プロフェッショナルに敬意を払う
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広告用画像を作成して気付いたのだが、これほどまでに難しいものはない。
改めてマーケティングのプロは偉大だと思った。
現在、ASローマやSSラツィオといった有名クラブの育成年代の指導を16年務め、現在は育成年代のスカウティングをしているダリオとタッグを組んで日本のサッカー関係者(正確には育成年代の指導者)向けにイタリアサッカー育成年代完全特化型のオンライン研修を1つの大きなプロジェクトの一端としてオーガナイズしていてその広告用画像を作成している時にこんな事をふと思ったのだ。
元々ローマでポキ専門店を経営していたこともあり、PRの計画などはしていたものの「グラフィック」には手を出したことがなく今回非常に勉強になった。
たったひと画像に第三者が情報を理解出来るようシンプルに情報を詰め込み、且つ何をするのかを的確に伝えなければいけないという至って単純なことなのだがこれがとてつもなく難しい。
まず完成した広告用画像を見ていただきたい。
これが今の僕が作成できるMAXのグラフィックである。
ここで肝心な事は自分自身で「いい!」と判断しない事である。
それはこの広告用画像はあくまでも「第三者の為である」からだ。
自分の中でハマったからOKなんていうマスターベーションは完全に捨てなければならないのだ。
ここで画像に関してなのだがまず基本の3色としてはブルー、ブラック、ホワイトを選択。
作業に関しては長時間同じ画面を見続けていても変化が分からなくなる為、入れるべき文字をまずは打ち込む。そしてそこからの作業は15分以上しないようにした。
第三者は視覚で画像を捉えた後に文字を読む為、最初の視覚から得られる直感で少しでも印象が悪くなるとそのあとの「文字を読む」という作業がプラスには働きにくいと考えたからである。
なので作業の大半は直感で行う。
配置や色の微調整に関しては画像のパッと見1分以内で決めた。
ただし最終の決定は考えに考え抜く。
実に深い作業である。
グラフィック関係の知人や僕の兄の知人である広告業界の方にもアドバイスを煽ったくらいだ。
ではなぜ僕がこの手のプロに依頼をしないのか?
理由は単純で自分で出来ない事やわからない事を他人に任せているのに口出しするような無能にはなりたくないからである。
基本的には次のうちのどちらかになる:
・やってみる→出来ないから任せる→口出し出来ない
・やってみる→出来る→任せる→口出し出来る
これが僕の中のルールというか大切にしている事だ。
この画像を作る為に様々な業態の広告画像を用意してそれぞれの良いところを抜粋した。
それでもこれでいいのかはわからないのだがこれでいくことに決めた。
やはりグラフィックのプロフェッショナルには敬意を払いたい。
何はともあれ準備に準備を重ねている大きなプロジェクトの一端であるためここでのミスは出来ない。
オンライン研修前の説明会とはいえ、トレーニングも行っている。
本当に良いものを提供したい。
現代サッカーにおいてイタリアサッカーの人気が他のヨーロッパリーグに比べて低い事は理解してはいるものの自分が出来ることとして動いている。
※ここから先はこのイタリアサッカー育成オンライン研修に興味のある方に向けての文章となっております。
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この度、日本の育成年代指導者向けにイタリアサッカー育成年代完全特化型のカルチョ育成オンラインメソッドをスタートさせると同時にPJオーガナイザーを務めることが決まりましたのでこの場を借りてご報告いたします。
このプロジェクトでは育成マネジメントのスペシャリストであるダリオ・ピサーニ氏を向かい入れて行います。
プロジェクトの発端はイタリアの某有名プロクラブ3チームと提携をし日本の育成年代の優秀な選手を発掘するというものからでした。
ただコロナ渦で思うように事が進まず、「やり方を変えなければ何も進めることが出来ない」というところから再度考え直し、今回のオンライン研修を行う運びとなりました。
「オンライン研修 カルチョ育成メソッド」本編前ということで関係者プレゼンテーション、メソッドについてのイントロダクションとして「イタリアサッカーの歴史」と「セットーレ・ジョバニーレ(世代別育成セクター)の目的」について約45分の説明会を実施致します。
初回開催につき参加無料となっておりますので是非ご参加下さいませ。
講座本編のセッションの詳細につきましては説明会にてご案内致します。
説明会のご参加は下記URLからフォームを記入してください:
https://forms.gle/oi3qsvWS8M9MphPz6
日時: 2022年3月12日(土)19:00~
参加方法: Zoom
参加費用: 初回開催につき無料
対象者: 育成年代指導者(第4種~第2種)
【ダリオ・ピサーニ】
’98-‘14までASローマとSSラツィオの育成組織にて監督~ディレクターまでを勤め、現在はブラジルの育成スポーツセンターにてスカウティング、ASローマを始めとする育成年代の選手のパーソナルトレーナーをしている。
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