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15年間アーチェリーを続けてきた僕が実践している努力を継続するコツ

皆さんこんにちは、アーチェリーが大好きな小川哲生です!

今日のテーマは、”努力を継続するコツ”です。

スポーツはもちろん、勉強や仕事、ダイエット等、あらゆる目標を達成するために継続することが大事だと言われます。

でも継続することが、一番難しい。

目標を達成しようと何かに挑戦し始めたことはそれだけで素晴らしいことなのに、途中で諦めてしまった(継続できなかった)ことで落ち込み、逆に自信を失ってしまう。

僕もこれまでの人生で何百回、何千回と勉強やダイエットが継続が出来なくて、落ち込んだ経験があります。

でも僕の人生で一つだけ、アーチェリーだけは15年間1日も休まずに取り組むことが出来ました。

これまでの15年間を振り返り、なぜアーチェリーは継続が出来たのか、重要そうなことを3つまとめてみようと思います。

自己紹介をまとめてますのでご覧ください。


継続するコツその1 期限を決める

努力を継続するコツの一つ目は、期限を決めることです。

「当たり前じゃん!」と思う方もいるかもしれませんが、目標を立てる時に期限を決めていない人が意外に多いです。

僕がコーチを務めている東京大学の体育会アーチェリー部の選手達も、目標を決めるけど、「いつまでに達成する」を決めていない人が多いです。

なぜ期限を決めることが大切なのかは、以下の二つだと思っています。

  1. その日からの行動計画を立てられる(プラン機能)

  2.  期限が近づいてきたら、やらなきゃ!という気持ちになる(リマインド機能)

学生の頃、学校で受けた定期テストを思い出してください。

テスト日程を確認して、いつまでに、どの教科を勉強しようか(なんとなくでも)計画を決めていたと思います。

もしくは直前に「やべぇ全く勉強してねぇ」って、前日に徹夜したりしてた方もいたのではないでしょうか?
(僕はよくこんな状態になってしまっていました笑)

期限を決めれば、いつまでに何をすれば良いか分かるし、仮に計画通りに行動ができずに期限が迫った場合でも「やべぇ」と思って行動するきっかけになります。

僕の例を挙げると、大学生の時は「日本代表選考会(4月)」「インカレ(8月)」「全日本選手権(10月)」と年に3回ほどある大会を期限にして、スケジュールを立ててアーチェリーの練習に取り組んでいました。

決めていた期限までに期待していた結果が出ることもあれば、結果が出ず悔しい思いをすることもありました。

でも毎年目標となる大会(期限)があったから、アーチェリーの練習を継続することが出来たと思います。

学校を卒業して社会に出ると、日々の細かいタスク・仕事の期限はあるけれど、仕事以外では数ヶ月やXX年後といった長期間の目標の期限は自分で決めるしかない。

このように期限を決めるのが難しいのも、継続が出来ない要因の一つかもしれません。

目標の期限を決めるための具体的方法としては、資格テストに申し込んでみるのも良いですし、「XX月には〜〜な状態になっている」と自分で期限を決めてnoteに表明してみるのも効果的だと思います。

継続するコツその2 達成した時の自分を妄想する

次に努力が継続できない要因の一つとして、モチベーションの低下があると思います。

誰しも目標を決めて挑戦をし始めてから、時間が経つほど少しずつ行動する熱量は下がってしまうものだと思います。

僕がモチベーションを高める方法の一つとして行なっていたことは、”目標を達成した時の自分を妄想すること”です。

僕は毎日お風呂に入る時に鏡の前で「数ヶ月後の目標を達成した自分」を妄想して、なりきってみることを実際にしていました。

例えば3ヶ月後に日本代表の選考試合があった時には、僕は毎日日本代表になった自分を妄想しながら、試合後のインタビューに答える練習をしていました。

よくある野球中継のヒーローインタビューをイメージしながら、「日本代表になった自分なら何て答えるんだろう?」といった感じで妄想していました。
(側から見たらやばいやつなので、一人だけでやることがおすすめです笑)

そして3ヶ月後、実際に日本代表になることが出来た時、試合後のインタビューで新聞記者の方から想定していた通りの質問を頂き、お風呂場の妄想が現実になりました。

スポーツ心理学の研究でも、人の脳は実際の体験と鮮明なイメージの区別がつかないと言われており、イメージトレーニングは有効であることが言われています。

妄想によって目標達成を擬似体験することが、モチベーションを向上させることに繋がっていたと思います。

ぜひみなさんもお風呂に入る時、鏡の前で「なりたい姿の自分」を妄想してみてはいかがでしょうか?

継続するコツその3 継続力よりも、再開力を重視する

最後に僕がアーチェリーの練習を15年間も継続出来た、最も大きな理由は”継続力よりも、再開力を重視していた”からだと思います。

これまで15年間の取り組んできたアーチェリーの練習を振り返ると、ずっとポジティブに取り組めていた訳ではありません。

特に筋力を鍛えるためのウェイトトレーニングは、体に大きな負荷がかかり、とても苦しいので「嫌だなぁ」と思いながら取り組んでいた日も何日もあります。

さらにはあまりにもしんどい時には、ランニングなどの比較的負荷の軽いトレーニングメニューに変更して、より楽な方法に切り替えたり(逃げたり)していました。

目標達成するためには苦しいと感じるトレーニングにも一生懸命取り組むことが必要だと、頭ではわかっていてもどうしても逃げてしまう自分に自信を失ってしまう時もありました。

継続が出来ない自分に悩んでいた時に頂いたアドバイスで、心に残っているものがあります。

「三日坊主でいいからやろう。4日目以降続かなかったら、数日休んでから、また三日坊主しよう。」

このアドバイスを頂いたことで、とても心が軽くなったことを覚えています。

大事なのは決めた期限までに目標を達成することであって、一日も絶やさず、休まず練習に取り組み続けることじゃない。

たった一回休んでしまったり、苦しい練習から逃げてしまったことで自分に自信を失ってしまい、取り組み自体をやめてしまっては勿体無いですよね。

アドバイスを頂いて以降、三日坊主でも良いんだ、むしろ何回でも再開することが大事なんだ!ということに気づきました。

三日坊主の後に、1-2日休んでから再開して、また三日坊主になって、、、って繰り返したら週4-6日は取り組める。

月、年単位といった長い期間で見れば、継続ができていることになります。

ぜひみなさんも、何回でも三日坊主になってください。そうしたら継続することができて、目標を達成することができるかもしれません。

最後に

ここまで読んで頂き、ありがとうございます!

僕が15年間アーチェリーを続けられた理由が少しでも、皆さんの参考になれば嬉しいです。

最後にこの記事を読んでくださった方の中で「継続できない」と悩んで、自信を失っている方がいたら、伝えたいことがあります。

それは「今抱えている悩みが存在しているのは、挑戦しているからこそである」ということです。

継続が出来ないと悩むことが出来るのは、何かの目標達成に向けて挑戦しているからこそです。

挑戦、行動が出来ない人も沢山いる中で、挑戦していることは素晴らしいことだと思います。

ぜひ一緒に継続して、ご自身のありたい姿になれるように、頑張っていきましょう。


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