マガジンのカバー画像

俳句

689
テレビ番組のプレバド特に夏井さんのファンで俳句の面白さ、奥深さに感心していました。そこで私も無謀な挑戦を始めます。でも俳句と呼ぶのも恥ずかしいので誰かさんを見習ってタイトルは 「…
運営しているクリエイター

2022年2月の記事一覧

お雛祭り

お雛祭り

雛祭りは男三人兄弟で育った私にとっては自分に娘が出来るまでは全く縁のない日でした。その娘も八才までほとんど豪州で育ったので特別に雛祭りもやっていませんでした。

日本に帰り社宅住まいとなった我が家に義理の両親から七段の雛人形が届いたのは娘九才の春でした。勿論雛祭りには娘の六畳の部屋はその七段の雛人形で占領されました。

雛人形タイで余生の唐行きさん(ひなにんぎょう:仲春)娘が14才の時にバンコック

もっとみる
大鷲第二弾

大鷲第二弾

絵は山本山のおばあちゃんが飛ぶ姿です。でもこれ以上、おばあちゃんの俳句は出て来そうもないので空を飛ぶ鳥のイメージでスタートします。

京都は都会の割りにはトンビが飛び、白鷺があちこちにいて自然の豊富さを感じさせます。そうそう八坂神社の近くの料亭の庭に白鷺が降りたった時はちょっと驚きました。

鴨川やタマゴサンドの昼うらら(うらら:三春)春の空タマゴサンドを狙う鳶(はるのそら:三春)鴨川で京都名物タ

もっとみる
京都市バス

京都市バス

京都は市バスが至るところを走っていてとても便利です。市内はほとんど全て230円の均一料金で一日乗り放題のワンデイパスも600円と格安です。でも京都市の財政は赤字続きなのでもうすぐ値上がりするようです。

今回は下書きなしでいきなりスケッチペンで描いて見ました。案の定、中央分離帯はへろへろですね。でも少しずつスケッチぽくはなって来ています。

バス停に顔近づけて京の春(はる:三春)観光客はバス停にあ

もっとみる
桜はまだかいな

桜はまだかいな

梅は咲いたか桜はまだかいな🎵
もう少しで三月ですね。河津桜はそろそろ満開でしょうか?それとももう散り始めた頃かしらん。日本は平和でいいですね。なんて言ってられないくらいひどい国いや大統領がいるもんですね。

ウクライナロシアこロシヤおそロシヤ

気を取り直して俳句に行きます。またまたの桜・花(晩春)ですね。

鴨川や疲れ忘れし花散歩鴨川沿いの桜を眺めながら川端を歩いているといつの間にか二駅くらい

もっとみる
山本山のおばあちゃん

山本山のおばあちゃん

奥琵琶湖にある山本山と言う小さな山にこのおばあちゃんは住んでいます。そうおばあちゃんとはこの大鷲のことなんです。前から一度詠いたいと思っていたのですが、鳥と言えば橘鶫さんがいらっしゃるのでなかなか描く勇気がありませんでした。

山本山のおばあちゃんはネットで見るとまだ健在なようですが、確認された期間だけでも21年間は生きています。大鷲の自然界での寿命は20年から30年なのでやはりおばあちゃんですね

もっとみる
秩父の古い家

秩父の古い家

スケッチに色をつけるつもりでも、やはりフルバージョンに近くなってしまいました。これからは又、小さな紙に変えてみよう。
この絵は埼玉県秩父の旧家ですが、秩父は旧石器時代まで遡れるほと古い土地なんです。7世紀に武蔵国もここが本拠地で知知夫國造が支配していました。そう言えば和同開珎の和銅もこの近くですね。昔は武蔵と言っても関東平野の多くがまだ湿地帯だったので人は信州や甲州経由で武蔵に入ったのですね。そう

もっとみる
水彩画 御所桜

水彩画 御所桜

今年はコロナの心配などしないで花見に行けたらいいですね。絵は前に描いた京都御所にある枝垂れ桜ですが、私は御所の桜としてはどちらかと言うとこの御所桜や西側の桜の林より北側の近衛邸跡にある糸桜が豪華で本数も多いので好みですね。

