かもめ食堂をハードル低く生活にとりいれる5つの方法
外出制限になった時、暮らし系の映画から学ぶのはどうだろう。と思い、暮らし系映画代表というイメージがあった、「かもめ食堂」を観て学べる事を考察しました。観るのは2度目です。
映画「かもめ食堂」とは?
そもそも観た事ない〜!って人のために説明します。
作者群ようこ小説を原作とする2006年3月公開の日本映画。小林聡美・片桐はいり・もたいまさこ主演。監督は荻上直子。キャッチコピーは「ハラゴシラエして歩くのだ」。 個性的な面々がフィンランドのヘルシンキを舞台に、ゆったりとした日常と食を通して交流して繰り広げていく様子を描いた作品。
冒頭の、「フィンランドのかもめはでかい。」という言葉から始まるのがたまらなく好き。映画の中で映ったのは、本当に丸くて でかい という表現がぴったりなのだ。そして、この映画は素敵な空気が漂っている。お料理、人柄、景色、その空気を取り入れられる要素がないか、考えてみました。
公開から14年経過し、「かごめ食堂」の景色は、現在、家庭でも取り入れられるになっている気がした。10年以上前はインスタントコーヒーが支流だったが、ドリップコーヒーが一般的になっていることなどで感じる。しかし、様(素敵または、かっこよく)、になるかは別の問題がある。それは、ちょっとした事かもしれない。映画を観ていなくてもわかる、ちょっと様になる、ハードル低く生活にとりいれる方法を書いていきます。
1.かなり姿勢がいい。
小林聡美演じるサチエは子供の頃から合気道を嗜み、就寝前に膝行(しっこう)という座り技の基本を行うのが日課である。 (片桐はいり演じるミドリと一緒に行うとき、ミドリが不器用にも一生懸命やろうとする姿が愛おしくてしょうがない。)
え?姿勢から?と思うかもしれません。しかし、これって大事な気がします。とにかく皆、姿勢が良く、何をしてても少しかっこいい。
猫背になる要因は色々ありますが、リモートワークなどで、パソコンを低い高さに置いて作業すると、自然と猫背になってしまいやすくなる気がする。
私はBoYataで、アイパッドの高さを調節してるのですがめちゃ楽です。ノートでも使えるようです。
マッサージや筋トレで改善してくのも良いかも。簡単な動画を探してみました。
やってみたら胸の上の筋肉カチコチでした。その他の運動は前回の記事を読んでくれたら嬉しいです。
2.ファッションやインテリアが明るい。
「北欧では冬にほとんど日が差さずに室内にいる時間が長いから、自然とインテリアデザインが発展した」
フィンランドの話でファッションやインテリアの話は外せない。今、外の景色を観に行きにくい分、部屋に色を取り入れていくのも良いかもしれない。価格高いと取り入れるのが難しくなるので、まずは、小物だけでも取り入れると気持ちが変わる。
値段もサイズも楽に取り入れられる靴下。
男性も。お家なら挑戦しやすい。
手ぬぐいは安くて高機能で、おしゃれなインテリアとなる。
3.気持ちをフラットにできる言葉を持っている
サチエのセリフ「でもずっと同じではいられないものですよね、人は皆変わっていくものですから」
サチエの言葉は、落ち込みそうな時に、フラットな心へ変化させる事ができていた。
「やりたくないことをやらないだけなんです。」
「なんにせよ、決めたことを喜んであげなくてはいけませんね。」
「どこにいたって悲しい人は悲しい。さみしい人はさみしいですから。」
気持ちの上下はエネルギーが必要となる。いつでも世間は目まぐるしく変化していくが、その日々に揺らぐと余裕がなくなる。揺らがずに日々を紡いでいくと、心のゆとりになり、豊かな気持ちへ流れていける。そのために必要な言葉を本などで取り入れるのは良い事かもしれない。個人的にかもめ食堂の 作者 群ようこの「パンとスープとネコ日和」の名言は日常に染み渡るのでおすすめです。インタビュー記事載せます。
4.何かに没頭する。
劇中で、このシナモンロールがきっかけになり、かもめ食堂のお客が増えていく。
考える時間が増えたが、たまに何かに没頭すると頭がすっきりする。お菓子作りはおすすめ。ぼーっとするのは意外と難しいものだ。(劇中でこの言葉が出てくるのです。ぼーっとゆったり出来る答えはお菓子作りではないので本作を観てみてね。)お菓子は、ふわりと甘い香りが、よどむ空気を一気に変えてくれる。
「かもめ食堂」のシナモンロールの作り方
もっと簡単なものもあったので載せます。
フライパンで作りました。しかし、分量間違えたり焦げたりして全く別のものが出来ました。全くロールでもなんでもない放送事故レベルの出来栄えに、笑う。しかし、味と香りがよくて、過程をとても楽しんだので良し。
その他にもたくさん魅力的なお料理が出てきます。「シネマ食堂」の本にのっているようなので気になる人は是非。
5.人の助言を受け入れる。
ふらりと食堂に来店した男性。サチエに美味しいコーヒーを入れるおまじない「コピ・ルアック」を教え、「コーヒーは自分でいれるより人に入れてもらう方がうまいんだ」と語り、サチエはその通りに作るようになり、お店で出すコーヒーが美味しくなった。
人の助言、つまりは、新しい事を学ぶ。自分では思いつかなかった事を取り入れると、とても心が広がったような気がする。手始めに改めて、コーヒーの入れ方の基本を改めて学ぶのも良いかもしれない。今、時間がある分、丁寧に学び、丁寧に真似ぶ、そこから知る新たな発見は、もはや冒険。
もうすぐコーヒーの粉がなくなるので、セブンイレブンのコーヒー買ってみようかなと思っています。セブンカフェ美味しいから好きです。
以上です。また新たな発見があれば記事にしようと思います。まだまだあるでしょうね。ちょっとしたことを、学び、いつかではなく、現時点の自分から少しだけ変わっていくことを楽しめたら良いなぁと思います。
最後に一番好きなセリフをかきます。
サチエ「あした世界が終わっちゃうならとしたらなにがしたいですか?わたしはやっぱりおいしいものが食べたいんです。この世の終わりってときはたくさんおいしいお料理を作って好きな人だけ呼んでお酒を呑んでゆっくり皆で食べるんです。」ミドリ「それ私も呼んでくれるんでしょうか?」
このセリフがすごく好き。最後の日なんて誰にも予想できないものだ。だって、最後の日は誰も教えてくれないから。そして、意外と最後の日にしたいことってちょっと特別な日に普段やっている事なのだ。と思った。
だから、コロナが収束した頃には、たまに、なんでもない日に、ちょっと特別な事をする生活に戻せたら良いな。その日を更に特別な日にする為に、今の過程があると思えば乗り越えれそうな気がしています。
友達皆と、その時には会えたら嬉しい。
そして色々気づかせてくれた、かもめ食堂に感謝。1週間かけて書いてみました。1つを深く知る事は10を浅く知るより学べる気がした。(自分で考えた格言っす)まだまだ語りきりれてないので、ご興味ある人は、ぜひ映画や本で触れてみてください。
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