ボニさん通信 No.3「 料理に付いての思い…その2」
ハーイ!ボニさんです!!
東京出身のボニさんの最初の仕事は魚屋でした。
そのあと居酒屋などで料理の仕事をするようになり、30年前に沖縄へとやってきました。
沖縄でも料理の仕事しかできないなぁと思って、病院や施設、学校などでの大量調理の仕事をしていましたが、給料の安さに泣かされていました。
料理に付いての思い…その2
ボニさんは少しでも給料のアップを目指して仕事を続けながら、専門調理師や病院調理師などの調理に関する資格を取得していきました。
そして、国の政策で食育の推進が謳われていたころでのことでした。
ボニさんも「調理に役立つ知識になればいいな~」と思い、食育指導士の資格を取るために講習会に参加しました。
その講習会は大阪で行われ、講師の中に芦屋市で幼稚園の園長をしているという女性がいました。
その女性の講演で「 私の園では本物を使うことにしています。 包丁も子供用の物ではなく、大人が使うのと同じもので野菜を切ってます。 お出汁も本物の利尻産の一等級品の昆布を使っています。 子供の頃から本物を使うことで本物を見極められる目と舌を持つことが食育なのです。」と言い切ってきました。
芦屋の幼稚園というと、エーとこのお坊ちゃんお嬢ちゃんが通うんだから、そうなのかな~と思ったんだけど…
ボニさんは、それってなーんか違うんじゃないかと思っちゃったんだよね。
全ての親は自分の子供たちに自分よりも良い生活ができるようになって欲しいと思っているハズ…、ボニさんも自分の子供たちにそう思っていますよ!
でも、全ての子供は親より良い生活ができるとは限らないじゃないですか。
年々、物価は上がるけど給料はなかなか上がらないし、様々な要因でニートや引きこもりとか、ケガや病気で思うような職に就くことができないかもしれないですよね。
そうなった時に芦屋の幼稚園のようなところで食育を学んできた子供たちはどうなるんだろう?って思ってしまったんです。
確かに本物や基本を知ることは大切だけど、ボニさんは近くのスーパーマーケットや商店でいつでも買うことができる普通の食品で、おいしい料理を作れるように教えるのも食育だと思ったんだよね!
忙しい毎日だけど、冷凍野菜や特売品や見切り品やPB品などなどを使って楽しく料理を作ることを教えたり学ぶのも食育だ!と思っています。
さらに、料理ってもっと自由でいいと思うんですよ!
これが入らないとこの料理じゃない!とか、こだわる必要はないし、そんな料理本やレシピを作る気はボニさんにはサラサラございません!
レシピに書いてあるから普段使わない調味料を買ってきたけど、使うのはほんの少しで、あとは冷蔵庫の肥やしになって賞味期限が切れて捨てるってことになるんじゃあ意味がない。
そんな調味料はあれば使うけど、無ければ入れなくても代わりの物を使ってもおいしい料理のレシピを紹介していきますよ~!待っててネー!!
Adios!
ボニさん通信 No.3
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