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季節に、私は置いていかれた

気づいたら、もうオヤツの時間になっていました。

散歩くらい行こうかと、重い腰をあげます。

最近、季節の移り変わりを感じます。
散歩も、数日おきくらいしか行けないのですが、気づくと、花や虫や、風が、季節を知らせてきます。

咲き誇っていた百合は
秋桜や彼岸花に変わり

赤とんぼが、頭上を飛び回る

夕方には、涼しい風が吹いて、枯葉の香ばしい匂いを運んでくる。

私だけが、時間が止まったように
置いていかれたように感じるのは、なぜでしょう。

自分は、果たして良い方向に進んでいるのか
自分は、何か変化しているのだろうか

たった30分ちょっとの散歩の中で
いろいろなことを考えてしまいます。

これじゃあ、気分転換にもなりません。

買い物のように目的があった方がいいのかも。
目的があると、余計なこと考えなくて済むから。

はてさて
そもそも、自然に置いてかれる感覚って何でしょう

自分でもよく分からないけれど
謎の悲しみが襲ってきます。

悲しい、虚しい、寂しい

多分、いろんな気持ちが入り混じってる。

今年の夏は、いろいろ大変で、気づいたら秋になっていた。

夏らしいこと、何もしなかったなあ。
そういう、やり残したことへの未練かしら?

⬇️最後に、綺麗だなあと思って撮った彼岸花

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