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【驚き】デーツの効果

最近、注目されているドライフルーツといえば、デーツです。スーパーでもよく見かけることが多いのではないでしょうか?ダイエットやアンチエイジングの効果がある美容食として、女性を中心に人気が高まっていますが、まだ食べたことがない方も少なくありません。

そこで今回は、デーツがどんなドライフルーツかご紹介します。

デーツってどんなドライフルーツ?

スーパーフードとも呼ばれるデーツ

日本では、デーツをまだ食べたことがない人も多いですが、イランやイラクなどのアラブ諸国では古くから日常的に親しまれているドライフルーツです。

あのクレオパトラも、日頃からよく食べていたそう。砂漠を旅するときの保存食、そしてラマダーン(断食)明けの最初に摂る食品としても重宝されています。アラブ諸国では、妊娠期間中や出産後にデーツを食べることが習慣になっています。

味や食感

デーツはクセがない味で、プルーンよりも食べやすいといわれています。黒糖のような甘さで、しっとりとした干し柿のような食感が特徴です。

主な品種

デーツは品種によって、甘さや大きさなどが異なります。デーツは数百種類あるので、その中から自分の好みに合ったものを見つけるのは大変ですよね。そこで、日本で購入しやすいデーツをご紹介します。まずは、サイヤー種です。日本で最も流通している品種で、イランを中心に栽培されています。黒糖のような甘みが特徴で、皮は少し硬めですが中はしっとりしています。

次に、ディグレット種です。アメリカを中心に栽培されており、甘さは比較的控えめ。甘さが苦手な方には、このディグレット種がおすすめです。

3つめは、マジョール種です。アメリカを中心に栽培されており、ねっとりとした濃厚な味わいがクセになります。種があるので食べるときは若干面倒ですが、保存性を重視するならおすすめ。甘みがあるので、お菓子作りにも最適!

最後にご紹介するのは、最高品種のピアロム種です。主にイランで栽培されていて、細長い形と上品な甘さが特徴です。弾力性があるのも、この種類の特徴といえるでしょう。

乾燥の度合い

デーツは、乾燥の度合いによって味が変わります。ドライデーツ・セミドライデーツ・ウェットデーツの3種類がありますが、水分量が少ないほど甘みが強くなります。つまり、ドライデーツが最も甘みが強いです。

もし、甘さを抑えたいなら、水分量が多いウェットデーツをおすすめします。ただし、水分量が多いと品質が劣化しやすいので、保存方法に気を付けて早めに食べきるようにしましょう。

商品のタイプ

デーツには、さまざまなタイプがあります。まずは、おなじみの粒タイプですね。おつまみやおやつにそのまま食べるなら、粒タイプがよいでしょう。次に、デーツシロップです。料理のソースや隠し味に使えて、便利ですよ。パンケーキのシロップとしても重宝します。

3つめは、デーツのペーストです。お菓子作りに使うなら、すぐに使えるデーツペーストがよいでしょう。お菓子の生地に練り混むと、風味もアップしますよ。

デーツの効果

デーツは、ビタミンやミネラル、食物繊維など栄養豊富なスーパーフードです。具体的にどんな効果が期待できるのか、主な効果をご紹介します。

便秘の解消

デーツに含まれる食物繊維のほとんどは、不溶性食物繊維です。不溶性食物繊維には、水分を吸収して便のカサを増す働きがあるので、便秘を解消しやすいでしょう。さらに、便通を改善する働きがあるマグネシウムも含まれているので、食物繊維との相乗効果が期待できます。

貧血の予防

鉄分が不足すると貧血になりやすいですが、デーツには貧血の予防に効果的な鉄分や銅、葉酸が含まれています。特に、銅の含有量はドライフルーツの中でもトップレベル!貧血になるとめまいや身体のふらつきなどの症状が出やすいので、ミネラル豊富なデーツを毎日食べるようにしたいですね。

骨や歯をつくる

カルシウムは、年齢とともに体内で維持される量が減少しています。デーツを食べることで、骨や歯をつくる働きがあるカルシウムを補給できるのは嬉しいですね。

さらに、デーツには骨や歯をつくる成分のリンやマグネシウムも含まれています。年齢とともに骨が脆くなるので、骨粗しょう症の予防のためにもカルシウムやリン、マグネシウムは欠かせません。

二日酔いの予防

デーツには、二日酔い予防効果があるナイアシンが含まれています。ナイアシンは二日酔いの原因になるアセドアルデヒドを分解する働きがあるので、デーツはお酒のおつまみに最適!

