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【鬼滅の刃経営考察】部下はあなたの覚悟を見ている【鱗滝・義勇の腹を切る覚悟】

「もしも禰豆子が人に襲いかかった場合は竈門炭治郎及び 鱗滝左近次 冨岡義勇が腹を切ってお詫び致します」

これは、禰豆子を助けるために、炭治郎の育手である鱗滝左近次が産屋敷耀哉へ送った手紙の言葉です。

鱗滝さん、そして義勇の、炭治郎と禰豆子を信頼する気持ちと、壮絶な覚悟が伝わってきます。
このことを炭治郎はきっと生涯忘れない事でしょう。

「覚悟」が周囲に強く影響する。
それは、私達の日常、あるいは職場においても同様ではないでしょうか。


1.我々は「覚悟」を本能的に察知している

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人は、人の覚悟を見るものです。
私達は目の前の相手の言葉だけでなく、言動含めての覚悟を、本能的に察知しているのではないでしょうか。

「あ、この人、口だけで、やる気ないな・・・」
もしくは
「あ、この人本気だな・・・」

そんな感覚。
私達は、炭治郎の嗅覚、善逸の聴覚、伊之助の肌感覚のような、優れた感覚を生来、持っています。


家庭で言えば、夫婦の間にて。
職場で言えば、上司部下の間にて。
私達の持つ覚悟は、周囲に大きな影響を及ぼしているのではないでしょうか。

2.職場における「覚悟」の影響

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実際に、
職場における「ビジョンへの理解・共感」度合いについてのリサーチにおいても、
ビジョンへの理解・共感には、「直属上司の言動が影響要素として大きい」、という結果が出ているそうです。

また、当「鬼滅の刃経営研究会」のメンバーには、数年海外駐在をした経験のあるメンバーも含まれていますが、言語・文化・慣習が異なる海外現地においては、言葉で伝える事の限界からか、一層、日本人駐在員の覚悟が、現地社員の方々への影響度を増しているように感じます。

駐在員は数年で異動をしますから、現地社員の方々からすれば、
「この日本人上司も色々言っているが、あと~年くらいで日本に帰るんだろうな~」
「口ではこう言っているけど、本気なのかな~」
という目で見られるわけです。

それは当たり前なところがあります。


だって、3~4年で駐在員は入れ替わり、その言うこともコロコロと変わるわけですから(その是非はさておき)。

上記は海外駐在という例を出しましたが、日本国内においても、各地への異動を伴う金融系の業種や、ジョブローテションによって複数部門を異動する場合には、同様でしょう。

日本においても、
「周期からいえば、うちの社長もあと、1~2年ですからねぇ・・・」
という言葉は、たしかに散見されます。

「1~2年ですからねぇ・・・」
という言葉の後には、「・・・だから、今やってもしょうがない」という言葉が隠れています。
しかし、リーダー、あるいは会社からすれば、任期末期1~2年の部下の行動のスピードが落ちてしまう、という甚大な損失があるわけです。


3.私達は、どれくらい「覚悟」をしているでしょうか?

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さて、あなたはどうでしょうか?

きっとあなたも、意識的・無意識的にあなたの上司の覚悟を見て、聴いて、感じているはずです。
「果たして、本気なのか」、と。

そして、より一層、本質的な事ですが、あなたも、あなたの周囲から、あなたの覚悟を見られて、聴かれて、感じられています。


以下に、自身の「覚悟」に関連して、読者の皆様と一緒に考えたい問いを、記載させていただきました。


あなたは何を実現したいリーダーなのですか?
それはなぜですか?
なぜ、他でもないあなたは、それをやりたいのですか?
あなたは、その実現したいことを、部下にはどれくらい伝えられていますか?
一方、部下に伝わってしまっていることがあるとしたら、それは何でしょうか?
あなたが部下に、本当に伝えたいことは何でしょうか?
あなたのいかなる言動から、それは、伝わっていくでしょうか?

そして、あなたはどれくらい、「覚悟」をしていますか?
それは、炭治郎、鱗滝さん、義勇の覚悟と比べて、どうでしょうか?


筆者自身も、日々、部下と向き合う1人のリーダーとして、これらの問いに向き合って前進していきたい、そんな所存です。


追記:
家庭内の話で恐縮ですが、筆者の家庭においても、今思えば、「覚悟」をした瞬間がありました。
「妻が何かをしてくれるから」、あるいは、「妻がこうだから愛する」、ではなく、
「自分が妻を愛する」と、決めた瞬間がありました。

今思えば、それ以降、筆者と妻との関係は、良い方向に大きく変わったように思います。

広大な世界を変える事はできませんが、あなたが自分を変えることで、あなたは世界に影響できます。
あなたの「覚悟」が世界を変える、と言っても過言ではないかもしれません。


追記の追記:
当「鬼滅の刃経営研究会」メンバーの友人に、このNoteを紹介したところ、
「プロフィール欄こう変更したら?」という提案をもらいました。

図1

・・・覚悟って大変ですね・・・汗



【最後に】

最後まで読んでいただきありがとうございました😍

貴重な時間を頂き、本当にありがとうございます🤣

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