要もないのではないか、と考える方も多いのではないでしょうか?では相続のことを弁護士に相談する理由は
2024年1月10日 09:06
はじめに今回も老後のための準備についてお話しします。今回は相続の時にどんな問題が起こるのか、その一例についてお話します。ご自身の財産を誰に引き継いでほしいですか??自分が亡くなった後、財産を引き継いでほしい方はいますか?これは多くの人にとって重要な問題です。まず遺言を作っていない場合、法律で決められた方(法定相続人と言います)が相続をします。しかし誰が相続人になるかは、家族構成に
2024年1月9日 17:32
はじめに前回に引き続き、老後・セカンドライフの準備についてお話します。トラブルになってしまった事例を目の当たりにしていますが、そのようなことが起きないよう、当事務所としておすすめの方法をお話しします。現時点での財産、収入、支出を把握しましょう安心した老後のために、ご自身の生活にどれくらいお金がかかるのか、またご自身にはどれくらいの財産があるのか、どれくらいの収入が見込めるのかを把握すること
2024年1月8日 14:12
はじめに穏やかで安心できる老後を過したい。」とお考えの方も多いと思います。では「安心できる老後」、「穏やかな老後」とは、具体的にどういう状況でしょうか?今回はこの点についてお話をします。どんな生活をしたいか、具体的にイメージをしてみましょう「安心」、「穏やか」は抽象的な言葉なので、なんとなく希望はあるけれど、具体的なイメージをしたことがない方も多いのではないでしょうか。同じように、老後
2024年1月8日 10:42
はじめに今回も今からできる生前対策についてお話をします。今回は、ご本人が亡くなったあとにおきる「相続対策に目を向けてみたいと思います。「相続対策」で考えられる手段は??相続対策で考えられるのが「相続税対策」と「相続トラブル対策」が挙げられます。相続税対策については話題に上ることも多く、漠然と相続税は高いものだという意識もあるかもしれません(不安を煽るような記事も多いので)。この場合
2024年1月5日 13:07
生前対策って何?最近、生前対策について話題に上ることが多いように感じます。生前対策は法律上の用語ではなく、正確な定義があるわけではありませんん。生前対策=相続対策というように考えられる方も多くいらっしゃいますが、例えば突然の病気や事故によって、ご本人の意思確認ができなくなってしまった場合への対策も含まれる、と考えます。このような事態が起きてしまった場合に備えて、ご家族や周りの方が慌てず
2024年1月5日 09:02
相続対策などを始める良いきっかけに年末年始に久しぶりに帰省された、という方も多いのではないでしょうか?このような時期に、ご両親の年齢が70を超えている方にお勧めしているのが、相続対策とご両親の老後の準備を始めることです。昔と比べて、70歳と言っても元気な方は本当に多いと思います。ただ当事務所にご相談をいただく方の中には、両親の相続対策を始めようと思った時には認知症になってしまっていたり、
2023年12月29日 14:28
はじめに相続の時に使途不明金問題が起きてしまった場合、遺産分割協議にも影響をすることをお話ししました。では、実際にそのような問題が起きないように、または起きてしまった場合にはどのように対処すればよいのでしょうか?今回は使途不明金問題が起きないように、また起きてしまってもトラブルが最小限になるような対策についてお話します。生前からできることまず、家族とは言え通帳を管理する以上、管理につい
2023年12月29日 14:20
はじめに前回に引き続き、相続の時の使途不明金問題についてお話しします。 被相続人が亡くなったあと、生前の預貯金の使途について、相続人間でトラブルが起きてしまったケースを想定します。遺産分割協議に入ることができない??この場合、BさんとCさんとの間で生前の預貯金の使途について争いが生じてしまうと、遺産分割協議に入ることができない場合があります。遺産分割協議においては、対象となる遺産の特
2023年12月29日 13:30
はじめに相続のご相談をいただく際に、「使途不明金問題」についてもご相談をいただくことが増えています。今回から相続時の使途不明金問題について取り上げていきます。「使途不明金問題」って何??まず、相続時の使途不明金については、法律上の用語ではないので、明確な定義はありません。一般的には、「被相続人の預貯金について、生前に行われた、理由が分からない引き出し・送金」を指すことが多いかと思われま
2023年12月23日 15:45
はじめに自筆証書遺言、公正証書遺言とお話をしてきましたが、今回はどの方法で遺言を作成すればよいのか、についてお話しします。相続トラブルの発生の可能性はあるのか結論から言えば、遺言を作成する時点で相続トラブルが発生する可能性が高そうであれば、公正証書遺言を作成することをお勧めします。相続トラブルが発生する可能性が高いケースはいろいろありますが、次のような場合は一般的にトラブルが起きる可能性
2023年12月23日 14:00
はじめに前回は自筆証書遺言についてお話しをしたので、今回は公正証書遺言についてお話しします。公正証書遺言のメリット、当事務所が公正証書遺言の作成をお勧めする理由についてもお伝えします。公正証書遺言のメリット・デメリット公正証書遺言は、簡単に言ってしまえば、公証人と証人2名の目の前で遺言の内容を伝え、公証人がそれを文書にしたものを遺言者・証人に読み聞かせ(または閲覧させ)、内容に間違いがな
2023年12月23日 13:41
はじめに相続問題の対策の上では、遺言作成は非常に有効な手段です。では、この遺言ですが、どのように作成すればよいのでしょうか??今回はこの遺言についてお話します。まず、遺言は要式行為とされており、法律に定められた形式に則って作成する必要があります。そのため録音や録画データ、パソコンのワープロソフトで作って打ち出したものなどは、遺言としては認められません(2023年12月現在)。ここで一
2023年12月21日 15:13
子どもがいない夫婦は相続問題が起きやすい??今回は相続問題が起きやすい「子どもがいない夫婦」の相続についてご紹介します。相続人が配偶者と兄弟姉妹の場合この場合、B、C、Dさんがどこに住んでいるか分からず、その住所から調査する必要がある場合も多くあります。またBCDさんも高齢という場合も多く、もし認知症などで判断能力が失われているということになれば、遺産分割の話し合い自体ができないというケ