金谷さおり | こども発達支援教室「ココ塾」

こども発達支援教室「ココ塾」主宰(https://coco-jyuku.com/) | 三男一女の母(次男・三男は発達障がい)。発達障がい児の育児の楽しさについて発信中。株式会社 Interview Care 代表取締役/社会福祉士/精神保健福祉士/相談支援専門員

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    最近の記事

    【ココ塾】#4 人に寄り添う仕事のなかで一番大切にしていること

     先日、母校である秋田県立秋田高校の2年生に、講演する機会をいただきました。高校時代の思い出、どのようにして進路を決めたか、大学・大学院時代のこと、今の起業に至るまでの経緯など…、成功したことよりも失敗したことの方がずーっと多い人生ですが、さすがは秋高生!こんな先輩の話にも、終始真剣に耳を傾けてくださり、反応を示してくださり、最後はたくさん質問もしてくれて、私の方こそ勇気づけられ、勉強をさせていただいた貴重な時間でした。   当日は、同じ高校2年生の長男も同席させていただい

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      • 【ココ塾】#3 タブレットを渡され子どもたちが抱える課題~より丁寧な「検索教育」を

         令和4年5月1日、こども発達支援教室「ココ塾」蒲田校がオープンしました!先生たちは、作業療法士、公認心理師などの専門職や、教員経験者(特別支援学校・通常級・通級)など、様々な経歴を持つ方々が集まってくださいました。医療・福祉・教育の出身者が、絶妙なバランス構成です。これまで活躍してきた分野は異なるものの、「お子さま一人ひとりに合った学びを提供したい!」という共通の想いのもと、毎日あーでもない、こーでもないと工夫を凝らしながら、療育プログラムを提供しています。    子どもた

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        • 【ココ塾】#2 年長さんが安心して就学するために

          5月1日、こども発達支援教室「ココ塾」蒲田校がオープンしました。 現在は、保育園の年長さんから中学3年生までのお子さまたちにご利用いただいています。 先生たちは、それぞれのバックボーンに関わらず、この幅広い年齢層のお子さまたちの授業をマンツーマンでこなしているのですから、大変な勉強をし、努力を積んでくださっていると感じます。 「ココ塾」が得意とする療育内容の一つに、「年長さんの就学移行支援」があります。 発達特性や感覚特性があったとしても、知的な遅れが目立たない場合、未就

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          • 【ココ塾】#1 やさしい革命のはじまりです!

            5月1日、こども発達支援教室「ココ塾」蒲田校がオープンしました! 先生たちは、作業療法士、公認心理師などのセラピストの方々や、元教員(特別支援学校・通常級・通級)の方々など、様々な経験を持つ方が集まってくださいました。ちょうど、医療・福祉出身者と教育出身者が半々といった構成です。これまで活躍してきた分野は異なるものの、「お子さま一人ひとりに合った学びを提供したい!」という共通の想いのもと、毎日あーでもない、こーでもないと言いながら療育プログラムを考えています。 専門職ごとに

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            児発・放デイ「ココ塾」開所のお知らせ【5/1オープン予定♪】

            昨年夏から本格的に準備を進めてきた、児童発達支援・放課後等デイサービス事業所「ココ塾」。5月1日のオープンに向けて、いよいよ開設準備も大詰めとなりました。 「ココ塾」は、東京都大田区において資源の少ない、①就学移行支援、②学習支援、③マンツーマン支援に特化した児発・放デイです。スタッフには、作業療法士、言語聴覚士、公認心理師などの専門職のほか、教員経験者(通常級、特別支援学級、サポートルームなど)も複数在籍し、丁寧なアセスメントもと、発達特性に応じた個別学習療育の提供を行い

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            発達障がい児の子育て #27 三男、鼻の穴にフリスクを詰めて大騒ぎ

            「ママ、鼻の中に食べ物入れて、ごめんなさい…」 自宅で仕事をしていると、三男(4歳/診断はまだついていません)が突然こう話しかけてきました。小さな手には、フリスクの缶が!しかも、ちょっと大きめのフリスクではありませんか! 「ちょっと!何やってるの?」「どっちの鼻に入れたの?」 あわてて三男に尋ねると、涙を浮かべて「こっち」と指差します。左の鼻の穴からは血が混じった鼻水が出ていて、三男はくしゃみが止まりません。「苦しい?」と聞くと「苦しい」と返ってきます。 幸いにも近所

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            発達障がい児の子育て #26 三男、田中ビネーを受けながら「おいらボコだぜ」を熱唱する

            先日、4歳の三男が保育園で「田中ビネー知能検査Ⅴ」を受けました。先生の指示を聞かずにルールを無視してフリーダムに行動してしまう三男の様子を心配し、保育園が行政の巡回心理相談を申し込んでくださったのです。保護者は本人には気づかれないように、カーテン越しにその様子を見学することができました。 見学席につくと、すでに心理士さんと検査を始めていた三男。心理士さんは優しそうな若い女性の先生で、三男はすぐに慣れた様子。終始マイワールド全開で、大好きな戦車のことをずっとしゃべり続けていま

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            発達障がい児の子育て #25 「担任の先生は、いい人」

            「担任の先生は、いい人」 昨年度、中学1年生になった次男(自閉症スペクトラム/ASD)が、1年間お世話になった担任のW先生のことを、このように表現していました。語彙が少ない次男にとって、とても深い感謝の言葉です。 中学進学という環境変化はもちろんのこと、コロナの影響により入学式の延期や臨時休校など、想定外の状況から始まった中学生活。心配事が尽きない日々の中、お友達と取っ組み合いの喧嘩をしたり、腹を立てて異食するなどのトラブルを起こし、その都度学校から呼出しや相談の連絡をい

