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大鷲第二弾

絵は山本山のおばあちゃんが飛ぶ姿です。でもこれ以上、おばあちゃんの俳句は出て来そうもないので空を飛ぶ鳥のイメージでスタートします。

京都は都会の割りにはトンビが飛び、白鷺があちこちにいて自然の豊富さを感じさせます。そうそう八坂神社の近くの料亭の庭に白鷺が降りたった時はちょっと驚きました。

鴨川やタマゴサンドの昼うらら(うらら:三春)

春の空タマゴサンドを狙う鳶(はるのそら:三春)

鴨川で京都名物タマゴサンドを食べていると空には鳶がピーヒョロロ。まさかタマゴサンドを狙っている訳ではないでしょうが、どこかに獲物はいないかとお昼を狙っているようでした。「鳶の巣」は季語なのに鳶は季語にならず句も二つに分かれました。

天高し鳶もロケ見か流れ橋(てんたかく:三秋)

京都八幡市と久御山町を結ぶ木津川の流れ橋は時代劇のロケ地として有名です。あたりには近代的な建物もないのでロケには好都合のようです。橋は水位が上がると橋桁が水に逆らわずに流れるようになっています。でもワイヤーで橋梁と繋がっているので後で流れた橋桁を回収して修復が可能になっています。ところで時代劇には鳶の鳴き声が何故か似合いますね。ピーヒョロロ!

白鷺が休む白川軒の下(しらさぎ:三夏)

祇園近くを流れる白川は繁華街のすぐそこなのにいつも白鷺がゆっくり歩いて餌を探したり、軒下で休んでいます。京都ならではの優雅な風景です。祇園白川の辰巳神社をお参りした方は見たことがあるのではないでしょうか。

鴨川や鴨が右行く左行く(かも:三冬)

鴨は優雅に泳いでいるようでも、右に行ったと思ったら左に方向を変えると言った具合に結構忙しく動いています。やはり水の中を見て餌を探しているのでしょうか。


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