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カボチャ

ホクホクのカボチャは美味しいですよね。カボチャは16世紀にポルトガル人がカンボジアから持ち込んだと言われていますが、私はやや懐疑的です。ポルトガル人が持ち込んだものならキャラメルやビスケットなどと同じようにポルトガル語で呼んだはずです。カボチャはポルトガル語では「アボボラ」ですから全然違いますね。むしろ当時日本から貿易に出ていた呂宋助左衛門のような商人が日本に持ち帰ったものだと思います。昔はカボチャ瓜と呼ばれていたし、中国から来たものは南京瓜やとうなすと呼ばれています。(でも調べたらポルトガル語由来で「ぼうぶら」と呼ぶ地方もあるらしいので自信は少しゆらぎました。)

どうでもいい話でしたが、アメリカ大陸が原産のこの野菜は今ではハロウィンの時期には世界中で飾られています。さて俳句は美味しいカボチャかハロウィンか?カボチャは秋の季語ですが、うなっても、なかなか俳句が出て来ません。それではと料理のことを考えてみました。カボチャ料理では何が好きか?カボチャの煮物は大好きですね。ひき肉のあんかけをのせた料理もいいなあ。あとはカボチャのスープが好きですね。

ということでカボチャ料理からスタートです。

カウンター袂おさえて南瓜椀(かぼちゃわん)

美人ママのいる京割烹で着物のたもとを押さえて出してくれるカボチャのたいたん、絶対美味しいに違いない、なんて妄想の句です。でも袖から見える細い腕はなんとなく目に焼き付いていますね。

うなずきしカボチャのスープ摩天楼

そう言えばニューヨークの高層ビルにあるレストランで食べたカボチャのスープは美味しかったなあと思い出しました。ニューヨークは何でも食べられますが、とにかく値段が高いです。同じビルの寿司屋では一人5万円と言われていましたね。馬鹿らしくて一度も行くことはありませんでした。

菓子そろえ子供たち待つ我がハロウィン

メルボルンではハロウィンの日には大量のお菓子を買い込んで子どもたちが来るのを待ちます。玄関の灯りを点けドアを少し開けてお菓子ありますよ、大丈夫ですよと言う感じで子どもたちが来るのを待ちました。私のハロウィンの思い出と言えばこれくらいですね。

KOBEシティパイのメニューにパンプキン

神戸は単にケーキ屋さんやお菓子屋さんが多かったので、イメージだけで使いました。パンプキンパイを本当に神戸で食べたかどうか記憶は定かではありません。さらにパンプキンは季語になるのかも定かではありません。ということで随分いい加減な句になりました。でもパンプキンパイは以外と美味しいですよ。

カボチャ

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