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俳句

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テレビ番組のプレバド特に夏井さんのファンで俳句の面白さ、奥深さに感心していました。そこで私も無謀な挑戦を始めます。でも俳句と呼ぶのも恥ずかしいので誰かさんを見習ってタイトルは 「… もっと読む
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2022年5月の記事一覧

鈴蘭

鈴蘭

今日の絵は鈴蘭ですが、今ひとつキレがないですね、もっと可憐な花として描きたかったのですが、白い蛸ウィンナみたいになってしまいました。でも鈴蘭には毒があるので食べてはいけません。

鈴蘭の花言葉は「幸せの再来」など色々ありますが、私は「謙虚」が一番好きですね。うつむきながら咲く小さな白い花にぴったりの花言葉です。鈴蘭は春の花かと思っていたら季語は夏(初夏)なんですね。メーデーの日にフランスでは大切な

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いちごハウス

いちごハウス

今回は私の大好きな苺ですね~。この絵は福岡のいちごハウスのようです。昔は苺と言えば必ず器にミルクと一緒に入れ砂糖をかけ、スプーンで苺を潰して食べたものです。そして最後に飲むイチゴミルクが何より楽しみでした。でも最近のいちごはスプーンより大きくて、もう丸噛りするしかないです。まあ昔よりずっと甘いのでそれで大満足です。ひょっとしたら今の人は苺は丸かじりが普通と思っているのでしょうか?

若い頃、栃木に

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オートバイ

オートバイ

オートバイと言えば人によって付き合いの深さは随分違うでしょうね。バイクこそ自分の人生そのものという人もいれば、バイクなど一度も触ったことがないという人もいるかも知れませんね。ドラマチックな乗り物だけに関わった人にとっては思い出も深いものになりそうな気がします。

私はと言えば高校時代は結構ハマっていたというか乗り回していました。でも大学生になるととんと関心が薄れ、結局自動二輪の免許も怠惰な生活と共

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仁和寺の茶室・遼廊亭

仁和寺の茶室・遼廊亭

今日の絵は仁和寺の茶室、遼廊亭です。緑は背景と考えて前ほど一生懸命に塗らないことにしました。敢えて少し白抜きのところもあります。侘び寂びの世界に少しでも近づけるようにコテコテはなしです。

さて私は茶道の経験もないし茶道の俳句も柄ではありません。茶室の見た目が隠居老人の住処のようにも見えるので隠居爺の俳句を詠んでみることにしましょう!いやいや、今までもそうでしたね。

さて隠居爺の俳句ですが、今回

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揚羽蝶

揚羽蝶

普通の蝶々は春の季語ですが、揚羽蝶だけは夏の季語になっています。別に揚羽蝶は夏だけ飛んでいる訳ではなく春にも飛んでいますが、夏の揚羽蝶は春の揚羽蝶より一回り大きいそうです。やはり大型の揚羽蝶は夏ということでしょうか。

家紋でも織田信長が旗印に揚羽蝶の紋を使っていましたね。元々平家の家紋ですが、織田信長は平家の末裔と称していたのでこの揚羽紋を使ったのでしょうね。織田家には木瓜紋という正式な家紋があ

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アリクイ

アリクイ

今日はアリクイの絵です。だんだん描くものがなくなって来ました。画像を見ていたら可愛いアリクイの写真がありました。背景をぼかして自然の中のいるアリクイです。

でもアリクイで俳句は難しいな~。やはり夏の季語でもある蟻の句かな。

蟻の道雲の峰よりつづきけん(一茶)

蟻の祖先は蜂だったようです。蟻に羽根が生えて空を飛ぶ蜂になったのではなく、蜂が地上や地下に住むようになって羽根を無くし、触覚を発達させ

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コペンハーゲンの人魚姫像

コペンハーゲンの人魚姫像

今日の絵は世界三大がっかりの一つ、コペンハーゲンの人魚姫像です。他の二つのがっかり、ブリュッセルの小便小僧とシンガポールのマーライオンは見たことがありますが、残念ながらデンマークの首都コペンハーゲンにあるこの人魚像だけは見たことがありません。

ではなんで人魚像を描くのって話ですよね。そうですね~。人間と魚の合体、人魚を描いたら面白いなと思ったのですが、私はついリアルに描きたくなるのでぐっと欲望を

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そんなバナナ

そんなバナナ

久しぶりに日本人の心を書いて見たら思いついた絵は何故か「そんなバナナ」でした!

