河北博光 ファンドマネージャー

ヘッジファンドマネージャー。国内大手資産運用会社国内株式担当部長、シンガポール独立系運…

河北博光 ファンドマネージャー

ヘッジファンドマネージャー。国内大手資産運用会社国内株式担当部長、シンガポール独立系運用会社日本株CIOなどを経て、日本株ヘッジファンドの設立に参画。本気で資産形成を目指したい方に、長期投資のリアルを分かり易く伝えることを目指しています。

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noteでの発信を始めます!

この度、個人で向けの資産形成に関する書籍を執筆したことをきっかけに、noteでの発信を始めます。 自己紹介 ヘッジファンドマネージャーの河北博光です。 私は約30年日本株運用一筋で、これまで国内大手資産運用会社国内株式担当部長、シンガポール独立系運用会社日本株CIOとして実績を残し今は日本で日本株ヘッジファンドの運用を行っています。 日本での最初の20年間は近代的な日本株運用の黎明期にも当たり、多くの素晴らしい先輩方に教わりながら投資の道を究めてきました。10年前に国内

    • 情報を断捨離したら投資アイデアが湧いてくる

      世の中には経済情報が溢れています。 投資を始めると、勉強しなきゃって思います。 もちろん勉強は必要ですが、、、 なんでもかんでも情報を集めればいいというわけではありません。 投資のために経済情報を学ぶなら、使える情報と使えない情報を分ける必要があります。 使えない情報を思い切って断捨離すると投資アイデアが湧いてきます。 使える情報というは2つです。 1.前提を理解できている情報 2.自分の頭で考えた情報 逆に、使えない情報というのは 1. 理由を理解しないで得た

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        • 知っておきたい為替の知識「国際収支の発展段階説」ってなに?

          本日は少し落ち着いていますが、為替は激しい動きが続いています。 昨年末時点では、これほどの円安を予想した人は少なかったので、市場の大きな波乱材料です。 海外旅行は旅費も上がっていますが、1ドル100円の時の感覚で買い物をすると、日本に帰ってクレジットカードの請求を見て驚くでしょう。 為替レートが早めに反映される、ブランド品も一昔前とは価格が大きく変わりました。 為替レートはどう決まる? ところで、そもそも為替レートはどの様に決定されるのでしょうか。 為替レートとは

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          本日の為替変動の捉え方

          本日は日本の祝日の中、為替が激しく変動しました。 10時半ごろに1ドル=160円台をつけ、 13:00過ぎからは一転、急激な円高で155円台前半に、 その後、少し円安方向に売動きましたが、 16:00すぎから、また急な円高になり154円台に入っています。 今日は遠くまでウォーキングをしていたのですが、途中、外国人の友人からも頻繁にメッセージが入りました。 「日銀はなぜ介入しないの?」 「介入のレベルを決めているのかと思ってた」 など質問攻めで、何度も立ち止まって返信し

          「週末に投資のアイデアを考える!一週間の経済ニュースから見る投資アイデア」

          このコーナーは毎週読んでいただくことで、マーケットの動きを理解する上で、知っておきたい基本的な経済ニュースへのリテラシーが高まると考えています。 さまざまな事例をお見せする事で、株式投資を行う人たちが普段接するニュースの中から、長期投資のアイデアご自身で発見できるようになる方法を身に付けていただくことを目標にしています。 例えば、グリコのシステム障害でグリコの「プッチンプリン」やキリンビバレッジの「トロピカーナ」出荷停止になったというニュースがありました。 このニュー

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          ホリエモンも被害者?SNS投資詐欺にご用心

          資産形成の話なのに第1回が投資詐欺のネタと思われるかもしれませんね。 ただ、私が資産形成の話を始めるために言いたいのは、「儲ける前に、まずは損をしない事!」 同じ損失でも、「見通しを間違うのと騙されるのとでは違う」ということです。 さて、今回のテーマです。FacebookやInstagramなどのSNSで、著名人になりすまし、LINEグループの「勉強会」なるものに勧誘する投資詐欺が社会問題になっています。 今週もホリエモンや森永卓郎さんになりすました広告からLINEに

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          トランプ氏発言「円安は大惨事」をどう捉えるか?

          自民党の麻生太郎副総裁が、ニューヨークのトランプタワーでトランプ前米大統領と1時間ほど会談したことが報じられていました。もしトラに備えた対応と言われています。 ところが、同日、トランプ前大統領は「ドルが円に対して34年ぶりの高値をつけた。アメリカにとって大惨事だ」というコメントもSNSに投稿しました。 以下、SNSの英文とChat GPTを用いた日本語訳です。 現状は円に対してだけでなく、他通貨に対しても「ドル高」ですが、あえて「円安」と発言したので、日本市場でも話題となり

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          統合報告書からはじめよう!

