わたしは　　たぶん　　ぶきよう　　なんだろう。現代詩。

正しさを教えてほしいといった

正しさを教えてほしいといった

それは

なんか

たぶん

ほんきだと

おもう。

ひとに

ほんねを

いうと

わらわれたり

はずかしかったりする

なんか

息苦しい感じは

わかってた。
　
けれども。

正しさを教えてほしいといった

正しさを教えてほしいといった

それは

本質
　
本音

わたしは

たぶん

ぶきようなんだろう。

わかってた。

わかりたかった。

今日も

歯磨き粉が

服についた。

それは

しみになる。

わかってるのに。

ついた。

なんども

ついた。

わたしの

ふくに

ついた。

わたしは

たぶん

ぶきようなんだろう。

わかってた。

わかってた。

たぶん

最近気づいた。

けれども。

其れは

しらないふりした。

それでよかった。

それしかなかった。

もうなにも

失いたくなった。

たぶん

なんか

わかってた。

じぶんを

否定も

肯定もするな。

ただ

歯磨き粉が

服についた。