「トラブルも起きていないのに相続のことを弁護士に相談する理由はなに？？」
はじめに
最近は相続に関する話題が多く、インターネットを通じて相続対策の情報をたくさん集めることができます。また相続対策や相続に関連する本も出版されています。
これらを活用することで、自分でも相続対策ができると考えられる方も多くいらっしゃいます。
またトラブルになっていないのに弁護士に相談する必要もないのではないか、と考える方も多いのではないでしょうか？
では相続のことを弁護士に相談する理由は何でしょうか？？
今回はこの点をお話します。
情報は取捨選択が大事
まず、先ほど挙げたインターネットや書籍からの情報は有益なものも多くあります。
ただ多くの方向けに書かれている関係上、どうしても一般的なお話になってしまう場合が多くみられます。その情報がその方に直接当てはまるのかどうか、という点は自分で判断する必要があります。
またインターネット上の情報は、正しいとまで言えないこと（極端な結論）が書かれていることもあります。
そのため情報収集をしても、自分に本当に必要な情報が得られなかったり、情報に矛盾があったりする場合もあります。
このような関係から、ご自身の家族構成や資産の状況によっては、一般的な知識だけでは対処しきれないこともあります。ご自身が置かれている状況や問題点、そして解決策をご自身だけで正確に判断することが困難な場合もあります。
弁護士に相談するメリット
弁護士はご相談者から事情を詳しくお伺いすることで、その方の置かれている状況を把握し、その方にあった解決策を提案することが可能です。
特に弁護士は法律の専門家であり、相続だけでなく、それに関連するトラブルの解決の経験も豊富です。
そのため、その方に発生する可能性のあるトラブルをお伝えし、対処法を提案することができます。
このように、相続のトラブルが発生している場合はもちろんのこと、トラブルが発生していなくても段階で弁護士に相談することで、将来的なトラブル発生の可能性を検討することができ、ご相談者も気づいていなかったリスクを洗い出し、対策を建てることも可能となります。
老後や自分が亡くなった時の不安から相続対策を考える方も多いかと思いますが、弁護士に相談することで、より安心した老後を過ごすことができると言えます。
健康診断と同じように、そもそも問題が起きる可能性があるのかを確認するためにも、まずは弁護士に相談してみることをお勧めします！
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