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社会建築家としてのスクラムマスター

社会建築家としてのスクラムマスター

0. YESの言葉から始めよう!本記事では、ピーター・ブロックのYESの言葉から始めよう!という書籍から、

コミットメントを取り戻すために

社会建築家とはなにか
で重要な部分を抜粋し、自分にとって意味のある、価値のある仕事をするには何が必要なのか、そのために社会建築家というアーキタイプはなぜ必要なのか、社会建築家とスクラムマスターの共通点を探究しようと思います。

この本は、タイトルがもったい

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スクラムマスターのORSC®(システムコーチング)の活用方法〜優れたスクラムマスターになるため〜

最近、システムコーチング®を学ぶスクラムマスターの方やアジャイルコーチの方が増えてきましたので、アジャイルな現場でのORSC®活用方法を記事にしてみました。
もしよければご参照頂ければと思います。(Google Documentで記載したのですが良いWeb公開方法がよくわからず、一旦以下のような形で公開しています)

Scrumにおける「コミットメント」の意味

Scrumは5つの価値基準(コミットメント、勇気、フォーカス、オープンネス、リスペクト)があり、それらをチームメンバーが大切にすることによって、Scrumの価値は最大化されるとあります。

そのうちの一つ、コミットメント(Commitment)について、誤解しているチームが多いです。

Scrumの生みの親の1人である、Kenは、コミットメントについて以下のように語っています。

つまり、Comm

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とあるアジャイルの役に立つリスト

アジャイルソフトウェア開発宣言は、4つの価値とその背後にある12の原則から成り立ちますが、技術プラクティスや組織的な原則がごっちゃになってわかりづらいです。そこで以下のように再定義する、とバートランドメイヤーさんが書いています。なかなかシンプルでわかりやすいなと思ったので、載せてみました。

Agile Principle(アジャイルの原則)
組織的
1. 顧客を中心に置く
2. チームを自己組織

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スクラムマスターの真の役割

最近はよくスクラムについてのレクチャーを実施させて頂いたりするのですが、スクラムマスターの役割について聞かれることがしばしばあります。

スクラムマスターの役割は、スクラムガイドには記載されていますが、私は実際このガイドの書き方では、インパクトが足りていないと考えています。

スクラムマスターの真の役割は、
『1スプリントでチームが『出荷可能な製品(Shippable Product Increm

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