仲井康大

イタリア・ローマ在住 | 日伊企業仲介・逐次通訳・企業コンサル業 | 26歳 | 更新…

仲井康大

イタリア・ローマ在住 | 日伊企業仲介・逐次通訳・企業コンサル業 | 26歳 | 更新ついでに頭を整理しています。 イタリアサッカー留学→https://footballmanagementsynchro.com

最近の記事

「経験」とは

どれだけ貴重な経験をしたとしても環境を変えなければその経験を活かすことはできない。ーーと思っています。 こんにちは。 今回は「経験」についての持論をちょこっと書こうと思います。 冒頭にも書いた通り経験は今いる環境を変えたときに存分に発揮できるものだと考えています。 フィールドが大きく変わればその経験を活かすことは中々難しかったりもしますが、自分の引き出しに常備されていることを考えれば後に圧倒的戦力として使うことが出来ます。 これはフリーランスになってから気付いたこと

    • イタリアサッカーに挑戦する前に読んでほしい記事

      こんにちは。 今日はイタリアにサッカー留学をする際に評価を受けやすい選手・受けにくい選手について触れたいと思います。 書き方的に正しくは留学に「挑戦したほうがいい選手」と「挑戦してもいい選手」という方がイメージし易いかもしれません。 イタリアサッカーとは? ざっくりと… 日本人にとってイタリアサッカーは「カテナチオ」(守備)のイメージが強いと思います。 時代の最先端を行くサッカーではなく信念と誇りを貫くサッカーで今日までの歴史を築いてきました。 チームとして攻撃的サッカ

      • イタリアサッカー留学で選手が理解しておかなければいけない事

        こんにちは。 2021-2022シーズンイタリアサッカーのリーグ戦は格カテゴリー終盤を迎えております。 今シーズンは2選手を抱えており、来シーズンは3選手を抱える予定です。 留学関係以外でもサッカーの仕事をしているのでイタリアサッカーをただ知っているだけではなくどういったポイントを大切にしているのかやチームの組織としての特徴(これはローマ近辺のチームだけです)など選手として留学しているだけではわからないことが嫌でも分かってきます。 そこで、今回はイタリアサッカー留学を考

        • イタリア留学を考えている方へ

          まず大切な事。 それは、 【「留学をする」ことに期待してはいけない】 という事。 「イタリアに来たから何か変わる」 と思っている留学生を本当に多く見る。 でも実際そんな甘くない。 いや、母国をわざわざ出ているのだからむしろ何倍もキツい事の方が多い。 自らアクションを起こさなければ日本に居るのと何も変わらないのが海外留学である。 ただ日本時間より8時間遅く日常を過ごす。 異なる土地で異なる言語で人間関係も全てゼロから築きあげることに精を出さずにただ日々を過ご

        「経験」とは

          メンタルを鍛える

          この世に性を受けた時から死ぬ時まで僕たちが最もリスペクトしなければならないのは上司でもなく、先輩でも取引先でもない。 自分自身だ。 頭と身体を常にリスペクトし、集中して彼らの声に耳を傾けなければならない。 これを無視していると気付かないうちに自分で自分を潰すことに繋がるのだ。 かといってそんなことばかり言っていると仕事も出来なくなるし、人と上手く付き合うことが出来なくなる。 何事も「過ぎ」はよくないのだ。 という事を前提に、僕が最も大切にしている事、それは頭。

          メンタルを鍛える

          その時2度目の「人生」が始まった。

          人生は2度生きる事が出来る。 もちろん人によっては1度しか生きる事が出来ない人もいる。 まず、母親の腹から出てきた時が1度目の人生だ。 様々な経験を通して成長していく。 そして2度目の人生なのだがある日突然 「あ、2度目の人生生きてる」 となる訳ではない。 2度目の人生を生きるためにはそれ相応の対価を支払わなければならない。 それは金でもなく、時間でもない。 自分自身と超真剣に向き合う事だ。 先ほど2度目の人生はある日突然やってくるものではないと書いたが、

          その時2度目の「人生」が始まった。

          プロフェッショナルに敬意を払う

          ※この記事には広告が含まれています。 広告用画像を作成して気付いたのだが、これほどまでに難しいものはない。 改めてマーケティングのプロは偉大だと思った。 現在、ASローマやSSラツィオといった有名クラブの育成年代の指導を16年務め、現在は育成年代のスカウティングをしているダリオとタッグを組んで日本のサッカー関係者(正確には育成年代の指導者)向けにイタリアサッカー育成年代完全特化型のオンライン研修を1つの大きなプロジェクトの一端としてオーガナイズしていてその広告用画像を作成

          プロフェッショナルに敬意を払う

          1月の成績

          僕はイタリアでフリーランスとして活動しているのでその仕事の成績について発表しようと思う。 まず1月の成績は8/10だ。 ★★★★★★★★☆☆ 今までは自分を過小評価し過ぎていたので2022年は少し自分を褒めてあげようという自分自身への忖度も働いているがそこそこ良かったと思う。 仕事内容としては企業仲介ではなく逐次翻訳の依頼が多数あって、上手く進めることが出来たんではないかという点がプラスかな! ただ1件、企業仲介の仕事では依頼に上手く沿わせることが出来ず、そこの取りこぼ

