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「ココ塾」革命 #4 神経が磨り減る採用活動

「資金調達」「物件探し」と同時進行で行っていたのが「採用」です。採用については、ある1点を除けば順調に事が進んでいました。

1.「児童指導員」の採用→順調

児童発達支援・放課後等デイサービス事業所に必要となる人員配置は、定員10名に対して児童指導員や保育士の資格を持つ職員が2名以上となります。お子さまが1人でも10人でも必ず児童指導員等が2名いることが必須で、この体制を整えているサービス提供が可能な時間帯のことを「営業時間」といいます。

私が社会福祉士・精神保健福祉士を持っていて児童指導員の要件を満たしているため、もう一人児童指導員がいれば最小限の人員配置は満たすことができますが、当然のことながら10:2の体制でお子さまたちに手厚く安全に過ごしていただくことは難しいと、これまでの経験から感じていました。職員はもっともっと必要なのです。自分がしばらくは無給であったとしても、良い人材を確保すべきと思っていました。(実際に1年半は無給で働いていました、涙。)

幸いにも、前職で一緒だった作業療法士さんが同じ時期に退職が決まっていて「ココ塾」に興味を持ってくれたり、知人から長年教員をされていた方をご紹介いただくことができ、児童指導員の採用は順調に進みました。そのため、当初は週5日(火~土)営業から始めようと思っていましたが、週6日(月~土)営業しても問題なく進めることができそうな状況でした。

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