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|低山ハイク|彼岸にダイトレ、水越峠〜金剛山〜久留野峠(第21経塚)

2023年9月24日
近鉄富田林駅

千早線、水越峠は日に4本、土日のみ

ここから出発する金剛バス、廃止のニュースが流れていた。
河内長野駅からも南海バスで金剛山登山口は行けるが、困ったことに水越峠には通じていない。今後はどうなるのだろうか?

弊社は長年、路線バス事業を続けてまいりましたが、乗務員の人手不足・ 売上の低下等様々な要因もあり、あらゆる可能性も慎重に検討いたしました が、このたび令和5年12月20日をもってバス事業の廃止することを決定 いたしました。

金剛自動車株式会社HPより・バス事業廃止のお知らせ
https://kongoujidousha.com/pkobo_news/upload/78-0link_file.pdf

9:50富田林発、水越峠10:30着。520円(交通カード不可)

振り返りバスの姿、ここでバスはUターンする。来年はもう無いのか?

歩き出しは、半袖Tシャツだけでは肌寒い。降りてくる人達数人。
少し歩くと、ダイトレ(ダイヤモンド・トレイル)のルートへ。
(ダイトレとは、北は奈良県香芝市の屯鶴峯から二上山、葛城山、金剛山、岩湧山を通り、大阪府和泉市の施福寺のある槇尾山まで続く全長約45kmの自然歩道。)

ここから北へ上がれば、7月に行った葛城山だが、

今回は南側の金剛山へ。しばらくは緩い上りのコンクリート道。

水越峠から金剛山まで5Km。(葛城山頂までは2.5Km)

彼岸花も咲いている。

「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り、
今日は歩いていると、今までのような暑さはなく、気持ちがよい。

ここで左折、橋を渡って、やっとここから山道になる。

すぐに休憩小屋、ここで一息。

ここからは急坂が続く、日も照り出した。

少し歩くと

見晴らしの良いところで休憩。

まだまだ急坂が続くが、やがて尾根道になり葛城山が見えた。

そしてまた急坂。途中に大きなキノコ、撮影して休憩。

上りきると、一の鳥居に到着。

ダイトレルートをはずれ少し歩いて、葛城山をのぞみ葛城神社の裏参道へ。

金剛山の最高峰は1,125m、立ち入り禁止。神域。

横から眺める、美しい。

表にまわって参拝。

福石。

すぐに転法輪寺、参拝。

頂上広場12:40着、19℃快適。

さすが付近は人多し。昼食+ソフトクリーム450円、高いが美味しかった。

行者堂、参拝。

少し歩いて岩屋文珠、参拝。

ケーブル駅へ向かう道を歩いて、

一の鳥居前に戻る、ここを右へダイトレルート再開。

しばらく歩き、ルートを外れ左折

上ると、葛城二十八宿、第二十一番経塚がある。
(役行者が法華経を埋納したとされる経塚。和歌山の友ヶ島から和泉山脈、金剛、葛城、二上山を経て奈良県大和川の亀の瀬まで、山やその付近の寺社を中心にその経塚は二十八ヶ所ある。ダイトレを歩いていると、あちこちで見かける。
経塚とは平安時代の末法思想により,仏教経典を書写し,仏法滅亡後の経典の消滅に備えて地下に埋納し,その上に小さな塚を築いたということだ。)

転法輪寺のHPには、葛城二十八宿の巡拝地図があった。

少し離れて、三角点のある山頂、湧出岳1,112(1,111.9)m

戻り、ダイトレルートに、歩きやすい緩やか道が続く。

伏見峠、念仏坂には下りずにダイトレを進み久留野峠へ。

この辺りから緩い上りが続く。

もう栗が落ちている。

歩きやすい道が続き、お地蔵さん。綺麗に花が供えていた。

下り道、

そして久留野峠、2:30着。

このままダイトレ進むと紀見峠に辿り着く、8月に行ったルート。

今回は、ここを右折し林道を下り、千早ロープウェイ前へ3時過ぎに着。
富田林行き、金剛バス2:50発は出たあと、次は1時間後なので
河内長野行き、近鉄バス3:15発に乗る。
このバスルートは観心寺を通っているので次は降りてみよう。と、金剛バスの廃止を気に留めながら、近鉄バスのルートを楽しみにしている。

季節は彼岸になろうと、煩悩の川は渡れずに此岸のこの場所で、暑いの寒いの文句を言いながら、目前の楽しみを探す。
そして暑さはやっと落ち着き始めている、ありがとうございました。


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