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【103】マインドフルネスは脳を休ませる

ご訪問頂き誠にありがとうございます。

本日は、マインドフルネスで思考を休息させられるというお話です。
以下テキストで学習していきます。

無意識下でエネルギーを浪費している



人は絶えず思考しており、その数は1日に6万回ともそれ以上とも言われます。その思考に多くのエネルギーを割いているのです。

多くのことは脳により自動化されています。例えば、テレビを見ながらでも食事ができたり、自転車をうまく漕げるのも、この脳の自動化のおかげです。
しかし、この自動操縦下では人は余計な思考を始めてしまいます。これらの思考がエネルギーを浪費させているというのです。

浪費させる思考の種類は主に以下の3つです。

① 過去

過去を思い出す能力により、私たちは過ちから学び、間違った生き方を修正できます。

ところがそのまま意識まで過去に戻っていくと、今度はその失敗について悩み始めてしまうのです。

「あの時〜していれば」

「あの時〜あんなことしなければ」

「あの時あんなこと言ってしまって私は最低だ」

そのうちに自己否定や自己批判し始めます。頭の中で繰り返し繰り返し不愉快な思い出を再生させては、怒り辱めてくるのです。

過去の過ちから学ぶという自分の能力を疑っているのです。そして過去のことを思い出しては後悔や不安でいっぱいになっている人は、再度同じ過ちを犯したり、行動できなかったりして、最も恐れている状況を自ら生み出してしまいます。

② 未来

無意識になると人は、未来への希望や目標を想像し始めます。これにより人生の目標ができたり、歩むべき道筋が見えてくるかもしれません。

しかし、不安で頭がいっぱいだと立てる計画も悪いことが起きると想定したものになります。その想定はほぼ的中しないので、エネルギーの浪費となります。


③ 空想(妄想)

人間は頭の中で現実とは違う物語やイメージを創造することができます。有名人になった自分、お金持ちになった自分、幸せな自分。

頭の中ではどんな物語でも空想できます。この創造性により多くの芸術や発明をもたらしてきたと言えます。この空想という創造は、人間に与えられた崇高な能力と言えます。

しかし、この創造が現実逃避として使われることがあります。現在の不快さや未来への不安からの逃げ道として空想にふけることは無意味であり、エネルギーの浪費です。


脳を休ませるには?



身体は横になれば休ませることができますが、脳は絶えず動いており、寝ている時ですらそうです。その証拠に眠っている間に夢を創り出しています。

脳を休ませるにはどうすれば良いのか

過去や未来、はたまた現実逃避のための空想に出かけて行くのではなく、今現在に意識を落ち着かせることで脳のエネルギー浪費を抑えられます。

マインドフルネスにより、思考によるエネルギー浪費状態から、ようやく現在に意識を向けることができるようになり、今起きている出来事の流れに身を任せることでリラックスできます。

意識を目の前のものに集中させることで、実際に雑念が取り払われ、余計な思考が生まれなくなるのを感じます。

「なるべく気分良くしておこう」という意識とも相性が良く、1日のうちで感情や気分がニュートラル以上になっている時間が格段に増えたような実感があります。

引き続きマインドフルネスの実践を続け、実体験をお伝えしていきます。

ここまで読んで頂き、誠にありがとうございました。
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