中田弘司【なかたこうじ】イラストレーター

奈良県出身。1989よりフリーランス、イラストレーター・絵本制作と講師。 絵本や町歩き…

中田弘司【なかたこうじ】イラストレーター

奈良県出身。1989よりフリーランス、イラストレーター・絵本制作と講師。 絵本や町歩きの雑誌コラム等ではイラストに合わせて文章も作成。低山ハイク・観光・仏像・民俗学・昔話・役行者がスキ。「note」ではスキを文字や絵で発信。 http://www.nakatakoji.com/

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『絵本』 オニの おれい 【日本霊異記】より

むかしむかし、 かわの むらの むすめが おもい びょうきになりました。 りょうしんは、 はやく なおるように びょうきを はこぶ やくびょうがみに たくさんの ごちそうを そなえました。 でも、やくびょうがみは やくめがおわって もう いえには いませんでした。 そのひの よる、 エンマさまの つかいの オニが この いえを さがしまわって おなかを ペコペコにして やってきました。 たくさんの ごちそうを みつけると がまんが できずに、 すぐに たべてしまいました。

    • |低山ハイク|南海紀見峠駅〜のんびりダイトレ、岩湧山〜滝畑ダム

      2024年5月18日  南海「紀見峠」駅、9時半ごろ着。 標高223m 本日は、時々一緒に歩く、仕事仲間のカメラマンの方と、 南海の案内を参考に、 Aコースを逆方向に歩く。 駅から外を見る。 すぐに案内版あり、 左へ 橋本市、もうここは 和歌山の北端だ。 踏切渡り、集落を過ぎ、 地元の人、数名挨拶 トンネル手前左折。 沢沿い、広い林道、歩きやすい 単調な道に飽きた頃に、 ルート外のコースの案内、 ダイトレに繋がる道 ダイトレとは、 ダイヤモンドトレールの通

      • 奈良、仏三昧の日

        平日の昼間なら 混雑は大丈夫だろうと 空海展へ。 仕事の途切れた狭間、 やる事もやらずに 「負い目」と二人連れで、 奈良に着く。 まずは、ここ ▼ 奈良県立美術館 特別展「小川晴暘と飛鳥園 100年の旅」入場料:1,200円が 空海展のチケット見せて200円引き 1,000円 仏像の本や 飛鳥園のクレジットの小冊子など、 いつの間にか 見たことのある写真がたくさんあった。 また、知り合いの 仏像好きのデザイナーさんより 奈良仏像カレンダーを 時々、送っていただいた

        • 〈寺社巡礼〉大国見山コース・布留編、宗教都市.天理〜石上神宮(布留社)〜石上神社

          2024年5月11日  JR「天理」駅、9時前着。 駅前はイベントの準備中のようだ。 てくてくマップ奈良12を案内に、 大国見山コース約15kmを歩く。 駅を出て、大きな商店街を東へ 9時過ぎ、まだ早いのか、 お店ほとんど開いていない。 天理教の黒いハッピ姿の方 数名歩いている。 ようきや(陽紀家)「陽気」 独特のデザインの建物、 おやさと書店「親里」 この商店街は、天理教の信者さんが多いのだろう、 信者さんに馴染む言葉の店名が続く。 書籍、神具、お土産、飲食

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        • |低山ハイク|
          25本
        • 〈寺社巡礼〉
          8本
        • :妄想歳時記:
          10本
        • [まちあるき話]
          5本
        • 『絵本』いろいろ
          4本
        • ⚫︎奈良の似顔絵⚫︎
          7本

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          八十八面観音巡礼[聖林寺]、JR桜井線〜大神神社(多武峰街道・後編)

          以前、法輪寺で見つけた「八十八面観音巡礼」 最後の一寺「聖林寺」を見に行く。 何度か伺っているが、 観音堂が新しく免震機能付きの収蔵庫に改修され 十一面観音が360°拝観できるようになってからは 初めてだ。 スタート地点の桜井駅から、 等彌神社までは、前編の記事に 等彌神社の前、11:55 多武峰街道に戻り、南へ 大きな鳥居が見える。 談山神社の大鳥居だ。 このまま、南に歩けば談山神社だ。 ただ樹々の影のない街道歩き町歩きは、もう暑い。 秋になったら行こう。 街

          八十八面観音巡礼[聖林寺]、JR桜井線〜大神神社(多武峰街道・後編)

          |低山ハイク|近鉄桜井駅〜等彌神社、鳥見山霊畤、(多武峰街道・前編)

