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北海道のとうもろこし

私の好きなトウモロコシですが、どうも美味しそうには見えませんね。濃淡のメリハリをつけすぎた気もします。まだまだ修行が足りません。トウモロコシと言って私が思い出すのは北海道のトウモロコシです。富良野で初めて食べた白いトウモロコシは生で食べられて、しかもとても甘かったのです。大袈裟ではなく大感激しました。さくっと食べられてまるで野菜と言うよりフルーツでした。

私は屋台の焼きトウモロコシもコーンスープが大好きですが、茹でただけのトウモロコシも大好物です。アメリカではほとんどが動物の餌になっているようですが、もったいないです。あっ!それどころかエタノールにして燃料にまで使っていますね。では気を取り直して俳句です。秋の季語のトウモロコシ(もろこし、とうきび)またはトウモロコシの産地、北海道で行きましょう。

白もろこし恐る恐るの生かじり(もろこし:仲秋)

白いトウモロコシは車で移動中に立ち寄った小さな食堂の軒先で売っていました。お店の人に「これは生で食べられるよ」と言われ、その場で食べさせてもらいました。甘くて美味しいのでほんとにびっくりしました。もちろん普通のトウモロコシのように生だからと言って硬いことはありません。始めは半信半疑というやつでお腹でも壊しわしないかと思いながらのガブリでした。

真っ直ぐの道ラベンダーに真っ直ぐに(ラベンダー:三夏)

北海道の道はまっすぐの道が多いですね。はるか遠くにラベンダー畑が見えて来るとまさにラベンダー畑に突入していくような感じですね。中八覚悟で行きましたが音に出すと以外といい調べのように感じます。(自画自賛!)

絨毯に似たり美瑛の夏畑(なつばたけ:三夏)

絨毯は冬の季語ですが、比喩なのでセーフでしょう。夏畑も季語で野菜の畑らしいのですが、ご愛嬌で大豆や麦の畑も含めさせて頂きました。皆さんも多分実際に訪れたりテレビなどで見たことはあると思いますが、「自己流で始めた水彩画」のアルバム画面の絵もこの美瑛の丘です。

https://note.com/kirk/m/m8f2c58d92985

つぶつぶを横に一線とうもろこし(とうもろこし:仲秋)

私はとうもろこしを食べる時は横に一列ずつ端から端へと食べていきます。一列食べたら次は下の一列を下の歯で上に持ち上げるように剥がしながら食べていきます。丁寧につぶの根本まで掬うようにすると食べ跡はきれいなものです。これは芸術だ〜。


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