きむくみ

ワインが好きになってきて学び中、飲むならロワールのワインが特に好きです。WSETlev…

きむくみ

ワインが好きになってきて学び中、飲むならロワールのワインが特に好きです。WSETlevel2受験しました。 スペシャルティコーヒーが好き、ホスピタリティについて思いを巡らせることが好き。 日本酒も飲んだり勉強しました、JSA SAKE DIPLOMA2020。

最近の記事

抽出?全房?発酵前処理を理解して白ワインへの解像度を上げる

先日こちらのYouTubeで、ドイツでワイン造りをされているNagiさんが、収穫と発酵の間に行う「発酵前処理」をいくつか説明されていました。 よくわかっていなかった「抽出」というプロセス、今回お話を聞いてかなりスッキリ。特に白ワインの観点で、理解したことをまとめておこうと思います。除梗破砕or全房という話はさらに興味深く、あ、そこで判断が分岐するんだ!という発見でした。 そもそもワインでいうところの抽出って 発酵の陰に隠れがちな抽出を理解するために、自分なりに整理してみ

    • 【6月】2022年ロワールのワインが気になるので月に一本飲んでいこう

      今月はシュナン・ブランかロゼ・ダンジュでも飲みたいなと思っていたら、友人からニコラ・ジョリー(わたしがシュナン・ブラン好きって言ったのを覚えてくれていて)をもらって、とても嬉しい。一度飲んでみたいと思っていた造り手だから。 SAVENNIERES LES VIEUX CLOS 2019 生産者:ニコラ・ジョリー NICOLAS JOLY 名前: サヴニエール レ・ヴュー・クロ2019 SAVENNIERES LES VIEUX CLOS 2019 品種:シュナン・ブラン C

      • 【4月】2022年ロワールのワインが気になるので月に一本飲んでいこう

        すっかり投稿を忘れていた。。。もう5月が終わろうとしているし、なんなら5月はロワールのワインを飲みそびれた。今月は白にしようって思ってたら、5月半ばに新潟のお気に入りワイナリーさんから年イチのアルバリーニョが2本も届いたので、ちょ待てよとやってたら、ロワールのワインを頼みそびれてしまった。 そういえば、昨年からワインをオンラインで少しずつ勉強していて、とある習熟度チェックのような試験を受けたところスコアが良く、来月から通うクラスの受講料がディスカウントされてよかった。ワイン

        • Georg Breuer Sauvage Riesling 2020 Rheingau

          感想。ラインガウのリースリングはパワフル。柑橘の引き締まった酸とパッションフルーツやパインの印象も少し。同じリースリングでも力強いラインガウと繊細なモーゼルで比較されるんだっけ。ちなみにSauvageはフランス語で野生の、ソバージュヘアで覚えて。とても好みだったのでまた買いたい。 ウェブサイトから気になるところを抜粋していくと。Philosophyより。 Accordingly we reduce yields to an average of 42 hl/ha, dive

        抽出?全房?発酵前処理を理解して白ワインへの解像度を上げる

          フラットブリム アメリカ ジンファンデル&プリミティーボ Flat Brim Wines 2019 Not Cringey- Primitivo/ Zinfandel

          ラズベリー、クランベリーの赤系果実、レザーの香り。酸想像以上にしっかりで好み。タンニンの穏やかで飲みやすい。フレッシュ感ある赤。 Flat Brim Wines 地図みたら、ポートランドのど真ん中にあるアーバンワイナリーということで。 Flat Brim Wines is an Urban Winery in the heart of Portland, OR. Utilizing minimal intervention techniques and working w

          フラットブリム アメリカ ジンファンデル&プリミティーボ Flat Brim Wines 2019 Not Cringey- Primitivo/ Zinfandel

          Anam Cara Cellars 2017 Willamette Valley Pinot Noir

          2017 Willamette Valley Pinot Noir 感想。甘い樽の香りがかなり印象的。赤系果実、スイートスパイス、土っぽさ、力強い果実味、豊かな酸、タンニンは控えめでなめらか、長い余韻。 Located on a southeast-facing slope of the Willamette Valley's Chehalem Mountains AVA in the hills above Newberg, Willamette Valley。 北部はオ

          Anam Cara Cellars 2017 Willamette Valley Pinot Noir

          【3月】2022年ロワールのワインが気になるので月に一本飲んでいこう

          今月も、シュナン・ブラン。今回も滋賀県大津にあるLes Vins Libres(レ ヴァン リーブル)さんで買う。 3月 生産者:ニコラ・ロー NICOLAS REAU 名前:アトンション・シュナン・ン・メシャン 2018 ATTENTION CHENIN MECHANT 品種:シュナン・ブラン Chenin Blanc 購入:レヴァンリーブル インポーター:BMO株式会社 「いじわるなシュナン・ブランに気をつけろ」 はい、気をつけます。抜栓! 濃いレモンイエロー。開け

          【3月】2022年ロワールのワインが気になるので月に一本飲んでいこう

          【2月】2022年ロワールのワインが気になるので月に一本飲んでいこう

          今年はロワールのワインをいろいろ飲みたいぞ、ということで 今月は、シュナン・ブランにしました。今回も滋賀県大津にあるLes Vins Libres(レ ヴァン リーブル)さんで買います。 2月 生産者:ドメーヌ・ジュリアン・プレヴェル Julien Prevel 名前:モンジュイ18 MontJouis 品種:シュナン・ブラン Chenin Blanc 購入:レヴァンリーブル インポーター:ディオニー株式会社 感想。香りの第一印象はなにこれ知らない香り!急に幼少期にお

