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|低山ハイク|通行止めとダイトレ起点、二上山〜銀峰〜雄岳(第26経塚)〜屯鶴峯(どんづるぼう)

2023年10月15日 
近鉄「二上山」駅、9時半着。
踏切を渡って突き当たりを右へ。

住宅街を抜ける道順もあるが、ぐるっと回って登山口へ
もう、枯れていく彼岸花。

二上山登山口。葛城市のマップの表記は、上ノ池横登山口。

登山口には通行止めの案内!

noteのフォローしているKumokichiさんの記事によると、
「二上神社口」方面からの登山道も通行止めになっているとのこと。
それを読んでいたので「通行止めのご案内」を見ても驚かなかった、
ありがたいです。

葛城市のHP、通行止め情報を確認すると

「二上山」と「二上神社口」からの2つのルート合流後が
通行止めになっていた。
ただ今回は、そこは通らない「銀峰」ルートを予定していたので、
獣避けのドアのカギを開けて閉じて、出発。

いつ来ても、このスタート地点の道は気持ちいい。
おまけに今日は前日の雨のおかげで、空気がスッキリしている。
ただ、地面は湿っているが気になる。

もう下山の人がチラホラと。

池を越えると、右手に案内板が新しく出来ていた。

「銀峰」へは右の道、細い道を上る。
真っ直ぐの「六合目」を過ぎてからが通行止めのようだ。

木の根の道、左右にも細い枝道があるが、一番高い道を歩く。

湿った木の根は、滑りやすい。

右から、細い道が合流した頃から、岩場の急坂が続く、結構きつい。
手も使って歩く。

しばらくすると地道になり緩やかな上り、
上りきる頃、分岐の上部に新しく看板ができ、コースがわかりやすい。
左折し、上り道を行く。

ここから銀峰山頂へ、

だんだんと植栽が変わり、いろんな種類の木々の雑木林。
この辺から銀峰への道が良い、特に晩秋から冬枯れの頃は特別。

尾根道を行く。

上りきると、ベンチのある休憩場。
先客が、シャツを脱いで着替えていたので、ここでは止まらず進む。

サクサク歩くが、ガスってきて小雨も、大丈夫か。

やがて、右手に銀峰のプレート。

そのまま歩き、ここを過ぎると下り道。
しばらく歩いくと、また上り道が続く。
階段上り疲れた頃に、新しいベンチがあり休憩、
ベンチや看板など、少しづつ手入れがされていて、ありがたい。

別の道からお爺さん、下を向いたまま上ってくる。
このベンチを目指していたのか、先客の私に気がつくと
ほんとに残念そうな顔をしながら、隣に座る。
(、、、いやあ、もう行きますから、、、)と、心でつぶやき
立ち去ろうとすると
「悪いなあ」と、お爺さん。
「いえいえ、十分休みましたから」と言って分かれる。

風は強いが、天気は良くなる。
何度かの階段道を上りきると、
見晴らしの良い「出逢いの広場」10:45着。

右側、遠くにPLの塔?

風が強いので、上からカッパを着て昼食。

隣のハイカーが去り際に、独り言のように
「台風みたいやな」
「ねえ」と、曖昧な返事を返し見送る。

見晴らしを右手にここを出て、雄岳の山頂、517.2m。

そのまま歩くと、葛木二上神社、参拝。
内部にある木は、榊だそうだ。


そして葛城二十八宿、第二十六番経塚もある。
お賽銭が綺麗に積んであった。

役行者が法華経を埋納したとされる経塚。和歌山の友ヶ島から和泉山脈、金剛、葛城、二上山を経て奈良県大和川の亀の瀬まで、山やその付近の寺社を中心にその経塚は二十八ヶ所ある。ダイトレを歩いていると、あちこちで見かける。
経塚とは平安時代の末法思想により,仏教経典を書写し,仏法滅亡後の経典の消滅に備えて地下に埋納し,その上に小さな塚を築いたということだ。

さらに東へ進むと、大津皇子のお墓がある。


やっぱり暑いのでカッパは脱ぐ。
来た道を戻り、馬の背へ階段が続く。

馬の背〜祐泉寺も通行止め

前面の雌岳には上らず、右手を歩いて岩屋方向へ
途中、見晴らしの良い場所で休憩、晴れてきた。
ここで昼食取れば良かったか?

そのまま歩き、直進すればダイトレのコースで葛城山へ続く道の分岐点

今回は、右折してダイトレの起点、屯鶴峯(どんずるぼう)へ。

ダイトレとは、

北は奈良県香芝市の屯鶴峯から二上山、葛城山、金剛山、岩湧山を通り、大阪府和泉市の施福寺(西国三十三ヶ所第4番札所)のある槇尾山まで続く全長約45kmの自然歩道。

サクサクと平坦な道。

ほとんど一直線。全体に下り道でラクラク。
ベンチがあり、休憩。

快適。

この辺まではラクラク、左折すると太子町総合スポーツ公園。
階段を上ると電波塔があり、

付近は草が生い茂り、道が見えない。

ここからは、階段のアップダウンが5〜6回あり、ちょっとイヤになる。
最後は、くの字に道が曲がり、下り階段多めで出口に向かう。

足元が悪いのに、
目の前に、
上から倒れた枝がぶら下がり、
危ないからとピンクのテープが巻かれ、
カタツムリが出てきて
日向ぼっこしていた。
が、逆光で状況がよくわからない写真。

抜けると車道を右折。

車道を渡り、歩道を歩く。

屯鶴峯、1:23着

千数百万年前に二上山の火山活動によって火砕流や火山灰などが堆積し、その後の地殻変動によって隆起し、さらに、長い年月の間に侵食されて現在の姿になりました。古くは古墳の石棺材や寺院の基壇などの石材として利用されました。遠くから見ると鶴が屯(たむろ)しているような奇観のため、この名称で呼ばれるようになりました。≪県指定天然記念物≫

香芝市HPより
https://www.city.kashiba.lg.jp/soshiki/15/4690.html

入り口右手に、ダイトレの起点のプレート。

あとは、アスファルト道歩き、途中までは歩道があるが、
線路沿いの車道は歩道スペースが狭く、危ない。

近鉄「二上山」駅、2時過ぎ着。

「二上山」駅を発着で、4時間半ほどの歩き。
やっと暑さはおさまり、しばらくは歩くのに快適な季節が続くのが嬉しい。
道は終始、湿ったままだったが滑らず怪我もせず、
ちょうど良い疲れ、ありがとうございました。








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