          2024年5月4日  近鉄「桜井」駅、10時ごろ着。 桜井観光案内所にて、マップを入手。 「JRで行く大和の古道紀行」 桜井市観光協会が主催のガイドマップ イベントや割引特典付き、 桜井駅を中心に7つのルートが紹介されている。 JR桜井駅を越え、南口から まず等彌(とみ)神社へ、春祭の幟が並んでいる。 南へ歩き、 多武峰街道を案内に、左折 途中、街道の東の筋に出て 10時半ごろ到着。 等彌神社鳥見山霊畤(まつりにわ)の地だ。 鳥居をくぐると、 すぐ社務所、下に案内

          |低山ハイク|近鉄桜井駅〜等彌神社、鳥見山霊畤、(多武峰街道・前編)

          |低山ハイク|生駒の神仏「鶴林寺跡」「龍岳院」「光龍院」*参詣本道〜鬼取山・八大龍王〜摂河泉コース

          2024年4月28日  近鉄「生駒」駅、8時半ごろ着。 改札を出て左、陸橋を渡り商店街へ 真っ直ぐ歩き、右折、左折、 少し歩いて右折、指差し石碑あり。 宝山寺への参詣本道。 前に、ハイカー2組 ここからは住宅地を真っ直ぐ歩く。 しばらくすると、右側に木々が茂り、 熊鷹大明神 参拝。 木漏れ日が美しい。 続けて歩く、 鳥居を 過ぎると、 般若窟と呼ばれる大岩壁が見える。 樹々が成長する今の季節、 緑が鮮やか。 交差点。 一旦右折し、ケーブル「宝山寺駅」に。 ネ

          |低山ハイク|生駒の神仏「鶴林寺跡」「龍岳院」「光龍院」*参詣本道〜鬼取山・八大龍王〜摂河泉コース

          :妄想歳時記:天満宮の登竜門で、 もっぺん繰り返す

          風薫る、端午の節句。 天神橋の新築マンションのベランダに、 新しい家族と、小さな鯉のぼり。 鯉のぼりの由来は、中国の登竜門の話。 昔、霊山に「竜門」という難所の滝あり、 一匹の鯉がそこを懸命に登り切った時、 神通力をそなえた龍となり、悠々と天に昇ったという。 故事にならい、男の子の健康と成功を願って、 天の神様に向かい、目印として鯉のぼりを立てた。 登竜門は、合格祈願の難関通り抜け、神事とともに、 天神橋の大阪天満宮にもある。 小さな鯉は難関突破し、小さな龍となる

          :妄想歳時記:天満宮の登竜門で、 もっぺん繰り返す

          「日本の仮面」やっぱりおもしろかった! 民博の特別展示、常設展も見れて880円。 ワクワク、世界旅行の気分。 国立民族学博物館 特別展示館にて6/11まで https://www.minpaku.ac.jp/ai1ec_event/46168 美術手帖の記事 https://bijutsutecho.com/magazine/news/exhibition/28484

          「日本の仮面」やっぱりおもしろかった! 民博の特別展示、常設展も見れて880円。 ワクワク、世界旅行の気分。 国立民族学博物館 特別展示館にて6/11まで https://www.minpaku.ac.jp/ai1ec_event/46168 美術手帖の記事 https://bijutsutecho.com/magazine/news/exhibition/28484

          |低山ハイク|春の二上山、ササッと2.5時間

          2024年4月20日  近鉄「二上山」駅、11時前着。 時期は遅いが、いつものように、 改札出て左の踏切を渡って、突き当たりを右折して登山口へ。 登山口 「岳のぼり」の案内がたくさんあった。 二上山に登る伝統行事だそうだ。 元は、雨乞い的な意味だったようだ。 嶽の権現さんとは? もう通行止めは解除されていた。 管理整備されていて、ありがたいですね。 獣よけドア、鍵をかけて、いつもの心地よい道 遅い出発だから、もう下山の人も数人あり。 池を越え、右折して「銀峰」方

          |低山ハイク|春の二上山、ササッと2.5時間

          八十八面観音巡礼[長谷寺]、初瀬ダム〜興喜天満神社、残り桜、初瀬街道(てくてくマップ奈良14・後編)

