調子が良い時こそ耳を傾ける
皆さんこんにちは。
随分、間が空いてしまいましたが、出来る時に記事を書いていきたいと思います。
さて、ついに11月に入り、年末が近づいて参りました。
ボチボチ忙しくなってくる方もいれば、何となく不安に駆られて、焦りを感じてくる方もいらっしゃるでしょう。
私も先週から残業が続き、忙しい日々が続いています。
まだ仕事について、実質二年目の私は容量が悪く。一つの仕事にも時間がかかってしまいます。
他の人が見れば、なんでそんなに忙しいの?と思うでしょう。しかし、電話がかかってきたり、他人に質問されたり、お願いをされると作業が中断されてしまい、どこまでいったっけ?と思い出すところから作業を初めると、どうしても余計な時間がかかってしまうのです。
明日の予定を考えると、ここまでやっておきたい。今出来るうちに‥‥。と思うと、どんどん残業時間は伸びていきます。
前に読んだ自己啓発本の中には、前倒しに仕事をすることが、余計な仕事を増やすことになる。と書いてあるものがありました。
明日の作業を少しでも減らそうと、前もって仕事をしたとしても、手が空いてしまえばその分他の仕事が舞い込んでくる。というものです。
ですから、今すぐしなければならない仕事以外は、前もって始めない。というのも一つの手だと書いてありました。
その当時はなるほどな。とも思いましたが、いざ仕事を始めてみると、予定が詰め詰めで、今やるしかない。といったことの方が多いです。
回数をこなす、経験を積むと、省いていい所と、省いてはいけない所。作業効率も上がり、イレギュラーの対応にも慣れて、時間がかからなくなってきます。そこまで成長する過程が本当に大変なんだと、今は特に思うのです。
今日はこれをやったら帰る。目標を決めることが大事ですよね。
メリハリという、なかなか難しい人には難しい思考の切り替え方です。
そのうち、この事についても記事に出来ればと思います。
さて、少し話がずれてしまいましたが、今日は調子のよい時にこそ話を聞いてみる。を題材としてみます。
不安になる、追い詰められる。とその不安を誰かに聞いて欲しい。共有したい。アドバイスが欲しい。と勢いで人に話します。
その時、自分の判断が冷静でないと、アドバイスをくださった方の方がより正しい。それか、間違っていると拒絶して、話を受けきれないパターンがあると私は思うのです。
あとからよくよく考えてみたり、冷静に振り返ると、もっとよく聞いてみた方がよかった。どうしてあんなことをいっていたんだろう。と疑問に思ったり、せっかく頂いたアドバイスを鵜呑みにして、後悔した。なんて方もいるのではないでしょうか。
私は自分が一杯一杯な時にアドバイスを求めるより、「自分の話を聞いてもらう」ことを先に進めます。
この感情をまずは受け取って欲しい。
どうしてこんなことになったのか、経緯を詳しく話してから、アドバイスを頂く。
その方がアドバイスする側も経緯をよく理解した上で話が出来ますし、どのようにアドバイスしたらよいか、考えることも出来ます。
そして、相談する側も、差し迫った結論を求める前に、冷静になって気持ちを整理したり、自分が何に対してこんな気持ちになったのか、客観的に見られるようになるのです。
例えば、仕事を続ける。退職する。の二択だった選択肢が、とりあえず年末まで仕事は続ける。新しいことを始める前に準備してから辞める。勢いで辞める。のではなくて、向いたいない理由。環境が合わない。先輩と合わない。異動できないから辞めたい。辞めたい理由が明白になってきたりします。
その時こそ、どういったアドバイスが自分に必要で、何を聞きたいのか判明し、頂いたアドバイスの中で何をチョイスすればよいか理解できます。
あぁ、あの時の私は冷静じゃなかった。
頭がカンカンな時に、鼻につくようなアドバイスをされたら、余計に腹も立ちますし、どうでもよいことだと流してしまう場合があります。
しかし、アドバイスする側もどうでもよいようなアドバイスをしている訳ではありません。
あなたと、アドバイスする人も同じ人間ではありませんし、同じ経験をしているわけではありません。
しかし、あなたと似た経験を思い出したり、感じたところがあってアドバイスしているかもしれませんし、アドバイスされたからには応えたい気持ちがあるからこそ、今までの知恵を絞ってアドバイスしてくれるのです。
利き手側もアドバイスを受けるなら、その裏側。根拠を知って、共感し、自分の場合と当てはめて解決策を拾っていくことも大事なことです。
もし、相談してばかりのあなたが、アドバイス出来るようになった時、それまで苦しんできた、自分を支える根本的な考え方が固まってきた証拠です。
アドバイスを聞く。ということは、自然とアドバイスする方の経験を身に付けているのと同じだとは思いませんか?
ですから、人に相談する。助言を求めることが、全て悪いことではありません。
沢山人に相談出来るようになれば、そのうち相談を受けるようになります。
その時、自分が相談にのってもらった時を思い出して、相談にのってあげたください。
それが自分の自信へと繋がっていく。
助け、助けられて、我々は生きていくものです。
ですから、1人で抱え込まず、支え合いながら、成長していきましょう。
それでは、また。
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