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Kiseki.Na
2021年11月24日 14:42
今回は写真の事を少し。以前も書きましたがファッション企画を立てるに際してその内容に奥行きを持たす目的で服のデザイン以外の例えば「場所」であるとか「シチュエーション」であるとかをある程度設定して世界観を作っています。その時の資料として使うため写真を撮ったりしてるんです。まぁ、八割がた「言いワケ」ですけどね。ほとんど趣味、と言うか遊びです^^普段はモノクロフィルムを使って
2021年11月5日 14:16
なんだか今年も「秋」を感じられる時間が少なかったような気がします。10月の後半でも日がさしていれば半袖でも十分過ごせましたし天気が悪かったりすると「もう冬なのか?」と思うくらい寒かったりしましたからね。ファッション業界の人間からすればついこの間までTシャツが売れていたのに今はもう重衣料が売れ筋か!って感じです^^;ファッションの企画は、やはり今でも基本的には季節ごとにア
2021年5月14日 15:39
あくまで私の肌感覚なんですけど現今の服のデザインはかなりベーシックな物の方に傾いていると思います。各種メディアで目にする有名人の方々は以前と左程変わらずデザイン性の高い服をお召しですがこれが一般市場になりますと話が変わります。あまり「特徴的なデザイン」が歓迎されないような風潮にあるように思います。おそらく営業職や小売りの立場からは 「売りづらい商品」と、言う事になって
2021年4月14日 11:08
昨今はファッション業界において本当に「トレンド」と言う言葉を聞かなくなりました。30年ほど前などはその時売られているファッション関係の雑誌の表紙の人物が着ている服の色が概ねトレンドカラーだと言われたりしていました。社会そのものが高度に情報化され且つその情報の流れが双方向になった結果かつてのようにファッション業界やアパレルメーカー自体が 「流行を作り出す」なんて事が出
2021年4月5日 14:51
服をデザインして行く上での「企画」の役割はいわば「枷をはめる」と言う事だと思うんです。少なくとも私が若いころはそうであったと記憶しています。多少、言いにくくはありますが昨今の市場を見る限りテーマや世界観を優先すると言うよりは 「売れ筋のものと類似、もしくはその延長上のもの」と、言うような発意に基づいた服作りのものが多いように感じてしまいます、個人的には。極端な言い方を
2021年3月11日 11:10
大雑把な言い方をご容赦もらえればファッションブランドの成り立ちみたいなものは大きく分けて二通りあると思うんですよ。デザイナーさんの世界観そのものを具現化したようないわゆるDCブランド(古い言葉ですねぇw)みたいなブランドとターゲットになる「お客さん」の志向に合わせたデザインの服を提供する、と言う実生活のニーズに沿ったような方向性のブランドの2つです。今回、私たちに求められたものは
2021年3月6日 20:34
フラワーアレンジメントやガーデニングが日常の一部 そんなパステル画のような生活空間が そこにはあって・・・・私たちが作りたいものはそう言う風景の中ではちきれるような笑顔で今にも走り出しそうな人が着たいと思う服。なんとなくそんなコンセプトが浮かんだり、浮かばなかったり^^私だけかもしれませんけど今のファッションシーンにおいていわゆる「ナチュラル系」と言う押し出しは
2021年3月2日 17:01
なんとなく成り行きで始めてしまったこのnoteにおける投稿ですが始めるに至った経緯や私たちが何をしようとしているか、なんて事も「物語」の合間に差し挟んでいこうと思っています。今のままではあまりにも分かりづらいですからね^^私たちは長く繊維業に携わってきたのですが2年余り前からオリジナルブランドを展開することになりました。それは知人からの 「ナチュラルで柔らかいデザインの服