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俳句

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テレビ番組のプレバド特に夏井さんのファンで俳句の面白さ、奥深さに感心していました。そこで私も無謀な挑戦を始めます。でも俳句と呼ぶのも恥ずかしいので誰かさんを見習ってタイトルは 「…
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2022年3月の記事一覧

諏訪大社 御柱祭

諏訪大社 御柱祭

諏訪大社で6年に1度、寅年と申年だけに行われる御柱祭、今年は丁度その寅年ですね。私は6年前に見に行きました。残念ながら勇壮な木落しのある四月の山出しは見られませんでしたが、地元の友人のおかげで5月の里曳きを見ることが出来ました。祭としてはこちらの方が多くの人が参加して圧倒的に賑やかなお祭りです。

日本書紀では天から天皇家が降りて来た時に日本には大国主命が支配する人達が日本中に住んでいたとされます

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六甲ケーブル

六甲ケーブル

六甲山には若い頃には何度も行きましたが、何年か前に本当に久しぶりに六甲山からの景色を堪能しました。六甲山ホテルが休業中でしたが、いろいろと施設や建物が増えた気がします。私が昔よく行った会社の六甲山寮はバブル崩壊後に売却されていて今ではどこにあったのかもわかりませんでした。

スケッチはなんか汚い感じですね。もう少し色を大事にしよう。さて気を取り直して俳句です。

春のやま濃い牛乳に舌鼓(はるのやま

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沖縄 守禮門

沖縄 守禮門

沖縄はなんとなく沖縄戦争での悲惨な出来事や基地問題が頭に浮かび正直、南国の綺麗なビーチというバカンス気分にはなかなかなれません。琉球王国時代にも薩摩藩の厳しい支配があり、大変苦労してきた民という印象が強いです。でも沖縄の人はとても明るくて素敵な人が多いですね。余り縁のない沖縄ですが、幸い焼け落ちる前の首里城を見ることが出来たのはラッキーでした。

ここで昔のことを思い出しました。子供の頃、我が家に

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北海道のとうもろこし

北海道のとうもろこし

私の好きなトウモロコシですが、どうも美味しそうには見えませんね。濃淡のメリハリをつけすぎた気もします。まだまだ修行が足りません。トウモロコシと言って私が思い出すのは北海道のトウモロコシです。富良野で初めて食べた白いトウモロコシは生で食べられて、しかもとても甘かったのです。大袈裟ではなく大感激しました。さくっと食べられてまるで野菜と言うよりフルーツでした。

私は屋台の焼きトウモロコシもコーンスープ

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軽井沢ハルニレテラス

軽井沢ハルニレテラス

ご存知の方も多いと思いますが、この絵の場所は軽井沢にある星野リゾートが経営しているハルニレテラスです。私もかつて弟の別荘に泊まりに行くと必ずここに行きました。朝はカフェでパンを食べたり、食堂でお粥定食を食べたりした後、近くの星野温泉に行き一日ゆっくり過ごしました。

星野リゾートの目のつけどころには感心していますが、あまりに高くてなかなか行くことが出来ないと思っていたら最近はいろいろなグレードのホ

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水彩画 渓流

水彩画 渓流

今日は絵に時間がかかり俳句が間に合いませんでした。

そういうわけで今回は前に描いた絵で作っておいたものです。何となくゴテゴテしていて投稿を躊躇っていましたが、意を決して投稿です。在庫の絵はこれが最後の一枚です。

俳句は渓流から連想されるものを詠んでみます。

岩清水喉から胃まで流れ落ち(いわしみず:三夏)乾いた喉に染み込む冷たい岩清水は胃では勿論感じることは出来ませんが、食道あたりでは入って行

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カボチャ

カボチャ

ホクホクのカボチャは美味しいですよね。カボチャは16世紀にポルトガル人がカンボジアから持ち込んだと言われていますが、私はやや懐疑的です。ポルトガル人が持ち込んだものならキャラメルやビスケットなどと同じようにポルトガル語で呼んだはずです。カボチャはポルトガル語では「アボボラ」ですから全然違いますね。むしろ当時日本から貿易に出ていた呂宋助左衛門のような商人が日本に持ち帰ったものだと思います。昔はカボチ