川を見るバナナの皮は手より落ち(高浜虚子)

川と皮の親父ギャグだろうか?それとも自分もバナナの皮のように人から相手にされず捨てられてしまう、そんな不安を詠ったのでしょうか?
もしこの句に高浜虚子の名がついてなければ、もし私の名前だったら「なんだこの句は!」で終わっていたでしょうね。

椰子の木の絵で時間を取られたの

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カン・ガエル

カン・ガエル

今日の絵は考える人ならぬ考えるカエルです。まさかトイレで唸っている訳ではないと思いますが、面白いカエルの置物の画像があったのでちょっとリアルに描いて見ました。

そう言えば東京オリンピックの女子ボクシングで金メダルを取った入江選手はカエルが大好きでしたね。カエル関連の会社に行きたいと言ってたけど、どこに就職したんでしょうかね?

身近なカエルと言えば都会育ちの私にとってはコーワのケロちゃんでした。

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Aloha ハイビスカス

Aloha ハイビスカス

ハイビスカスは仏桑花の子季語でした。ぼさつばな、琉球木槿とも言うんですね。勿論夏の季語です。ハイビスカスは芙蓉の仲間ですが、九州や沖縄以外の日本では外で越冬出来ないそうです。まさに南国の花と言えますね。ハイビスカスは芙蓉属の一種ですが、そもそも芙蓉の学名がハイビスカスなのでややこしいです。西洋人から見れば芙蓉もハイビスカスも同じように見えるんですかね。

絵の方は青空を綺麗に塗れないので端っこにち

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恵比寿さま

恵比寿さま

今日の絵はいつもとがらっと変わってカラフルな恵比寿さまです。蛭子、夷、戎、恵比須、胡などエビスっていろんな書き方があるんですね。恵比寿さまは七福神の一つでとても有名なのにどうも良くわからない神様です。七福神の中で唯一の日本の神様という話もあるし、夷(えびす)や戎(えびす)の名が示すように海の向こうから来た異邦人だと言う説もあります。

イザナギとイザナミの間に最初に出来たものの海に捨てられた子供の

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廃屋

廃屋

最近は廃屋・空き家問題が深刻なようですね。自分のまわりにも親の家が空き家になっているなんて話はザラにあります。かく言う私も栃木の家は兄に任せていますが、誰も住まないので一切金はかけない、修理はしないという条件で人に貸しています。その代わり家にどんな手を加えても文句は一切言わないとしました。何年かして実家を見に行ったら借り主はなんと塀を取り壊して庭に直接自動車が入れるようにして、庭は完全に駐車場と化

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八坂神社

八坂神社

この絵は八坂神社の正門を神社側から見たところです。ほとんどの人は私の知っている正門と何か違うと感じられると思います。実は四条通りから見える有名な門は西楼門と呼ばれる脇門で正門は神社の南側にあるのです。今では四条通りが八坂神社の参道のようになっていますが、昔はもちろん正門の前に参道がありました。その名残りなのが当時の参道にあった二軒茶屋の一つ「中村屋」で、室町時代から現在に至るまで480年以上同じ場

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スカイツリー

スカイツリー

ネット検索していたら美しい夕焼けのスカイツリーが出てきたので今回は無謀にも下町のスカイツリーに挑戦しました。建物が豆粒のように沢山あってどうしたらいいのか描きだしてから途方に暮れました。ぐじゃぐじゃに見えますがよく見ると道路に沿ってやや高めの建物があるのが分かります。そこで道路の位置をイメージすることでまず奥行きが出る絵にしました。出来上がると少しばかりわざとらしさも感じられますが、已む無しです。

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