          長期投資に必要な情報をどの様に収集していくか。 長期投資家は様々な資料のどこから情報を読み取り投資判断に結び付けていくのかを可能な限り分かり易く伝えようと思います。 投資を始めようと思った時、様々な資料がありますが、どこからどの様に調べればいいのか、それぞれの資料は、どのように読んでいけばいいのか、分からないと思います。 私もそうでした。 新入社員で入社した時から、株の運用をやりたいという気持ちは強かったのですが、何から手を付けていいのか分からない。 会社に証券会社のレ

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          金の価格は史上最高値なのに、なぜ金鉱株は上がらないのか

          FPの花輪陽子さんが、最近お客様から受けた質問の中から、私に質問をするコーナーをシリーズで投稿予定です。 資産運用や資産形成を行う上での、素朴な疑問に答えていく事が出来ればと思っています。 花輪陽子(以下、花輪):中東情勢が不安定化しており、金の価格が史上最高値を付ける中、なせ金鉱株の株価は上がらないのでしょうか? 花輪:過去には金と金鉱株が連動して上昇することがありましたが、今回は金価格だけ上昇し、金鉱株の株価は上がってこないのはなぜでしょうか。そもそも金鉱株の株価は何

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          相場急変時の対応

          19日の株式市場は大幅に調整しました。3/22の日中には41000円を突破していた日経平均が、37000円割れにまで下落したので驚かれた投資家も多かったのではないでしょうか。 これをもって、相場の潮目が変わったというには時期尚早だと思いますし、私自身は株価暴落などを事前に予想する事は難しく、その様な時でも冷静にいることが出来る様なリスク管理をしておくことが正しいという考え方です。 ただ、せっかくの機会なので、相場急変時の対応について基本的な考えをまとめてみたいと思います。

          初任給をどう使う?

          新社会人にとっては楽しみにしていた初任給の時期となりました。多くの新社会人は初任給をどの様に使っているのでしょうか? また、新社会人の皆さんを取り巻くお金の環境はどの様に変わっており、何に注意して給与を使っていけばよいのでしょうか? 1.新社会人は初任給を何に使ったか LINEリサーチが2022年に行った調べによると、もっとも多かったのが「親にプレゼント」で28%、2番目が「貯金」で24%、3番目は「生活費」で22%でした。 初任給は、毎月もらう普段の給与と違い、思い出

          勝率7割の投資と勝率3割の投資はどちらの割が良いか

          相場の予想や、上がる銘柄の選び方などの本やコラムは多いと思いますが、私の職業はファンドマネージャーですので、今日は銘柄選びや相場の予想とは関係とは少しテイストを変えて、予想を当てる事と投資で儲けの違いを説明したいと思います。 多くの人が、証券会社やプロの投資家の意見を聞いて投資をするけど儲からないと思っているのではないでしょうか。もちろん彼らが言っている事が、よく当たっている、けっこう外れているという違いはあるのですが、実はそれだけではありません。彼らの言う事が7割あたって

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          バフェットの次の一手は?

          著名投資家バフェット氏が率いるバークシャーハザウェイが、円債の起債を計画していると報じられました。このため、株式市場ではバフェットの次の一手が注目されています。 ご存知のように、バークシャー社は米中貿易摩擦が強まった翌年の2019年には日本で起債して、円を調達。2020年には商社を買入れている事をディスクロし、その後も日本での起債と商社株の積み増しを繰り返してきました。今や、バークシャーにとって日本は米国に次ぐ投資国です。 ただ、商社株は発行済株式数の9%程度まで買い入れ

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          上場企業にかかるプレッシャーに変化はあるか?

          日本企業において、上場企業に対する市場や規制当局からのプレッシャーは高まる一方ですが、日本よりも早い時期から、資本市場やアクティビストからの洗礼を受けてきた米国市場における、JP Morgan ChaseのDimon CEOによる最近の発言に注目します。 多くの日本企業は、コーポレートガバナンス・コードが出来、アクティビストが積極的に活動するようになるまで、資本コストに対する意識や株主に対する対応に問題があった事は否定できません。 しかしながら、資本主義の先進国である米国

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          暴落の予兆

          先日の坪田さんへの取材で、株式市場が調整するリスクに関する話がありました。日本株を見ている限り、現時点ではそれほどの過熱感は感じませんが、株価暴落の兆しをファンドマネージャーはどの様に察知するのでしょうか。 よくストラテジストやファンドマネージャーが用いるのは、信用評価損益率や騰落レシオや新高値銘柄数などを見る方法です。しかしこの様な方法で分かる相場の高値は、数年に一度現れます。 現在の米国株相場もその意味ではかなり高値の兆候は表れています。特に時価総額上位のテック株のP