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英国「パンケーキの日」2023は今日2/21!レシピあり(グルテンフリー/植物性)

クレープみたい?これもパンケーキ

イースター・サンデーの47日前
「Shrove Tuesday
(告解の火曜日)」

キリスト教の伝統行事のひとつで、
断食期間の前に(その昔はとても)
栄養ある卵・牛乳などを摂る目的、
またストックしてある食材を使い
切るために、パンケーキを作る
ようになったのだとか。

※イースターにあわせ日にちは毎年異なります。

現在、断食の習慣に従って厳格に
食事を制限する人はかなり少数派
となっているようですが、
パンケーキを食べるこの伝統は、
しっかり受け継がれてきたのでしょう。

また「パンケーキ・レース」という
エプロン姿で熱々パンケーキが入った
フライパンを持ち疾走する…という
なんとも愉快なイベントが英国各地で
開催されています。笑
この行事もなんと15世紀から続く
英国伝統の風習なのだとか!

日本ではあまり馴染みがないと
思われる英国「パンケーキの日」
ですが、現地ではわりとアツい行事
のひとつだなぁ♪と感じています。

ちなみにこの日、英国で食べられる
パンケーキとは…

ふわふわホットケーキの様なもので
なく、どちらかというとクレープに
近い薄いタイプ。

※厳密に表現すると、英国式パンケーキ
の方が一般的なクレープより若干厚み
がある印象です。

焼き上がりに砂糖をふりかけ、
レモンをギュッと絞ってから
くるりと巻いてシンプルにいただく
のが伝統的スタイルなのだそうです。

この食べ方は、フランス在住時代に
知ったクレープの1番好きな味付けと
同じなので…✴︎

小麦粉・たまご・乳製品不使用
グルテンフリーかつプラントベース仕様で
英国式パンケーキ &フランス式クレープ
を兼用できるレシピを模索してみました。

一般的なパンケーキ/クレープだと
食べられない材料がある…
という人にも楽しんでもらえる
のではないかと思います。

もっちり食感が我ながらお気に入り♪

それではレシピです。
一般的な作り方はこのような感じです)

生地の材料

Φ約18cm 5-6枚分
[粉類]
・オーツ粉 50g
・コーンスターチ 40g
・タピオカ粉 20g
[リキッド]
・お好みの植物性ミルク 150ml
・メープルシロップ 大さじ3杯(45ml)
・植物油 大さじ1杯(15ml)
・バニラエキストラクト 小さじ2杯(10ml)
・自然塩 ひとつまみ(約0.5g)

☑︎オーツ粉はグルテンフリー仕様の既製品を使いました。オートミールを粉砕して使うのもOK!粒子は細かいほどよいかと。

☑︎植物性ミルクは、無糖の豆乳やアーモンドミルクなど…お好みでどうぞ。

☑︎植物油は今回、セサミオイル(白ごま油)を使いました。お好みでどうぞ♪風味にクセが少ない油がよいでしょう。低温になっても固まりにくい油の方が、生地作りの際扱いやすいです。

手順


大きめのボウルへ、オーツ粉・コーンスターチ・タピオカ粉を入れよく混ぜる。

ダマをなくすように
泡立て器で混ぜました

別のボウルへ、植物性ミルク・メープルシロップ・植物油・バニラエキストラクト・塩を入れる。水分と油分がなじむように、よく混ぜあわせる。

分離している水分と油分が
混ざりあいトロリとしてくる


さきほど①で混ぜあわせた[リキッド][粉類]のボウルへ注ぎ入れ、よく混ぜる。

この時点ではまだ
サラサラの液体です

ボウルに蓋をし冷蔵庫へ入れる。生地を30分間休ませる。

休ませたあとの生地は、焼く前に都度おたまでよく混ぜる。

粉と水分がなじんで
もったりする


焼く作業。
生地を休ませている間に用意したのは、
・クレープパンまたはフライパン(今回使用したのは鉄製フライパン)
・おたま
・濡れ布巾
・スパチュラ(生地を返す用)
・キッチンペーパー
・バットや大きめの皿

フライパンに薄く油(分量外)をのばし、中火にかける。※キレイに焼くためにここでしっかり熱する。

よく熱したフライパンを濡れ布巾の上へ一瞬ジュっと置く。※温度を均一にし焦付き防止&表面が綺麗に焼けます。

弱火にし、余分な油をキッチンペーパーで拭き取る。※ここの作業は手早く。

おたまで生地を混ぜてからすくい、フライパンに流し入れる。あればクレープ用トンボで薄く均一にのばす。※我が家には無いので、おたまの丸い部分を使いました。

生地の表面に熱が伝わり、全体的に色が変わってきたら、スパチュラなどを使い縁からそっと生地を剥がすように持ち上げる。

焼きすぎるともっちり感が
なくなりせんべえのように
かたくなるので注意が必要です

スパチュラをスライドさせて生地をのせたら、徐々に剥がすようにゆっくり持ち上げていき

破れやすいので
ここは慎重になります…

最後にサッと返す。

丁寧かつ手早く作業します
(あららコレは少し焼きムラが…汗)

様子を見ながら裏面にも十数秒ほど火を通して、トレイ・お皿など平らな容器へ移す。

グルテンフリー生地は
乾きやすいのでこのように
蓋などかぶせながら
作業するとよいでしょう。


生地がなくなるまで③の焼く作業を繰り返す。

盛り付け前になったら、乾燥防止の蓋を開け作業する。※焼いた後すぐのタイミングで食べない場合は蓋はかぶせたままに。ただ蓋と生地の間に清潔なティータオルやクッキングペーパーなどをはさんでおくと、水滴をほどよく吸ってくれるのでべちゃっとなりにくいです。

もっちり焼きたてを
食べるのがオススメです!

丸めたり三角に折りたたんだり…
お好みのカタチに盛り付けて、
ジャム・果物・クリーム・バターなど
気分で組みあわせて召し上がれ♪

未精製きび砂糖
&
オーガニックレモン
(コレは撮影用に外側にも追いトッピング)

それでは、また!

こちらは定番ヨリのレシピです。

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