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可処分思考ーー "ムダに考えたくない人たち" に向けたメニュー作りを考えてみる

新店オープンに向けて準備中の小保下です。

先日、珍しく日経ビジネスなんてものを買ってみました。

10月号の特集はマーケティング。

この中で気になったのが「可処分思考」というワードです。


可処分所得や可処分時間なんて言葉は最近よく聞くようになりましたが「可処分思考」は初めて。

ようは無駄に頭を使いたくない人たちが最近増えてるよってことなんだそうです。

頭を使わないことの是非は別として、この可処分思考を視野に入れるなら、飲食店は一体どんなメニュー作りをしていけばいいのでしょうか。

現職の女将なりに考えてみます。



作り手に丸投げしてもらう

通常、たくさんの中から選べたり、カスタマイズできることはお客様にとって大きなメリットとされてきました。

しかし現代はあらゆる場面において選択肢が用意されている時代。

こうした状況下、消費者にとって選んだり考えたりすることは、かえって煩わしい作業になってしまっているのかもしれません。

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