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発達障がい児の子育て #17 見やすいフォント、見づらいフォント【資料あり】

次男には、左目だけに弱視があります。そのせいか、距離感をつかむことが苦手なようで、ちょっとした段差でつまづいて骨折したり、傘をさして歩いていると傘ごと障害物に挟まったり、一緒に歩いている人の足を踏んでしまったりと、不思議な動きをしてしまいます。

弱視を訓練するためのメガネを、小学1年生くらいの時からかけていましたが、無意識に見える方の目で物を見てしまうようで、なかなか成果が出ていません。

そのことに、本人も周囲も慣れてしまい、あまり気にしていなかったのですが、最近になりちょっと気になる出来事がありました。印刷物を読む際に、本人にとって読みやすいフォントと、読みづらいフォントがあることがわかったのです。

きっかけは2学期の期末テスト。塾での三者面談の際、ある教科のテスト問題を見た塾の先生が、次男に対して「テスト問題、ちゃんと読めた?」と聞いてくれました。すると次男は、「ちょっと読みづらかった」と回答。先生が深堀りをして確認してくれたところ、字が太いもの、余白が少ないもの、丸文字やポップ体は、文字がつぶれて見えて認識しづらいのだと話してくれました。

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