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2022年12月の記事一覧
“現状に心地よく満足していてはいけない” という声 庄司紗矢香とカシオーリ
12月16日、サントリーホールで庄司紗矢香とジャンルカ・カシオーリのデュオを聴いた。
バタバタしてたので感想が遅れてしまった。
W.A.モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 第28番 ホ短調 K. 304 (300c)
W.A.モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 第35番 ト長調 K. 379 (373a)
C.P.E.バッハ:ファンタジア Wq. 80 (H. 536)
L.v.ベートーヴェン
楽しさよりも正しさ インバル/都響の「ロマンティック」
サントリーホールで都響定期を聴いてきた。
ウェーベルン:管弦楽のための6つの小品 op.6(1928年版)
ブルックナー:交響曲第4番 変ホ長調 WAB104 《ロマンティック》(ノヴァーク:1874年第1稿)
指揮:エリアフ・インバル
管弦楽:東京都交響楽団
インバルを聴くのは2回目。
前回は2008年の都響のプリンシパル・コンダクター就任披露公演のマーラー「千人の交響曲」だった。
高田泰治のゴルトベルクと携帯のなかった時代の思い出
コンサート
東京文化会館小ホールで高田泰治のゴルトベルク変奏曲を聴いてきた。
高田泰治は7月の平均律第2巻で魅了された。
そのときの感想はこちら。
年末のゴルトベルクは毎年恒例のようで楽しみにしていた。
結論から言うと、平均律のときの方が高田さんのコンディションがよかったように感じた。
今回はナーバスに感じる箇所、弾き方が荒く感じられる場面、フレーズの扱いが雑に感じられる場面がときどきあ
演奏中にプログラムを読む人たち ネトピル/読響
サントリーホールで読響定期を聴いてきた。
指揮=トマーシュ・ネトピル
ヴァイオリン=ヴィクトリア・ムローヴァ
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 作品77
モーツァルト:交響曲第25番 ト短調 K. 183
ヤナーチェク:狂詩曲 「タラス・ブーリバ」
今日の演奏会、プログラムがプログラムだけにロシアとウクライナの現在の関係のように緊張感に満ちたものかと思いきや、まったくの期