見出し画像

【人材業界】1人1人の人生に寄り添い、社会貢献できるお仕事

定期的に社内の運営メンバーが本業を行なっている業界を中心に学生向けにわかりやすく「社会人のお仕事」を解説する当企画

こんにちは!KnockLearn 代表の福本です。

前回副代表の倉本が彼自身働いている旅行業界の良さ・向いている人・業界豆知識などをnoteにまとめてくれました!

第2回目は「人材業界」

人材業界でのお仕事を一言で表すと、「1人1人の人生に寄り添って、社会に貢献できるお仕事」です!
1人1人の人生に寄り添うってどういうことだろう?社会に貢献ってなんでできるの?など疑問があると思いますので、このnoteで解説していきます。

1.人材業界とは?

画像1

人材業界とはどういう業界を指しているのか実はしっかりと答えられる人は大人でもそう多くはないと思います。

人材業界は「企業と人を繋ぐ業界」です。

ビジネスを行っている営利企業も政府・自治体も飲食店もコンビニも人がいないと何もできないことは皆さんお分かりだと思います。
なので、どんな企業も団体も「人を採用する」ことが必須です。

ただ、人を採用したい企業や団体は自分たちですぐに欲しい人を採用することはかなり難しいです。

例えば身近なコンビニを想像すると、たまに入り口に【アルバイト募集!】という紙が貼ってありますが、あの紙を見てアルバイトを応募する方はあまりいないと思います。実は多くのコンビニが求人媒体と呼ばれるサービスを使って Webでアルバイトを募集しています。

一方、どこかで働きたいと思っている人も「仕事を探す」ことは自力では保tんど行うことができません。

なので、働いてくれる人を見つけたい企業や団体のニーズとどこかで働きたいけど働き先が簡単には見つからない個人のニーズが一致しているので、その間に入って、両者のニーズを結びつけることが人材業界の役割となっています。

※HR業界についてはまた別のnoteで記載いたします。

2.人材業界4つの分類

画像2

人材業界には大きく分けて4つの分類があります。

A.人材紹介

働きたい人と企業との間に入って仲介を行い、双方のマッチングを成功させるお仕事です。
人材紹介会社で働いている人は多くの場合、1人あたり働きたい人の情報を数百人単位、採用をしたい企業の情報を30-50社ほど持っています。
かなり多くの情報のやりとりを日々行う必要があります。

B.求人広告

企業の求人情報をメディアやサイトに掲載し、働きたい人に情報提供するお仕事です。

求人広告会社で働いている人は求人を企業から取ってくる営業が多く、その次に求人情報を掲載するメディアやサイトを構築するエンジニアなどもかなり重要なポジションとなっています。

C.人材派遣

派遣会社に登録している働きたい人を企業に派遣する仕事です。

人材派遣会社で働いている人は求人を企業から取ってくる営業や、派遣社員とのやりとりを行うコールセンター業務を行っていることが多いです。

D.人材コンサルティング

企業の人事戦略等に関するコンサルティングサービスを行う仕事です。

1〜3とは少し違って、企業と働きたい人を繋いではいないですが、1〜3の打ち手の中からどれを選ぶのが良いかなどアドバイスをするコンサルティング業務を行っているので、人材業界に含まれています。

3.どんな人が向いてるの?

画像3

社会人が働く時間は1日の1/3(平日8時間労働の場合)を占めますので、その働き先を提供する/紹介するという仕事は人の人生を大きく左右する可能性もあるとても責任重大なお仕事です。

ただ責任が思い一方で、働きたい人にとって活躍できる職場を提供し、1人1人の人生をより豊かにすることもできるので、やりがいもかなりあります。

他人のことが好きな人や誰かの人生をより豊かにしたい、幸せにしたいという利他の心を持っている方はやりがいを感じて活躍できるかなと思います。
また、求職者の情報や企業の情報など多くの情報を管理して対応しないといけないので、マメな性格の人の方が向いているかもしれません。

働きたい人のニーズを実現し、人を探している企業のニーズも実現することができれば双方からとても感謝される仕事なので、真摯に仕事に取り組めば取り組むほどありがとうという感謝をいただくことが多くなり、社会全体への貢献度も高いお仕事となっています。

4.業界豆知識

画像4

人材業界で働いている人は自分のことより他人に対して何かしてあげたいという人徳を兼ね備えている人が多いです!なかなか他人のことを考え続けるって普通はできないですよね!

そんなキラキラしている人材業界の特に人材紹介で動くお金の額は実は大きいです!
例えば、年収600万円のAさんが人材紹介会社経由でB企業に入社したときに年収の30%を手数料で人材紹介会社はもらっているのです。この場合だと180万円という額ですね!高すぎると驚かれる方は多いんじゃないでしょうか。
これでも企業は1人の人を採用するのに180万円は別に問題ない(むしろ180万円でいい方を採用できれば、安い)と捉えているので、この金額でもビジネスが成り立っているのです。


今回は私が働いているHR業界と近しい人材業界を紹介しました。
こんな働き方があるんだ!自分向いているかもしれない!など新たな発見が少しでもあれば嬉しいです!

もし質問などあればnoteのコメントにてお知らせください!

この記事の執筆担当者

福本 英/Fukumoto Akira
兵庫県出身。兵庫県私立白陵高等学校卒業。九州大学経済学部卒業。英・University of Leeds Business Schoolに1年間留学した後、複数の事業立ち上げに参画。スタートアップやVCを経験後、新卒でメガベンチャーに入社。
KnockLearn CEO。

この記事が参加している募集

オープン社内報

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?