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いちごハウス
今回は私の大好きな苺ですね~。この絵は福岡のいちごハウスのようです。昔は苺と言えば必ず器にミルクと一緒に入れ砂糖をかけ、スプーンで苺を潰して食べたものです。そして最後に飲むイチゴミルクが何より楽しみでした。でも最近のいちごはスプーンより大きくて、もう丸噛りするしかないです。まあ昔よりずっと甘いのでそれで大満足です。ひょっとしたら今の人は苺は丸かじりが普通と思っているのでしょうか?
若い頃、栃木に帰るとよく出されたのは「女峰」という割と大型の苺でした。名前が艶めかしいのでよく覚えています。でも今の苺ほど大きくはありませんでしたね。今は「栃おとめ」というブランド苺が出来て栃木が誇る全国区になっています。そうそう栃木では葡萄も「巨峰」という種類の大型の葡萄が主流でした。「峰」が好きなのかしら?調べてみたら「栃の峰」というお相撲さんのしこ名のような苺もありました。
苺は夏の季語ですね。でも「春の苺」「冬苺」も季語のようです。苺に「あき」はないみたいです。
手にずしり噛じって食べる大苺
手にずしり何回噛る大苺
大きくて甘い「あまおう」が日本中に出回り、栃乙女や何とか姫を押さえつけています。形もすっかり可愛さがなくなり、ごつごつしていますね。やはり「あまおう」は男、苺の王様なのでしょうか。「栃おとめ筋肉質の乙女かな」なんちゃって、そんなことはありません。
ここで「噛じって」と「食べる」がダブっていると俳句仲間からの指摘があり一句追加しました。
苺入りフルーツサンドのゆがみかな
京都の駅近くにあるヤオイソのフルーツサンドは絶品です。別に店の回し者ではありませんが、京都に住む前から旅行で来るとここで食べるのを楽しみにしていました。なんで「フルーツサンドのゆがみ」かはご想像にお任せします。
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