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ひたすら茹でる、ひたすら揚げる...飲食店がYoutubeを始めるなら、ルーティーンやメイキング動画が面白いかもしれない
Twitterで相互フォローしている方から、こんな動画があるのを教えてもらいました。
これ1時間ぐらいあるんですが、内容はというと営業中の店内の様子をひたすら流すルーティーン動画なんです。
すごく忙しい店で、ひっきりなしにお客さまが来られるんですが、働いているスタッフの方たちの手捌きは見事なもの。うどんを器に盛る→つゆを入れる→具をトッピングという一連の動作が完璧なリレーションになっていて、ホールのお姉さんも手際が良く、あっという間にお客さまの元に運ばれます。うちも蕎麦屋なのでオペレーションは似たようなものなのですが、思わず見入ってしまいました。
前半の方にはうどんを製麺したりひたすら天ぷらを揚げる様子や、大量に炊いたご飯で、型を使っておにぎりを作る様子なども映し出されていました。ノーナレーションではあるものの、料理が好きな人やこれからお店を始めたい人にとっても非常に参考になるでしょう。
▼こちらは仕込みの様子をひたすら流している動画です
▼こちらも洋食店の仕込み風景
ところで以前このマガジンで、これからは商品ができるまでのプロセスに価値が出る、「プロセスエコノミー」の時代なんだっていう話をしました。
記事では、定点カメラで一日中店内の様子を生配信している亀戸のお弁当屋さんを例に挙げました。このカメラを飲食店のキッチンにつけたら面白そうだなぁと別の記事のどこかに書いた気がするんですが、実際にやっているお店があって、そうこれこれ!と。
遅かれ早かれそうなるとは思っていましたが、イートイン型の飲食店にも、プロセスエコノミーの波がいつの間にかやってきていたのですね。
ルーティーン動画が宣伝や広告の役割を果たす
上記の動画ような、厨房内のルーティーン作業や料理が出来上がるまでのプロセスを公開するのには、もちろんそれ相応のメリットがあります。ひとつは宣伝や集客の効果です。
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