          1月の成績

          準備前の準備

          新しい事を考える時は常にコロナ禍で今後どうなっていくかを考えながら計画し、動いていく。 「先のことなんてわからない」 と言ってしまえばそこまでなのだが、僕の中でこれは違うような気がする。 というかそう言っている時点で仕事を管理身としては失格だ。 だから常に考える。 ここで大切な事は如何に小さな情報を集めていくかである。 テレビ、ウェブ、SNS等あらゆる媒体から情報を集める。 時にこの小さな情報は計画をストップさせる決断にも繋げてくれる。これは時間と労力を無駄にしないとい

          準備前の準備

          答えはいつも自分の中にある

          まさにその通りだ。 無論、生まれてくることと死ぬことに関しては選択できないが。 感覚的に選択したように思えることも自分の中に蓄積された経験などからその状況に「最も適しているという自分なりのものさし」で瞬間的に図られそれらは選択されている。 僕はこの感覚的に選んでいるということが比較的多い方だ。 ただ「蓄積された経験」なんて生意気に言えたもんじゃない。 要するに論理的ではないということだ。 ただ「こっちの方がカッコいいから」とか「こっちの方がワクワクしそう」だとかこんな調子

          答えはいつも自分の中にある

          遂に陽性反応

          「喉痛い。身体怠いしめっちゃ疲れる。」 そう彼女から言われた瞬間 「あ、終わった。」 と思った。 彼女の友人達と一緒に過ごした夜、彼女が変な咳をし始めた。 「喉痛いんか?」 「うん。」 1月に入ってローマはまた気温がグッと下がった事もあり、その関係で喉でもやられたのかくらいで軽く思っていた。 だが翌日彼女から 「〇〇、陽性だったって…終わったね」 「あ、そう。終わったなw」 本来であれば急いで薬局に行き、テストを受けるべきなんだろうがあの場にいた全員が分かりきっ

          遂に陽性反応

          「いただきます」

          イタリアに住み始めて7年が経ち、今では日常的感覚の大半はイタリアの感覚で占められている。 そうすると食前後に「合掌」をすることがなくなる。 要するに「いただきます」と「ごちそうさま」をしなくなるのだ。 食卓にはテーブルクロスがかけられてフォークとナイフ、スプーンが並べられ、ナプキンが置かれる。 掛け声は「召し上がれ!」(直訳すると「良い食事を!」)だ。 先日彼女の大好物である親子丼を作った。 その前は日本人先輩の家で晩御飯をご馳走になった。 両方とも食卓にはお箸があっ

          「いただきます」

          「長靴」は僕にピッタリだった

          人には合う合わないがある。 洋服や髪型、食べ物、人間関係など挙げ始めるとキリがない。 そんな中で「文化」の合う合わないを経験している方はそこまで多くないだろう。 僕はこの「文化」の合う合わないをこの身を持って体験しているからか周りに同じような体験をしている人が多い。俗に言う「類は友を呼ぶ」といったところだろうか。 18歳からイタリアに住み始めた僕であるが、日本で住んでいれば起こっていないような様々な出来事が今までに沢山あった。 中でも上手くいかない事や、辛い事があった時は

          「長靴」は僕にピッタリだった

          2021年を振り返る。そして2022年は…

          僕の人生の分岐点は18歳の時にイタリアに来たことだ。 そしてあれから7年を迎えた2021年。 第2の人生の分岐点になるであろう1年だった。 独立した。 独立自体そこそこ大きなことなのだが僕の場合は独立しただけで「人生の分岐点になった」とはならないだろう。 では何をもって人生の分岐点になったと言えるのだろう? それは仕事と人間関係の「深い部分」を痛いほど知れたからである。 あまりにも残酷で目を背けたくなるような事実を「1年でこんなにも経験出来るものなのか?」と逆に笑

          2021年を振り返る。そして2022年は…

          迷いはゼロ。とにかく日本を出る。

          僕は17歳で日本を出て、18歳からイタリアに住み始めたのだが「なぜイタリアなの?」と聞かれることが多いので今回はなぜイタリアに行くことになったのか?ということとその経緯について少年時代から遡って詳しく書こうと思う。 純粋なサッカー少年 僕は父親と兄の影響で5歳くらいから本格的にサッカーを始め、当時は恵まれた体格と悪くはない運動神経でそれなりのレベルでプレーをしていた。 各世代の選抜やトレセンでは常連選手で小学6年生の秋頃には大阪にあるJクラブ2チームの両下部組織から声がか

          迷いはゼロ。とにかく日本を出る。

          日伊逐次通訳者の僕がどうやって語学を習得したのか

          こんにちは! ボクカノの僕は日伊逐次通訳者としてイタリアで仕事をしている。 基本的に日伊企業間をイタリア国内で取り持っており、 留学、スポーツ、食品、自動車、アパレル等様々な分野で仕事の依頼を頂いている。 そんな僕は現在25歳。 18歳で単身イタリアに渡ってから常に言語との壁にぶつかってきた。 これは当時から7年経った今も変わらない。 もちろん日常で困ることはありませんが仕事の中で出てくる「専門用語」などはやはり勉強しなければ理解出来ない。 しかも理解するだけではなくそれ

          日伊逐次通訳者の僕がどうやって語学を習得したのか