          以前、法輪寺で見つけた「八十八面観音巡礼」 その中の「長谷寺」が特別公開なので見に行く。 スタート地点の榛原駅から、初瀬ダムまでは 前編の記事に 昼食後、初瀬ダムの南側を歩き ここは狼谷の 川上橋 ぐるっと回って、 休憩所を過ぎ、 管理センターへ向かう橋を渡り、来た方向の風景。 名前は「まほろば湖」 ダムを離れ、南へ向かう。 「まほろば湖」の西側、初瀬ダムから流れ出る水路 しばらく歩き、右手には 見廻不動尊(みかえりふどうそん) 空海が、長谷寺から笠山

          八十八面観音巡礼[長谷寺]、初瀬ダム〜興喜天満神社、残り桜、初瀬街道(てくてくマップ奈良14・後編)

          |低山ハイク|榛原駅〜桜の鳥見山・霊畤跡、東海自然歩道〜初瀬ダム(てくてくマップ奈良14・前編)

          2024年4月13日  近鉄「榛原」駅、9時過ぎ着。 てくてくマップ奈良14を案内に、まずは鳥見山公園へ。 北出口、スロープを下り、道なり少し歩く。 宇陀市の案内あり、右折 正面に鳥見山(とりみやま)が広がる。 右手に公園 しばらく歩き、振り返る、結構上っている。 もう下りてくる人が数人有り、地元の人か? 林道歩き、 榛原町(合併して現在は宇陀市)の案内 大きな案内あり、 到着、10時過ぎ 室生赤目青山国定公園の西の端 鳥見山公園、駐車場付近 鳥居をくぐ

          |低山ハイク|榛原駅〜桜の鳥見山・霊畤跡、東海自然歩道〜初瀬ダム(てくてくマップ奈良14・前編)

          |低山ハイク|生駒の神仏「白龍大神」「長尾の滝・天龍院」*くさかコース〜三杉大明神、桜と額田谷

          2024年4月7日  近鉄「石切」駅、9時前着。 少し、霞んでいる。 改札を出て右へ歩き出す、左側には大阪(河内)平野が広がる。 ただ「古事記」の頃には、海がここまで迫っていた。 突き当たりを 右折、だんだん上り坂になる。 白龍大神。 今までも、通る時には見ていた案内版。 フェンスの向こう、近鉄の私有地内の神社、 本日は戸が開いていたので、桜に誘われて参拝。 (参拝者以外立ち入り禁止) 白龍大神鳥居横にはお地蔵さん、 長い階段 鳥居をくぐると、 拝殿(小屋?)

          |低山ハイク|生駒の神仏「白龍大神」「長尾の滝・天龍院」*くさかコース〜三杉大明神、桜と額田谷

          大阪花見さんぽ

          心斎橋から、 生國魂神社(いくたまさん) 清水坂を上って 四天王寺(してんのうじさん) 庚申堂の役行者と九頭龍大権現、 三猿堂と桜 ひと区切りついたので、 桜見ながら散歩しました。 #桜前線レポート

          八十八面観音巡礼[海龍王寺][法華寺]、うつくし佐保・佐紀路、不退寺、平城宮跡

          以前、法輪寺で見つけた「八十八面観音巡礼」 その中の「海龍王寺」「法華寺」 どちらも春の特別公開なので見に行く。 2024年3月31日 9時前、近鉄新大宮駅着、隣は奈良駅。 駅前には本日のコースメニュー 北へ歩き、佐保川を超える。 右を向くと東側、東大寺の方角。若草山か? 東大寺から西に延びる道が「佐保路」法華寺まで続き、 さらに西へと延びる道は「佐紀路」と呼ばれる。 ただ特定された道ではなく、平城宮跡、御陵の数々と広がる景色、 西大寺、秋篠寺あたりまでを総称して「

          八十八面観音巡礼[海龍王寺][法華寺]、うつくし佐保・佐紀路、不退寺、平城宮跡

          :妄想歳時記:桜之宮で、間悪う魅いられた

          造幣局の「桜の通り抜け」より少し前、 桜之宮の大川ぞいは、花見の宴で遅くまで明るい。 満開の桜に誘われ、夕方から呑み始めると、 花曇りの空は、だんだん深い色に移る。 昼と夜が入れ替わる逢魔(おうま)が時に、 ふと見上げた桜は、群青を背景に白く透きとおる。 無数の花びらが悪悪(わるわる)う冴えわたり、 ゾッとするほど妖しく美しい。 もちろん樹の下に何かが埋まっているはずもなく、 ただ光の加減と空気の密度、見える角度で姿は変わる。 それも一時のこと。 夜も更ければ、まだ肌寒く

          :妄想歳時記:桜之宮で、間悪う魅いられた