食事を変えても体調が良くならなかったら
こんにちは、ジュリアンです。
子供の体を良くしてあげたい、お母さん自身も不調を改善したいという相談はとても多いです。
ただ、これまで施術・指導してきた方の中でも、
マッサージをしても
ストレッチをしても
トレーニングをしても
睡眠時間を変えても
食事を変えても
不調が良くならない方はたくさんいらっしゃいました。
でもその方たちの共通点は必ず、
『諦め方を知らない』
というのが原因でした。
そんな私もこれまで諦め方を知らずに生きてきて仕事で消耗した結果、体調を悪くした人間の一人です。
だからこそ、頑張りすぎてしまう人に
全部諦めろとは言わないけど、
こんな時は諦めていいんじゃない?
ってことを伝えたいです。
★自己紹介★
食事を変えても、サプリを飲んでも変わらなかった
私は子供の頃からご飯を食べずにお菓子ばかりを食べるような生活をしていたことで、
学生時代にやっていた水泳でも全国大会など大きな大会で結果を残すことが出来ませんでした。
そんな苦い経験をしたことで、体のメンテナンスの大事さを知り接骨院に入った後は、患者さんや学校、スポーツチームで健康講座をやってきました。
その中でも特に食事、栄養については言葉で簡単に表せないくらい体にとって大事なことです。
私自身昔から、便秘と下痢を繰り返していたり、毎日1時間くらい昼寝をしないと午後仕事が出来なかったり、天井の電球を変えるのに1分も腕を上げられないくらい体力がありませんでした。
それが食事内容を変えて、サプリメントを摂ることで劇的に変化していきました。
その後、ある時期だけは食事を変えても、サプリメントをどれだけ摂っても体が良くならない状態が何か月も続きました。
その治らない原因は「まだ諦めちゃいけない」と思っていたことでした。
仕事は辛くても辞めてはいけないと思っていた
接骨院を退職した後も食事に気を付けたり、サプリメントを飲んだり生活習慣も大きな乱れはありませんでした。
転職した最初の頃はやる気に満ち溢れていて、この会社で活躍してやる!ってくらいのモチベーションで働いていました。
業務の効率が悪いところがあれば即座に改善し、周りの社員からももっといい方法がないか現場の意見を聞きながら、みんなが働きやすくお客さんも喜んでくれるような態勢をつくっていきました。
そんな中、これまでやったことのない業務を担当することになったのがきっかけで私の体調は大きく乱れていきます。
新しい業務はスピード感と成果を今までより数段上のレベルで求められました。
それでも必死に食らいつこうと毎日勉強し、成果を出せるように精一杯やりましたが、上司の求めるレベルに応えることは出来なかったのです。
毎日厳しい言葉を浴びながらも「自分の頑張りが足りないんだ」と思って踏ん張り続けました。
毎日そうやって自分を追い込んでいくと段々、
夜中に目が覚めて寝れない
朝起きるの体が重くて辛い
食欲がなくなる
指の痺れ
仕事中不安になると手が震える
お昼を食べると眠くなる
便通も良くない
家族にもついイライラして当たってしまう
これまでの人生でも体感したことのない不調が体を襲ってきました。
そんな状態でも、サプリを少し多めに飲んで仕事に慣れれば大丈夫だろうと思っていましたが、その後も全く体の調子は良くなりませんでした。
何とか良くしようとウォーキングの回数を増やしたり、筋トレしたり、ストレッチをしたり・・・
それでも体は良くなりませんでした。
でもその時仕事に対して私の頭の中にあったのは、
「まだ諦めちゃいけない」
「転職して1年も経っていないから逃げちゃいけない」
「ここで逃げたら、辞め癖がついてしまう」
そんな根性論で乗り切ろうとしていました。
石の上にも3年、簡単に逃げちゃいけない、諦めちゃいけない
子供の頃からそう教わっている人も多いと思いますが、私もそうでした。
特に仕事は正社員だったり、重要なポジションを任されるほど仕事が辞めにくくなります。
「自分が辞めると他の人に迷惑がかかってしまうから」
「今やめると周りになんて言われるか分からない」
「生活していくために今の仕事を続けていかないといけない」
そんな風に考えてしまう人も多いと思います。
私もその一人でした。
結局それから数カ月我慢しましたが、体調も回復せず仕事への気力も無くなり私は退職することにしました。
退職後に起きた体の変化
退職してもこの不調をどうやって治そうといろいろ考えていましたが、その心配は全く必要ありませんでした。
1週間、2週間と時間が経つごとに体が良くなっていったのです。
それまでの不調が嘘のように一つずつ消えていき、元の体に戻りいつも通りの生活ができるようになりました。
何で体が良くなったのか整理してみると結局
心の不調があると、胃腸の働きが悪くなり栄養が吸収できなくなる
ということだったんですね。
食事を変えてもサプリを摂っても体調が良くならない人は接骨院の頃も多く、その方たちに共通していたのは心の不調だったんです。
