キンゲン君

東京都赤羽生まれ。ときどき東京の明治、大正、昭和のたてものを案内してます。たてものの建築家やそこに住んでいた人々の話をしてます。日本の近現代史に興味を持ったのは「アジア太平洋戦争の原因」を理解したいという動機でした。そしたら、昭和から幕末まで遡上してしまったというわけです。

近代天皇の原型はいかに造られたか。

「明治天皇」ドナルド・キーン著 新潮文庫全4巻  この本との出会いは、神保町の古書店でした。店の片隅に4冊まとめて置いてあって、そう言えば、明治維新の本は色々読ん…

坂本龍馬という出来事。

「坂本龍馬と明治維新」マリウス・ジャンセン著  この本との出会いのきっかけは、日本近現代史の研究者である三谷博さんの「明治維新を考える」(岩波現代文庫)を読んだ…

気骨の幕臣、大久保忠寛。

1853年とその翌年、幕府において目付、海防掛が立て続けに採用されたことは、前々回で書きました。その中にあって、注目の人物として川路聖謨とその弟井上清直、そして岩瀬…

幕末の幕臣、永井尚志と大久保忠寛

1853年のペリー来航前後、老中首座阿部正弘は旗本から優秀な人材を次々と登用し、目付、海防掛に取り立てました。その中に永井と大久保がいます。このふたりの共通点は、明…

幕末五人の外国奉行 続き

幕末の外国奉行たちの顔ぶれを眺めていると共通点がいくつか見えてきます。その第一は養子が多いということです。まあ幼児の死亡率が高かったということも原因ですが、旗本…

幕末五人の外国奉行 土居良三著

幕末と言うと、薩長の勤皇の志士とか、倒幕側からの歴史がほとんどで、幕府側から書かれたものは少ないです。特に、日米通商条約をはじめとする幕府が結んだ各国との条約は…