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【事例紹介】保育人材が不足して定員通りの子どもが受け入れられない事が待機児童が解消しない一因になる場合がある

滋賀県大津市で「保育のしごと就職フェア」が開かれたようです。

県子育て支援課 堀出裕明課長:「県としても非常に多いと重く受け止めており、待機児童の解消は今後の喫緊の課題だと受け止めている。人材が不足していて定員通り子どもを受け入れられない園が多数出ていると市町からも聞いている。人材フェアなどを通じて保育人材の確保に努めたいと考えている」

https://news.yahoo.co.jp/articles/3c64be26a016a937abcf8985426cc54845713ce7

との事で、保育人材確保がなかなか難しい現状を述べていました。
少子化はしているものの、共働き世帯が増えて待機児童は右肩上がり。乳幼児期の保育園等の待機児童は、落ち着いてきて、今は学童保育の待機児童かなと思っていた矢先に、このようなニュースを見つけてしまい、施設はあってもそこで働く保育人材不足で待機児童が増えるという構図は勉強になりました。

ただ、この話題は他人事ではなく、子育て支援、若者支援を銘打っている当法人としては、人材確保は正に大切なポイントになります。

私達は、事業を維持する事を目的に人材を確保するのではなく、同じような想いや夢を描く人たちが集まり、その結果として事業が立ち上がっていき、事業が継続されていくという構図を目指しています。

現在、「ぽかぽかファミリー」、「おひさまパーク」、「高校生お弁当屋(仮)」、「四季冒険部」等色々な事業の卵が出てきていますが、はじめから当法人の代表が、フレームを全て作って進めているわけではなく、共に動くメンバーからの「想い」や「夢」をベースに進めています。

「想い」や「夢」を元に活動していくと、同じことをしていても他社とは異なるアプローチや実践をすることも多くあり、それが結果として、他社の事業と比べた時の分かりやすい差別化につながると思いますし、そのような差別化が新たな人材を呼び込む強みになるだろうし、そのような場であれば、それぞれの人達が主体的に仲間を探してきてくれるだろうし、、、このループを回し続ける事がとても大切な気がします。

どこかで、事業の維持を目的として人材確保をはじめてしまうと、一番わかりやすい「お金」の部分や「ライフワークバランス」等の部分だけを前面にPRするようになり(PRすること自体は悪いとは思っていません!むしろ大切なポイントです!)、差別化どころかほとんどの場合はドングリの背比べみたいな状態になるような気がしています。そして、働く職員のモチベーションや想いや夢もバラバラになり、人材が集まらない、就職してくれても長く働いてくれない、もしくは既存の想いや夢とは異なるメンバーが入ってきたり、、、正に負のループですね。。。

少子化の波がありますので、どこまで行っても人材確保は難しくなる話題だとは思いますが、少なくてもそのような負のループにはまらないために、私達は、以下を大切にした子育て・若者コミュニティであり続けたい!しっかりやっていかなくては!と再認識させられた今日この頃でした。

私たちは、子育てで活躍する人や、子育て・若者を支援できる場が増えれば増えるほど、子育てしやすく、若者が活躍できる世の中につながると信じています。子育て世代・若者にとって価値ある地域・社会を創る為に、当事者(こども、若者、子育て世代)や、「心ある」子育てや若者支援を支援したい様々な人たちの「夢・想い・わくわく」が地域や社会で実現できる取り組み・サポートを行います。

https://kosodate-wakamono-shien.com/

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私たちは、子育てや若者支援に関連する事業立ち上げや、社会実験等を行う中で、「こどもがまんなかの社会」実現を目指す、子育て・若者コミュニティです。事業活動を継続していく為に、そして更に進化させていく為にも、少しでも多くの方の応援が私達の力になります。寄付、個人・法人での賛助会員や、その他、私達の活動に参画頂けたり、お力を貸してくださる方がいましたらお気軽に、HPもしくは各種SNS(公式Instagaram,公式LINE)よりご連絡頂けましたら幸いです!
特に、現在保育園や学童保育等の事業継承等のご相談も随時承っております。「ぽかぽかファミリー」チームのメンバーが対応させて頂きます!


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