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徒然なるままに

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日々の雑感を徒然なるままに・・・
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記事一覧

今年も状況変わらず

 さて、昨年七月にこんな記事を書いていたのだけれど。変異株とやらが猛威を振るっている現在、今年も早々と山鉾巡行の中止が発表された。学生時代を京都で過ごし、それ以降も京都とは縁が続いている私だけれど、昨年に続いて仕事はオンライン。今年に入ってから六月になる今にいたるまで、一度も京都を訪れていないという現実。

 もちろん、消毒などに気をつけながら一人で出かけることも可能かもしれない。だけど、従来型よ

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1~3月のティータイム記録

1~3月のティータイム記録

 2021年の最初の3か月。
どんなに忙しくても疲れていても、本や新聞を片手にのんびりお茶する時間は手放したくないな。そこに、美味しいお菓子があれば嬉しい。

2021年1月
 大好きな場所。リッツ・カールトン大阪のロビーラウンジにて、モンブラン。洋酒の効いたちょっとネットリめのマロンクリームに、ふんわりと粉シュガー。中に隠れたカシスのジュレの酸味とマロンクリームの甘みが口の中でまじりあう。この日

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「だわ」「のよ」?

「だわ」「のよ」?

  この「だわ」「のよ」という文字から、何を想像するだろうか。ネットである記事を読んでいて、ふと気になったので少しまとめてみる。

 小説を読んでいて、あるいは新聞か雑誌か・・・何かの記事を読んでいて、これらを目にすることがたまにある。小説だと、多くの場合、「戦前とか?ちょっと昔の上流階級とおもわれる上品な女性の話し言葉」として。ただ、この場合は、「~ですわ」「~ですのよ」となっているかもしれない

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2020年振り返り

2020年振り返り

印象に残ったこと

・全世界的規模なこととしては、新型ナントカウイルス関連

・国内に限ると、内閣総理大臣の辞任、かな。

・他国の話題としては、アメリカの大統領選挙、RBG死去、香港をめぐるあれこれ

 年が明けると、アメリカの上院議員選挙のジョージア州決選投票?が最注目。続いて新大統領就任。日本との関係やいかに。国内のこととしては、選択式夫婦別姓をめぐる議論は進むのかとか、緊急避妊薬の薬局販売

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明治の「煙草王」

明治の「煙草王」



 1909年(明治42年)に完成したこの建物は、明治時代の富豪で「煙草王」村井吉兵衛の別邸として建てられたとのこと。アメリカ人宣教師ガーディナーの設計によるもので、当時の国内外からの賓客をもてなすために使われたそうで、伊藤博文による扁額が飾られている。

 現在は1,2階部分はレストランやカフェとして利用されていて、それらを利用する際に内部を見ることができる。3階部分は通常は非公開となっていて

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秋来ぬと

秋来ぬと

秋来ぬと 目にはさやかに見えねども
風の音にぞ 驚かれぬる

古今和歌集の他、小倉百人一首にも選ばれている。まさにこの時期を詠んだ歌なのかなぁと思ったり。風の音も、夜になると聞こえてくる秋の虫の鳴き声とかも。平安時代の貴族たちのような感受性を、現代に生きる私たちは持ち合わせているかな。当時に思いを馳せる時間は、秋の夜長にふさわしいだろう。

黄色信号

黄色信号

 例の感染症の感染確認が、また増えてきているらしい。しかも、若い人たちの割合が多いんだって。大阪では、またもや通天閣が黄色く点灯される。危機感持ってね、緊張感持ってね、緩まないで自衛してね、ということなんだろう。まあ、わかるんだけど。

 先日、所用あって電車に乗ったんだけど、学校帰りらしい生徒たちが連れ立って乗ってきた。ソーシャルディスタンスってなんだったっけ。マスクこそしているものの、距離が確

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コース料理の最後の飲み物

コース料理の最後の飲み物

 イタリアンでもフレンチでも、たいていのレストランでコース料理を注文すると、「食後の飲み物」がついてくるように思う。コーヒー、紅茶、ハーブティーなんかがあって、選べるようになっている。さて。その飲み物が美味しいか美味しくないか問題である。
 外食はそんなに多くないけれど、1か月に2度か3度くらいはレストランで食事をする。で、例の感染症による休業要請なんかもあって、営業再開後もコース料理のみというお

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今年の京都に夏は来るか

今年の京都に夏は来るか

 長刀鉾のちまき。本来なら、宵々山の日くらいから鉾町にて売り出されるもの。今年は例の感染症拡大を防ぐべく、「密」禁止。ということで、祇園祭は神社での神事を最小限で行うことに・・・鉾建ても、山鉾巡行も、宵山もなし。もちろん歩行者天国もなし。むー。

 私が祇園祭をゆっくりと楽しむようになったのは、大学の・・・学部を卒業して院生をやっていた時くらいだったかな。京都市内の大学に通っていたけど、どうも人混

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どっか行きたい病

どっか行きたい病

 中・高時代の友人が、以前、FBのプロフィールの趣味欄に「逃亡、失踪」と書いていて笑ったことがある。まあ、私の場合はどこかへ出かける時は少なくとも両親には伝えておくので「失踪」はないかな。でも、時々、無性にどこかへ出かけたくてしょうがなくなる時がある。名付けて「どっか行きたい病」。ただ現実からどこかへ逃げ出したくてたまらない。なので、「ここではないどこか」であれば行き先にはこだわらない、たぶん。

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4か月ぶりのナマ音楽

4か月ぶりのナマ音楽

 例の感染症絡みの自粛を経て、~ぶりっていうのが続いている。さて、私にとって待ちに待った「4か月ぶり」の、演奏会が開かれた。2月に、例の新型なんちゃらが国内でも感染者が増えてるって徐々に騒がれ始めていた頃だったっけ、それでもどうしても聴きたくてマスクと消毒液で自衛しつつ聴きに行ったのが遠い昔のよう。その後の3月の定期演奏会は無観客でオンライン中継されたので、私がホールに足を運んだのは実に4か月ぶり

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当たり前のことを当たり前にするということ

当たり前のことを当たり前にするということ

 人は、様々な場面でサービスを受けて生活している。そして、そのサービスにお金を払う。さて、そのサービス。当たり前を当たり前にこなすということが最高の形であるはず。お店なら、予約した時間にちゃんと席があるとか。注文を間違えないとか。注文したものが放置されずにちゃんと出てくるとか。ホテルなら、予約した部屋がちゃんと確保されているとか。部屋に備えられているべきものが全てそろっているとか。当たり前。まあ、

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外出できる嬉しさと、解放感と

外出できる嬉しさと、解放感と

 2020年。ある意味で一生忘れない記憶に残る年になるんだろうな。
例の感染症予防のため、緊急事態宣言が出されたのが4月のこと。人々は「外出自粛」を求められ、劇場やコンサートホール、美術館、さらには飲食店やデパートに至るまで「休業要請」。
 私は、あまり社交的な性格ではない、と自分で自分を分析している。お休みの日だからといってどこかに出かけなきゃとかいう概念すらない。VIVAお家ステイ。だけど。自

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