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北野天満宮

北野天満宮

北野天満宮の梅苑はそろそろ終わりですね。絵はスケッチのつもりですが、まだまだ塗り込んでますね。以前、梅の句は詠んだので今回は普段着の北野天満宮で詠います。

まず、北野天満宮で季語を検索すると古い歴史のある神社だけに
北野筆始め 正月
北野菜種御供(梅花祭) 初春
北野煤払い 初秋
北野御手水 初秋
北野祭 初秋
北野ずいき祭 仲秋
終天神 暮
とこんなにありました。一つの神社として

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金魚

金魚

子供の頃のことを考えていたら縁日などで金魚すくいをしたことを思い出しました。ただ不思議と金魚を飼った記憶が余りないのです。金魚掬いで獲った金魚を獲ったことは間違いなので、多分すぐに死んでしまったのでしょう。

金魚はもう少し先の夏の季語ですね。金魚掬いはきごさい歳時記では季語ではないようですが、金魚掬いの昔の言い方で「箱釣」と言う言葉があり、それが季語になっていました。でも箱釣では全く金魚すくいの

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回転寿司

回転寿司

回転寿司を描いたつもりが、お店のHPの写真だったので客もいないし寿司もありません。やはり寿司が無いのは寂しいという訳で別の店のお寿司が回っているところを描きました。ネタをたっぷりにしたんですが、残念ながら寿司はあまり美味しそうには見えませんね😂

さて気を取り直して、お寿司の句に向かいますが、どうなるでしょうか?

決めかねて鮪の皿は流れゆき(まぐろ:三冬)迷っているうちに行ってしまう回転寿司で

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カブトムシ

カブトムシ

今日は何故かカブトムシです。始めは真面目に下の絵を描いたのですが、もう一つカブトムシ感が出ないのでイラスト調でもう一枚挑戦です。実は自分で飼った記憶はないのですが、割りと形が好きですね。子供の頃の記憶ではクワガタかバッタを飼っていたことが多かったと思います。大きくなってカブトムシをデパートの屋上で売るようになってからは違和感を感じたものでした。カブトムシは完全にペット化してますね。と、ここで昔もペ

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アラジンの不思議なランプ

アラジンの不思議なランプ

今日、散歩に出かけたら川沿いにこんな綺麗な桜が咲いていました。愛媛県新居浜の明正寺が発祥の明正寺桜と言うそうです。ちょうど今が満開でラッキーな一日となりました。

さて、今回の絵はランプです。
昔からアラジンの不思議なランプはこんな形をしていますね。でもよく考えてみるとなんでこれが照明器具のランプの形なんでしょうか?

実際に灯しているところを見た訳ではないのですが、これはオイルランプの一種でお茶

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スケッチ 城崎温泉

スケッチ 城崎温泉

城崎温泉のスケッチです。今回は柳を主役にして家並みはほとんど描いていません。柳の隙間から見えるわずかなところに少しだけ色を着けました。

温泉は前にもやったので柳を詠ってみます。柳は晩春の季語ですね。
はれ物に柳のさはるしなへかな(芭蕉)
「しなへ」とは刀の横のひび割れのような傷とありました。てっきり柳がしなうのかと思いました。

撮影所堀にお決まり柳の木京都太秦の撮影所のセットは土塀の家並みにお

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ウクライナは俺が守る

ウクライナは俺が守る

案山子の絵を描こうと昔ながらの案山子を探しましたが、ネットではほとんどの案山子は本物の上着を着た人間もどきの案山子でした。

昔ながらの着物姿の案山子を見つけたら鬼滅の刃の竈門炭治郎の着物を掛けてみたくなりました。背景を稲穂の黄色に青空としたら今度はウクライナの国旗を思い出しました。完成したら、まるで炭治郎が「ウクライナは俺が守る」と言っているようでした。

ということで俳句はのんびりとした農村風

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