美肌やアンチエイジング

アンチエイジングの働きがある栄養素といえば、抗酸化作用のあるビタミンEとポリフェノールですよね。デーツにはビタミンEとポリフェノール両方とも含まれているので、身体や肌の錆びつきを防ぐことが期待できるでしょう。いつまでも若々しい肌を目指す方は、デーツの摂取をおすすめです。

冷え性や肩こりの解消

デーツに含まれるビタミンEは、アンチエイジング効果だけではありません。毛細血管の流れを良くする働きもあるので、冷え性や肩こりの解消にもつながります。

デーツを摂取するときの注意点

健康や美容、ダイエットのためにデーツを摂取する方も多いと思いますが、摂取方法によってはせっかくの効果が半減してしまうことがあります。そこで、デーツを摂取するときの注意点をいくつか挙げるので、参考にしてください。

ビタミンCを他の食べ物で補給する

生のデーツはビタミンCが豊富ですが、ドライデーツにすると水溶性のビタミンCはほぼ失われるため、他の方法でビタミンCを摂取する必要があります。デーツには、ビタミンCの働きをサポートするパントテン酸が豊富に含まれているので、デーツを食べるときはビタミンC豊富な食べ物と組み合わせるとよいでしょう。

水分補給を忘れずに

デーツに含まれる不溶性食物繊維は腸の中で水分を吸収するため、水分を十分に摂取しないとかえって便秘が悪化してしまうことになります。デーツを食べるときは、水分補給を忘れないようにしてください。

食べるのは昼過ぎまでに

デーツはGI値は低いですが、糖質はやや高めです。デーツを食べるのは、糖質をエネルギーとして消費しやすい昼過ぎまでにしましょう。夜食べると脂肪を溜め込みやすくなるので、注意してください。

デーツはこんなときにもおすすめ!

デーツは、普段のおやつやおつまみとして食べるだけでなく、妊娠中やダイエット中、ストレスを感じるとき、運動の前後などにもおすすめです。

妊娠中

デーツには、胎児の正常な発育に役立つ葉酸が豊富に含まれているので、妊娠中に食べるとよいでしょう。さらに、葉酸には、胎児の神経管の発育不全になるリスクを減らす働きもあるので、デーツを毎日摂取したいもの。妊娠中は貧血にもなりやすいので、貧血予防の効果がある鉄分や亜鉛、葉酸を含んだデーツが役立つでしょう。

ダイエット中

デーツは、健康的にダイエットしたい方にもおすすめ。ダイエット中に、甘いデーツを食べても大丈夫?と心配になる方もいるかもしれませんが、問題ありません。デーツは低GI食品なので、血糖値の急激な上昇を防ぐことができます。

また、糖質をエネルギーに変換するビタミンB1、糖質や脂質をエネルギーに変換するビタミンB2が含まれているので、痩せやすい身体になります。

さらに、体内の余分な水分や塩分を排出するカリウムも豊富なので、むくみも改善され、さらにスッキリとした体になるでしょう。ダイエット中は甘いものを我慢しがちですが、デーツならば安心ですね。

ストレスを感じるとき

イライラしているときや心を安らげたいときにも、デーツは効果抜群!ストレス緩和を手助けするパントテン酸やセロトニン、カルシウムやビタミンBなどが含まれているので、大いに活用したいもの。特に、パントテン酸はストレス耐性を高める働きもあります。

運動の前後

栄養価が高いデーツは、運動前後の栄養補給にもおすすめです。ミネラルやビタミンが豊富で栄養バランスが良いため、スポーツ選手も注目している食品の1つです。

デーツのおすすめの食べ方

そのまま食べてもおいしいデーツですが、さまざまな食べ方があるので、ぜひ試してみてください。

ナッツやクリームチーズと一緒に

デーツは甘みが強いので、甘さが苦手な方はナッツやクリームチーズと一緒に食べることをおすすめします。甘さを抑えることができますよ。さらに、クリームチーズなど油分のある食品と一緒に摂ると、ビタミンAの吸収率がアップします。ビタミンAは皮膚や粘膜の健康を維持するために重要な栄養素なので、不足することがないように意識しましょう。

砂糖の代わりに

デーツは砂糖の代わりにもなるので、砂糖を控えている方もぜひどうぞ。料理やお菓子作りで大活躍します。

デーツヨーグルト

デーツヨーグルトは、種とへたを取って刻んだヨーグルトに混ぜるだけ。食べる直前に混ぜてもOKですが、食べる1時間前にデーツをヨーグルトに漬けておくと食感がトロっと柔らかくなります

デーツミルク

デーツミルクは、デーツヨーグルトはまた違う味わいを楽しめます。刻んで牛乳に漬けて置いたデーツをミキサーで攪拌すれば、完成!牛乳が苦手な方は、豆乳で作ってみてはいかがでしょうか?

デーツスムージー

腹持ちの良さをアップさせたいなら、デーツスムージーが最適!種を取ったデーツを、バナナやヨーグルト、牛乳と一緒にミキサーにかけるだけです。栄養豊富なので、忙しい日の朝食はこれだけでもバッチリ!

デーツは栄養補給に最適!食べるタイミングや量に気を付けて効果を実感しよう

デーツは手軽に食べられるので、毎日の栄養補給にもってこいの食品です。摂取するタイミングや摂取量などを意識すると、さらに健康効果や美容効果が高まるはず。料理やお菓子作りでも活用し、デーツがある暮らしを楽しみましょう。

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