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人生は「バラ色」よりも「いろ色」

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2022年5月の記事一覧

ピンチを抜け出す考え方

ピンチを抜け出す考え方

 ピンチにおちいって心が沈んでいるとき、何をしていいかわからなくて途方にくれているとき、次の視点(考え方)に立って、この事態を受け入れてみてはいかがでしょう。

・ その出来事が自分にやってきたのも、何かのご縁。天(神仏)が授けてくれたからには、いいものに違いない。ポジティブな面がきっとあるはず。

・ 「大変」とは「大きく変わる」と書く。大変なことがきっかけとなり、新たなステージが現れて、素晴ら

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関心の対象を変える

関心の対象を変える

 大概の人は、人間関係における自分の不幸を相手のせいにして、「あの人が変わってくれたら、自分はもっとマシになれるのに」と思っています。こう考えている限り、目の前には「変わってほしい人物」が次々と登場してきます。

 人間関係がギクシャクするのは、相手に問題があるのではなく、あなた自身が「本心が望む生き方」ができていないからです。

 あなたの幸せが、ほかの誰かに左右される必要はありません。関心の対

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運をよくしようと思わない

運をよくしようと思わない

 真に「運のいい人」は、出来事を「これは幸運、あれは不運」というように、分けて考えません。自分にやってきたことを「天からの授かりもの」と受け入れて、しみじみと味わいます。
 だから、ことさら「運をよくしよう」なんて思わないものです。
 
 しかし、普通の人は、運を向上させたいと願いながら、無意識に次のような行為をやっています。まず、これらをやめてみることをお勧めします。
 
 ①タバコの吸い殻、ゴ

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生き方のナビゲーション

 車を運転していて、道を迷ったとき、目的地への行き方がわからないとき、ナビ(ナビゲーション・システム)を見れば、すぐ教えてくれます。便利な世の中になったものです。

 私たちが生き方に迷ったとき、「生き方のナビがあれば」と思うことでしょう。それがあるのです。ふっと湧いてくる「感情」がそれ。

 何かをしようとひらめいたとき、気分が「明るくなったり、ほっとしたり、ワクワクしたり」……。そういうときは

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映画を見るように人生を眺める

映画を見るように人生を眺める

 「オギャー」と泣いて生まれてきたとき。自分はこの世という映画館に入ったのだと想定してください。そして、映画を見るときのことを想像していただけますか。

 きっと、ストーリーをハラハラ、ドキドキしながら追っていると思います。その先の展開を、なんとかして変えてやろうとは思わないはず。「これから、どうなるのかな?」とは思ってみても、その先の筋書きを自分の都合のいいように変えてやろうとか、そういう発想は

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しみじみする

しみじみする

 いくら修養を積んだ人でも、感情が飛び出す一瞬は、どうにもならないものです。感情を理性で抑えたり、思考でコントロール(矯正)したりするのが習い性になると、ストレスになっていることに気づかなくなります。

 湧いてきた想いは、そのまま感じていましょう。放っておけば、濁った水もやがて澄んでくるように、落ち着くところに落ち着きます。

 「立派な心」だとか「理想の心」なんかを目指さない。「善い心、悪い心

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ひらめきを行動に移す

ひらめきを行動に移す

 映画俳優のボブホープは、次の言葉を遺しています。-----「私たちは二十歳のときは、他人にどう思われているか心配して、40歳のときは他人にどう思われてもいいやと思って、60歳のときに、他人は自分のことなんか何とも思っていなかったことに気づくのです」-----。

 あなたが1日、16時間起きているとして、その間、どんなことを考えていますか?人に良く思われようと考えている時間はどうですか?人からと

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相手の性格を引き出しているのは

相手の性格を引き出しているのは

 どなたも心の中に「悪魔」から「聖人」まで、すべての資質を併せ持っています。同じ人が、冷たく残酷な「鬼」の要素も抱えており、また同時に、温かく優しく「菩薩」の要素も兼ね備えているということです。
 
 だから、人は決して「穏やかな人」とか「陽気な人」、「意地悪な人」と、そんなふうに一言で表現できるような単純なものではありません。

 相手の性格や行動のなかに「イヤなところ」を見つけたとき、私たちは

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素の想いを感じる

素の想いを感じる

 「幸せな生き方」を説く本に、「すべてのことに感謝しましょう」なんて書いてありますが、そう簡単に「感謝できない」から、自分を責めたりして、ツラい日々を送っているのが現状ではないでしょうか。

 あらゆる感情がそうですが、「感謝」も、「意図的にする」というよりも「勝手に起きてくる(湧いてくる)」ものです。
 
 だから、無理に感謝の気持ちを持とうとするのは、せっかく湧いてきた「素(す)の想い」をねじ

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ガラクタがブレーキに

ガラクタがブレーキに

 人生に行き詰まりを感じている人、心機一転をはかり新しい人生を歩みたいと思っている方々に、とっておきの方法があります。
 それは「断捨離」、英語で言えば、スペース・クリアリング。室内のガラクタを処分し、清浄な流れを呼び込むことです。

 家の中のガラクタは、未来に対する不安、自信のなさ、執着心を象徴しています。ガラクタを処分することにより、心のなかも整い、決断力が出てきて、生き方や人間関係がスッキ

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断食を試してみたら

断食を試してみたら

 周りに腰痛持ちの人がけっこういて、つい先日も椎間板ヘルニアで入院していたという人と、しばし腰痛談義に。
 筆者も20年くらい前に腰痛を煩い、ありとあらゆる治療法を試しました。しかし、あまり芳しくなく、2年を過ぎたころ「もう、このままでもいいや。治すのやーめた」と開き直ったら、急速に腰の調子がよくなり、その後、2週間くらいで95パーセントくらいまで回復した経験があります。

 それで、人が腰痛治療

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感謝の気持ちが足りない

 ラーメン店で、60台くらいの夫婦が、お店の人と会話していたのが聞こえてきました。
 その夫婦は、親を介護するため、毎日のように親の世話に行っている。しかし、親は「たまにしか来ない」と言って機嫌が悪い。「親が感謝してくれない」というような愚痴を店の人に聞いてもらっていたのです。

 これは、よくある話。「親の心、子知らず」ということわざがあるように(今回は、その逆で「子の心、親知らず」ですが)して

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これこそユートピアじゃないか!

これこそユートピアじゃないか!

 30歳代くらいまでは、予定でスケジュール帳が埋まることに充実感を感じていたのですが、今は。何にも予定も目標もなく、一日を自由に使えることがうれしい年頃になってきています。中学生のときからあこがれていた「その日、その日が楽しければいい」という人生観を体現できつつあるのです。
 
 以前に読んだ本「母神に包まれる方法」(森田健著、マガジンハウス)に同趣旨の記述がありましたので、その個所を要約して引用

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マイナスを集める

マイナスを集める

 「逆転の発想でうまくいく」という話。
 スポーツでも武術でも、歌も踊りも芸術も、車の運転も、楽しく疲れずにうまくやる極意。それを一言で言えば「リラックス(脱力)すること」に尽きるるでしょう。

 試合でここ一番というとき、または、人前で話したり歌ったりしなくてはならないとき。あがり症の人は、プレッシャーを感じて、筋肉がこわばり、気持ちも萎縮し、持っているパフォーマンスの半分も発揮されないことがあ

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