あなたの好きな青春小説は?

そういえば、昨日参加した読書会では青春小説らしいものが2冊しかありませんでした。

とか何とか言っている私が紹介したのは、エッセイ(笑)。
私にとって夏と言えば「青春小説」なんですよね。
ほら、出版社が「ナツイチ」とか言って「青春小説」とか「純文学」読めって煽るし。
あと、学生時代だと読書感想文の季節ですしね。
夏休みは時間があるので本をたくさん読んだものです。
あらためて好きな青春小説って何かな?と考えた時に思い浮かぶのは、宮本輝の「青が散る」です。
ある青年が大学に入学し卒業するまでのお話(だった気がする)。
大学で出会った少女(確か名前は夏子)が大人の女性になっていくさまを青年の目を通して描いていきます。
宮本輝さんは、女性のいやーな部分もきちんと書いておられるので信用できるな、と思って読んでいました。
女性をよくご存知です。
あともう1つは、川端康成の「みずうみ」です。
note「令和最初の読書感想文コンクール」にも書いてあるのですが、私が初めて文学的挫折を経験した事件に関係する作品です。
関西テレビで放送していた「文學ト云フ事」という小説の予告編番組で紹介していたのを観て読み始めました。
川端康成の美しい日本語と変態性、少女傾倒が詰め込まれた作品。
上の動画は、「文學ト云フ事」で「みずうみ」が紹介された時のもの。
ぜひ、ご覧になってみてください。
因みにこの番組の作品では、「美徳のよろめき」もオススメです。
てなわけで、皆さんのオススメの青春小説って何ですか?
よかったら教えてくださいませ〜。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?