          【2月】2022年ロワールのワインが気になるので月に一本飲んでいこう

          2022年ロワールのワインが気になるので月に一本飲んでいこう

          2021年の驚きは、わたしはカベルネ・フランが好きかもしれないということ 今までは、ワインは赤か白なら白で。こってりリッチな樽シャルドネより、酸がしっかりあるリースリング、ソーヴィニヨン、あたりが好きだろうことは想定内。 フランスの各エリアの赤を試飲するタイミングで、はい、ボジョレーね、お、ピノね、からの南のほう行くと果実味すごいよねー、そしてノーマークエリア、ロワールのAnjouのカベルネ・フラン。香りからしてえ、なにこれ、好き。飲んだら、え、これ好き。状態。 ベリー

          2022年ロワールのワインが気になるので月に一本飲んでいこう

          あらためて、企業バリスタについてのポエム的なもの

          奇妙な感じだけど、わたしにはお客さんはいない。 浅煎りを飲む人・飲まない人 コーヒーを飲む人・飲まない人 自分の好きなスペシャルティコーヒーを基準にVOYAGE GROUPで働く「お客さん」をそのように分類していた時期があった。 カフェに来る人・来ない人 で考えるようになったとき、会社という視点でカフェを見るようになった。来る人がある程度満足してることは肌で感じていて、来ない人の中にカフェを好ましく思う人も、無関心の人も、そしてネガティブに思う人がいるかもしれないこと

          あらためて、企業バリスタについてのポエム的なもの

          「お好みは?」と聞かないこと

          相手からの返答はコーヒーなら「酸っぱくないの」または「苦いの」。日本酒なら「辛口」か。うっかりこの問答をやっちゃうと反省会行き。 お好みがあるということを前提にしちゃいけないと思ってる。それは、わたしが好きなコーヒーや日本酒に対して、他の人も同じように好き嫌いを表明できるわけじゃない。と書くとだいぶ上から目線で悪いが意味合いは違う。それらは「たかが嗜好品」なわけで、わたしがそれらを「必需品」として選ぶときのように当然好みがあるなんて傲慢な憶測は提供者としてしんどい、というこ

          「お好みは?」と聞かないこと

          【SAKE DIPLOMA】やってよかった勉強【二次試験】

          前回、一次試験のやってよかった勉強をまとめたので、今回は二次試験、論述、テイスティング)についてそれぞれ書いてみます。最後に2020年の出題についても覚えてる範囲で書きました。 論述どうやら論述の出題傾向を見ていると、昨年から字数制限がある模様だったので、まず原稿用紙をたくさん用意しました。造りに関するところが出るかな(初年度は山廃、次年度はセルレニン耐性酵母、昨年は美山錦)と思ったので、今年は麹まわり、あとは焼酎との造りの比較なんかが出るかなーなんて予想していました(全然

          【SAKE DIPLOMA】やってよかった勉強【二次試験】

          【SAKE DIPLOMA】やってよかった勉強【一次試験】

          日本酒の知識ほぼゼロ、飲み始めたのもつい最近という状態だったので教本はどこを読んでもおもしろかったのが幸運でした。試験、とくに一次試験に効いたなと思う勉強を書いてみます。一次試験はPCで選択形式なので、中にはかなり重箱の隅をつついてくる問題もあると思いますが、試験の先にあるものを意識して、丸暗記ではなく知識として意味がありそうか?が大事かなと思いました。以下3つ挙げてみます。 ・テーマごとのノート作り ・主要産地別の白地図作り ・ペアリングの法則作り テーマごとのノート作

          【SAKE DIPLOMA】やってよかった勉強【一次試験】

          SAKE DIPLOMAを受けてよかったこと3つ

          今年の3月に申し込んで勉強してきた日本酒の試験JSA SAKE DIPLOMA。昨日無事合格したので(一次は知識問題、二次はテイスティングと論述でした)ちょっと書いてみたくなりました。試験に向けてどんな勉強をしたかは、別にまとめようと思うので(前編、後編)、掲題のとおり、この試験を受けてよかったことを3つ書いてみます。 ・知識がついて仕事のクオリティが高まった ・勉強のやり方を他にも応用できるようになった ・自分が好きと思うものの性質がだんだんとわかってきた そもそもSA

          SAKE DIPLOMAを受けてよかったこと3つ

          【火】ぎゅうぎゅう弁当

          先週のプレ復活で肩慣らししたお弁当づくり。今日は明日から再開するカフェでの仕事の準備のために出社するので、わたしも、おうちランチの夫もお弁当です。これから火、水とお弁当になる予定です。 基本的には作り置きや冷凍+夕飯と一緒に作るなにか、または夕飯のあまりをごはんの上に乗せていきます。楽しく作りたいので、作りおきはしすぎず(飽きてきちゃう)、作りたいもの食べたいものをその場で考えるやり方があっています。なので材料も作り置きを意識したものを買うことはあまりなく、季節の野菜となる

          【火】ぎゅうぎゅう弁当

          【月】トマたま丼

          6月最終週ですと!?最近は半年のゆるい振り返りも書いていて、ときがたつのが、はやすぎる、とかんじる。。。このランチ投稿も9週目に入りました。 【月】トマたま丼 [材料]トマト1つ、卵1つ、ごま油、お好みで鶏ガラスープの素、塩胡椒、あったかいごはん 1,ボウルに卵を溶いて、塩をひとつまみ入れておきます。しっかり目の味が好きなら鶏ガラスープの素をひとつまみ入れても。 2,フライパンにごま油を敷いて、トマトを炒めます 3,トマトが焼けたら、一度卵の入ったボウルに取り出します。な

          【月】トマたま丼