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            発達障がい児の子育て #24 まだ次男がASDだと知らなかったころ

            次男(中2)がASDと診断されてから6年以上の月日が経ちました。 診断されたのは小学1年生の三学期。保育園までは他の子と同じように成長しているものと思い込んでいましたが、就学後、集団行動に馴染めないことが明るみになりました。泣いたり暴れたりを繰り返す次男を見て、私たち家族も悲しい思いをしたことがたくさんありましたが、今ではこの状況を全員がそれぞれに受け入れ、次男ならではの言動に笑いをもらったり、「そんな考え方もあるよね!」と学びを与えてもらったりしながら、楽しく過ごしています

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            発達障がい児の子育て #23 ASDの家族性

            先日読んだ論文の中に、”学習障害、注意欠如・多動性障害など、原因が複雑である発達障害の中でも、広汎性発達障害に含まれる自閉症スペクトラム障害(ASD)は、これまで遺伝性要因が最も高い疾患とされてきた”という内容の記述がありました。 次男もASDと診断されていますが、ASDは小児期の脳の発達過程と深く関わっていると言われています。これまでのASDの原因追及の歴史は、環境要因説から遺伝要因説へと変わり、現在は遺伝・環境の両要因説へと移り変わっているようです。 医学(小児神経科

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            発達障がい児の子育て #22 お友達との外出を許可してみると…

            休日のある朝のこと。 早く朝ごはんを食べたそうにしている次男が、「おれ、今日友達と遊びに行くからね」と言ってきました。 「そうなんだ?」と返し、誰と行くのか、どこに行くのか、何時に行くのか、何時に帰ってくるのかを確認したところ、なんとも曖昧な返事。 「横浜のなんとか橋のあたりに、電車の写真を撮りに行く」これだけです。 お友達と出かけさせてあげたいと思う一方で、先日、牛乳パックを食べて大騒ぎになったばかりの次男。心配で心配で、こんなざっくりした行程では、とても「いいよ」と

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            発達障がい児の子育て #21 給食でおかわりができず異食する

            先日、給食のおかわりができなかったことに腹を立てた次男が、牛乳パック、牛乳パックのストローが入ったビニール袋、鉛筆、消しゴムを食べてしまうという大事件がありました。 先生から連絡を受け、先に電話がつながったパパが急いで学校へ迎えに行き、病院で腹部レントゲンを撮りましたが、幸いなことに異常はなし。しかし、一歩間違えば死に至る出来事に、私は驚きと恐怖でいっぱいになりました。 先生が言うには、牛乳パックは少なくとも3分の1は食べたとのこと。しかし次男に尋ねると、先生が言うほどの

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            発達障がい児の子育て #20 高校受験で兄がジャイアントキリングを起こせた理由

            中学3年生の長男が、高校受験を終えました。志望校の偏差値が「72」であるのに対して、入塾時、中学2年生の11月時点での偏差値は「38」。そこから1年ちょっとの期間に自分と向き合いながら勉強に励み、合格というジャイアントキリングを起こせた最大の理由は、生涯の恩師ともいえる塾の先生との出会いにありました。 もともと優しく素直なパーソナリティを備えている一方、競争心がなく、何事も無難なところに自分を落ち着けがちなところがあった長男。入試まで1ヶ月を切った段階で、過去問を解いても合

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            発達障がい児の子育て #19 「たたかう親」にならないように

            先日、軽度知的・発達障がいの25歳の長男さんを子育て中のお母様に、インタビューをさせていただきました。その時にお母様が話してくださった、「たたかう親にはなるまいと思っていた」という言葉が、今でも強く心に残っています。 そのお母様は、実弟が重度自閉症という環境に生まれ育ち、幼いころから障がい児の親を見ていて、親たちの中には必要以上に先生たちに怒りをぶつける人たちがいて、「なんであんなに先生に怒るのだろう」「やりすぎじゃないかな…」と、子どもながらに思うことがあったそうです。そ

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            発達障がい児の子育て #18 次男とSNS

            子どもが利用するには、親として何かと心配なSNS。次男も家での自由時間は、Bトレや鉄道模型を作るか、パソコンに向かっていることが多いので、私も心配をしていました。 ちなみにBトレとは、こういうものです。実物の1/150のサイズなんだとか。写真は、秋田県沿岸部(私の地元)を走る男鹿線です(次男作)。 次男が普段、SNSでどんな楽しみ方をしているのか知りたくなり、次男の許可を得てTwitterをフォローしてみました。すると、Bトレを中心に、一眼レフや動画編集ソフトを駆使して、

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            発達障がい児の子育て #17 見やすいフォント、見づらいフォント

            次男には、左目だけに弱視があります。そのせいか、距離感をつかむことが苦手なようで、ちょっとした段差でつまづいて骨折したり、傘をさして歩いていると傘ごと障害物に挟まったり、一緒に歩いている人の足を踏んでしまったりと、不思議な動きをしてしまいます。 弱視を訓練するためのメガネを、小学1年生くらいの時からかけていましたが、無意識に見える方の目で物を見てしまうようで、なかなか成果が出ていません。 そのことに、本人も周囲も慣れてしまい、あまり気にしていなかったのですが、最近になりち

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