さまざまなこと思ひ出すさくらかな(芭蕉)

桜を見に本当にいろいろなところに行きましたが、取り敢えず今回は京都の桜で詠います。

疎水ゆく十石舟に桜舞い(さくら:晩春)桜の季

もっとみる
水車小屋

水車小屋

スケッチですが少し描き込み過ぎたのでスケッチというよりも水彩画ですね。でも今までの水彩画とは違って細かくは描いていません。ペンで描いた部分が鉛筆と違って薄くならないので彩色している時にわかりやすいし、そこを暗くするという意識が働いて濃淡がはっきりしました。

水草を泊りとするや蝌蚪生まる(かと:晩春)蝌蚪とはおたまじゃくしのことです。でも俳句以外では聞いたこともないですね。「おたまじゃくしは蛙の子

もっとみる
ステンドグラス

ステンドグラス

ペンで縁取りを描いていたらステンドグラスを思いつきました。でもこれは本当のステンドグラスではなくてガラスに絵を描いているんですね。それを真似して描いてみました。

果樹園に小鳥囀り夢の中(ことり:仲秋)絵を見ていてそのままを詠んでみました。誰の夢なのでしょうか?小鳥の夢の楽園なのか、それとももうすぐあの世に行きそうな老人の白日夢でしょうか?

ぶどう園重み確かめ次の房(ぶどうえん:仲秋)ぶどう園で

もっとみる
スケッチ 孫と散歩

スケッチ 孫と散歩

少しづつですが、スケッチらしくはなって来ました。水彩画の長浜を大幅に省略して孫と散歩にしました。色付き漫画のようにも見えますが、それでも進歩です。

じじとママ両手につなぎ孫の春(はる:三春)じじとママの間に入って二人と手をつなぎ満足げに見上げる孫の笑顔は春そのものです。でも本当はじじの春かも知れません。

じじからの鯛焼じじに自慢かな(たいやき:三冬)孫は誰からの貰い物かなんて知りもしません。美

もっとみる
平戸教会 改 冬季オリンピック

平戸教会 改 冬季オリンピック

これは平戸へ旅行した時の絵です。少しずつスケッチ風になって来たでしょうか。植木の濃淡が気になってつい絵の具を入れてしまいましたが、なんとか途中で止めました。

平戸の句は前にやったので今回は教会からの連想で行きます。いや教会もやった気がしますね。何にしようか迷った挙げ句、今感動しているのは冬季オリンピックなのでまたまた冬季オリンピックです。

驚きぬロコ・ソラーレに春近し(はるちかし:晩冬)スイス

もっとみる
スケッチ 宇治橋

スケッチ 宇治橋

昔描いた水彩画を見ながらスケッチペンを使って描きました。まだスケッチと言うより縁取りのある水彩画ですね。まだまだ省略と強調の練習です。

去年の9月1日に俳句を始めて3日目に宇治橋の水彩画で1句だけ投稿していました。
「抹茶アイス細いうなじに光る汗」
と言う句でした。抹茶アイスで宇治の夏を、細いうなじで若い女性を表したつもりですが、臭い句ですね。抹茶と臭わせなくても宇治でいいですね。「細い」も女性

もっとみる
人物画

人物画

しばらくやっていなかった人物画を練習して見ました。ネットにあった星野真里さんの写真から描いたので肖像権侵害にはならないと思いますが、まあもともと侵害するほど似てませんね。星野真里さんは金八先生の乙女役の時からの筋金入りのファンで「あっぱれ!さんま大教授」もよく見ていました。(絵の中の名前が違っていますが、改名前はこれだったんです。)

さてこんな絵を載せたけど俳句はどうしましょうか?

正月は箱根

もっとみる
羽生結弦

羽生結弦

スケッチペンと言うものを買ってみたので早速使って見ました。予想と違ってペン先がマジックのように太いところと細いところがあって慣れるのに少し時間がかかりそうです。

北京オリンピックでの羽生君のチャレンジは素晴らしいもので、きっとみんなの心に残ったと思います。今は人間とその動きを練習しているので動きの美しい羽生君の写真を使って描いてみました。

俳句は北京オリンピックで印象に残った選手たちを詠ってみ

もっとみる