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発達障がい児の子育て

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三男一女の母。次男(高専1)と三男(小1)が自閉スペクトラム。「お風呂見てきて」と言うと「見て」きてくれる、日々のコミュニケーションの楽しさや、彼らが持つユニークで独創的な世界観… もっと読む
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記事一覧

発達障がい児の子育て #29 弟の宿題をみてくれる娘の対応が上手すぎて見習いたい

小1の三男(ASD)に宿題をやってもらうことは、わが家では本当に大変な作業です。もともと書く…

発達障がい児の子育て #28 次男、人生はじめての採血にビビる姿が特性ありありで可愛…

先日、高専1年になった次男と一緒に主治医の先生の診察に行きました。小学1年生の時から診ても…

発達障がい児の子育て #27 三男、鼻の穴にフリスクを詰めて大騒ぎ

「ママ、鼻の中に食べ物入れて、ごめんなさい…」 自宅で仕事をしていると、三男(4歳/診断…

発達障がい児の子育て #26 三男、田中ビネーを受けながら「おいらボコだぜ」を熱唱す…

先日、4歳の三男が保育園で「田中ビネー知能検査Ⅴ」を受けました。先生の指示を聞かずにルー…

発達障がい児の子育て #25 「担任の先生は、いい人」

「担任の先生は、いい人」 昨年度、中学1年生になった次男(自閉症スペクトラム/ASD)が、1…

発達障がい児の子育て #24 まだ次男がASDだと知らなかったころ

次男(中2)がASDと診断されてから6年以上の月日が経ちました。 診断されたのは小学1年生の三…

発達障がい児の子育て #23 ASDの家族性

先日読んだ論文の中に、”学習障害、注意欠如・多動性障害など、原因が複雑である発達障害の中でも、広汎性発達障害に含まれる自閉症スペクトラム障害(ASD)は、これまで遺伝性要因が最も高い疾患とされてきた”という内容の記述がありました。 次男もASDと診断されていますが、ASDは小児期の脳の発達過程と深く関わっていると言われています。これまでのASDの原因追及の歴史は、環境要因説から遺伝要因説へと変わり、現在は遺伝・環境の両要因説へと移り変わっているようです。 医学(小児神経科

発達障がい児の子育て #22 お友達との外出を許可してみると…

休日のある朝のこと。 早く朝ごはんを食べたそうにしている次男が、「おれ、今日友達と遊びに…

発達障がい児の子育て #21 給食でおかわりができず異食する

先日、給食のおかわりができなかったことに腹を立てた次男が、牛乳パック、牛乳パックのストロ…

発達障がい児の子育て #20 高校受験で兄がジャイアントキリングを起こせた理由

中学3年生の長男が、高校受験を終えました。志望校の偏差値が「72」であるのに対して、入塾時…

発達障がい児の子育て #19 「たたかう親」にならないように

先日、軽度知的・発達障がいの25歳の長男さんを子育て中のお母様に、インタビューをさせていた…

発達障がい児の子育て #18 次男とSNS

子どもが利用するには、親として何かと心配なSNS。次男も家での自由時間は、Bトレや鉄道模型を…

発達障がい児の子育て #17 見やすいフォント、見づらいフォント【資料あり】

次男には、左目だけに弱視があります。そのせいか、距離感をつかむことが苦手なようで、ちょっ…

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発達障がい児の子育て #16 切り替えられない2021年

寒い日が続いています。子どもたちの体調管理が気がかりな毎日ですが、この冬は、次男がどうしても長袖を着てくれません。 もともと、長袖を着ることが極度に苦手な次男ですが、今までは年末年始に秋田の実家に帰省することをきっかけに、長袖を着てくれていました。さすがに雪国の寒さの中では、次男も納得をして長袖に切り替えてくれていたのです。 しかし、この年末年始は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、秋田に帰ることができませんでした。次男にとっては、物心ついてから初めて東京で迎えるお正