発達障がい児の子育て #23 ASDの家族性
先日読んだ論文の中に、”学習障害、注意欠如・多動性障害など、原因が複雑である発達障害の中でも、広汎性発達障害に含まれる自閉症スペクトラム障害(ASD)は、これまで遺伝性要因が最も高い疾患とされてきた”という内容の記述がありました。
次男もASDと診断されていますが、ASDは小児期の脳の発達過程と深く関わっていると言われています。これまでのASDの原因追及の歴史は、環境要因説から遺伝要因説へと変わり、現在は遺伝・環境の両要因説へと移り変わっているようです。
医学(小児神経科