そして私もまんまとその沼にハマって抜け出せなくなっていた一人だったのです。
体には腸脳相関と言って、
腸の状態は脳にも影響するし、脳の状態は腸にも影響するという働きがあります。
例えると胃腸の調子が悪い時はメンタルも安定しないこともあるし、
メンタルが安定しないと腸の動きが良くならないといった性質があります。
だから仕事や家庭などでメンタルが安定していないと、どれだけ食事を良くしてもサプリを摂っても腸で吸収できないので、体調は良くならないんですね。
そしてメンタルが安定しない一番の原因は
「諦め方を知らない」ということです。
何で諦められないのか
私の場合諦められない原因は、
世間体や周りの目を気にしていた
生活するためにお金が必要
今仕事を辞めると、転職しにくくなったりキャリアアップできなくなる
と頭の中で思い込んでいました。
でもそれって何かを諦められてないんだなって改めて感じました。
仕事を続けていれば、
忍耐力のある社会人というイメージを諦めないで済むし、
自分が食べたいものを食べれて、
子供の教育にもお金をかけられて
マイホームも買えて、
老後の心配もいらなくなるし、
自分のやりたい仕事、やりがいのある仕事ができる
それが諦められなかったんだと思います。
でもそれって本当に自分とか家族の幸せには繋がらないって今は確信しています。
どれだけ周りからちゃんとした大人と見られようとも、健康的なものを食べて、子供を質の高い学校に通わせて、マイホームを買って、老後も安泰で、自分のやりたい仕事ができても
今、この瞬間を幸せだと感じれる方向に向かっていないのなら、
これから先も幸せに近づくことはないんですよね。
要は、今の幸せを後回しにしているんです。
いつか幸せになれる
仕事を頑張ればいつか報われる
周りの人たちと同じように働いていれば将来幸せになれる
でもそれは将来にリスクマネジメントしすぎて、今を全く楽しんでいない証拠でもありました。
特にわが子と過ごせる時間は限られています。
一生のうち子供と過ごす時間は
就学前までの6年間で5割
中学までの6年間で2割
大学までに6年間で1割
大学~死ぬまで数十年間で2割
と言われています。
子供と一緒に仲良く過ごせる時間は保育園、幼稚園、小学校くらいまででほとんど終わってしまうのです。
それ以降は思春期で一緒に遊んでくれる子や出かけてくれる子はほとんどいなくなります。
子供が小さいその大切な時期に、仕事のため、お金のため、老後のためと言って一緒の時間を過ごせないのは本当に将来幸せに繋がるのか?
私はそれが「No」という答えになりました。
仕事を頑張りすぎたことで家族との心の距離が出来て、いい関係を築けなかったら、マイホームがあろうと、やりたい仕事が出来ても、老後が安泰でもきっと
心は寂しいはずです。
だから私は将来を諦めて今を楽しむことにしました。
そのおかげで、高校までやっていた水泳を引退して以降どんどん落ちていた体力も、引退して15年経った今が
一番体力があり心も体も元気になれました。
私はその「諦め方」が分かったことで、不調を治すことの本質を自分の体で知れたような気がします。
全部諦めなくてもいい
私は将来をすべて諦めて家族の時間を選びましたが、多くのお母さんお父さんがこんなにたくさん諦められないと思います。
それでも
学校を休むと進学できなくなるから、早く体調を良くしないといけない
子供の顔は疲れているけど、受験で失敗しないために塾に行かせないといけない
体調を良くするために、不味いサプリメントを毎日嫌々飲ませないといけない
評判の良いと先生だから、変化は感じないけど通院し続けないといけない
でもそれって本当に子供の幸せに繋がるんでしょうか?
何か一個諦めるだけでも、心が楽になって今頑張っている食事・栄養療法の効果が出やすくなると思います。
お母さんお父さんが子供のためといって頑張る姿をたくさん見てきました。
でも子供はホントに幸せなのかな?
と思うこともありました。
何が正解かは分かりませんが、
子供は今幸せかどうかで将来の結果が大きく変わります。
だから「子供の幸せのため」という目的は諦めちゃいけないけど、
「この方法がいい」という手段は何回でも諦めていいと思います。
なんか違うなと思ったら、時間とお金の許す限り別の方法を試してあげればいいんですから。
いろんな方法を試しても、子供やお母さんお父さんの調子が良くならないなら私のところまでご相談ください。
食事を変えても体が良くならない方の調子を良くする方法をこちらの動画でも詳しく解説しています↓
これからも一緒に体が良くなる方法を探していきましょう。
それでは。
また、子供の心や体の不調など気になることがありましたら、公式LINEよりお気軽にご質問ください。
これまでの人生でたくさんの人の心に触れてきました。 まだまだ経験不足な所はありますが、noteを通してこれからもっとたくさんの人の心に触れ、そのパワーで1人でも多くの人を幸せになってもらえればと思います。