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【総括】第二回絵から小説を終えて

こんにちは、清世です。
忙しくてネットから離れてました。更新が遅くなりすみません、生きてます!

2月~3月まで、第二回「絵から小説」という企画をしておりました。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。今日は企画総括と終了宣言をします。

第二回「絵から小説」はこちら

1.数字

期間 2022年2月15日~3月15日
参加者数 64名 (3作コンプ16名)
作品数 109作品

マガジンに入れた作品数は109点!なんとスリップノットが約1ダースという結果に。ありがとうございます!

2.やってみたこと・気づいたこと

①省いてみた

前回はタグ付けして頂いたものは全てマガジンに入れていましたが、今回は目的に沿っていないもの・主旨にそぐわないものをマガジンから省いてみました。たとえば宣伝目的のものや、わたしの絵から作ってなさそうなもの。上手く内容を伝えられず申し訳なかったです。

基本的にこの企画は、創作そのものをコミュニケーションと捉えています。なので、すでにつくったものに挿絵を付けるのは企画の主旨とはちょっと違うのです。(企画じゃないけど挿絵に使いたい!と個別で連絡いただいた方もいて、それはそれで嬉しかったです。ありがとうございます。)

試みとしては「絵をゼロとした創作」を最低限の条件としました。
次やるならもう少し絞るかもしれません。

②知らない人がいっぱい来た

知らない物書きさんがいっぱい集まってくれました。わあい!(*'▽')
今回、長めのショートショートを紡いでいる大枝さん監修とうたった効果なのでしょうか…大枝さんスゲーな!!
こうして企画をやることで、それまで知らなかった人と作品でちょっくらひと試合!で応えて頂けるのはとても嬉しいです。面白い作品や人も見つかっていいなあと思いました。

③感想ってなんだろう

なるべく作品の感想をコメントしようと心掛けていたんですが、え、これ講評とどう違うの?偉そうすぎん?と自分でわからなくなる時も多々ありました。偉そうにしよってコノヤロウ!と思われた方、すみません。修行します。
講評と感想の違いはずうっと考えてました。特に今回やって、読み込む・読みたくなるものが多かったので抱いた感想を素直に伝える難しさを実感しました。書くって難しい。読む側も読む力と書く力が必要とわかったので文芸書や文庫コーナーに足を運ぶ機会が増えそうです。これは皆さまのおかげ!

3.反省点

①連動した作品が読みにくい

3作連動アリにしたことと目次の体裁が合っていなかったです。
目次は、Aの絵→〇〇さん△△さん、といったふうに絵を起点に作り始めてしまいました。

そのため「○○さんのを連作で読みたい」となった場合、投稿者ご本人がそれぞれの記事にリンクをつけて初めてスムーズに読める状態に。これは読む方、書く方に手間をかけさせてしまったと反省しています。申し訳ありませんでした。
次にやるなら、連動させている作品はちゃんとわかるようにします。

②表現も捉え方も、多種多様

企画概要記事にて「創作の殴り合い」という表現をしました。その表現が「好きではない」や「だから惹かれた」など、両極端の意見が挙がり、人の好みや捉え方って本当に千差万別なんだなと実感しました。
ただ、見た人が不快になるってのはやっぱり嫌だし、別の言い方で同量の意図が伝わってより多くの人が楽しめるのならそれに越したことは無いわけです。皆様の大事な表現、しかも言葉を扱う企画。ならばこちらの伝え方も読み手の気持ちを考えて練るのは当然だよねと気づけました。

③小説って、詩ってなんだろう

②に少し通じていますが、あらためて小説って、詩ってなんだろうと考えることがありました。色々読む中で小説っぽい詩・詩のような小説もあって、うおおわからーん!と新しい気持ちが生まれました。少し調べると携帯小説っていうジャンル(書き方?)もあるようでますますわからんくなって、果てに石田衣良が教えている小説の書き方動画を観ました。何かしら参考になった気がする。

執筆頂いている皆様への失礼を承知で申し上げますと、わたしはそもそも読書家ではないです。が、今後もっと面白いものや企画をつくるのなら、物書き…物を書いている人の世界や定石を知ることやわたし自身も書いてみるなど、何かしら足を踏み入れたいと思いました。小説たるものはー!など叫ぶつもりは無いですが、物を書くことの苦労を体験したいです。そうしたら、もっと読むのが楽しめる気がします。

4.うれしかったこと

①読書のきっかけができた

文字数上限を決めなかったおかげで、非読書家のわたしにとっては本を読んでみようというきっかけになりました。

例えば、こちら。

マガジン格納が先なので読む前にスクロールするんですが、スクロールが地獄でした。長さのインパクト大賞みたいに引用しましたが言いたいのはそこではなくて、もっと読みたい、読み込むって面白いなと気づけたところです。主人公が釣り好きのため序盤はバス釣りをGoogle先生に聞きながら読んでました。※釣りを知らなくても読めます

②だれかのきっかけになれた

前回同様初めて小説or詩を書いてみたという方も多く、その人の「やってみた」の助力になれたのがめちゃくちゃ嬉しかったです。

普段詩を書いてる人がふいっと小説を書いてみたり

note登録をはじめたばかりの方が参加して、自分の作品の作り方について振り返ったり

他にも、絵を見て書いてみたくなった、というご感想を何名かに頂いており、こころを温めておりました。
うれしさいっぱい!!!

5.今後について

第三回や他の企画は未定です。

現在、展覧会前と後で公私の事情が目まぐるしく変わっておりまして、自分でも落ち着かない状態です。しばらくはnote整理・過去絵の投稿がメインになると思います。それすら皆様にとって小説や詩、創作のネタになれば幸いです。

ご報告が遅くなりましたが、この記事をもちまして企画「第二回 絵から小説」を終了致します。
ご執筆・参加作品の閲覧をしていただいた皆様、企画シェアしていただいた皆様、ほんとうにありがとうございました!

それではまた!

【おまけ】

今回がはじめましての方向け

A制作ダイジェスト

B制作ダイジェスト


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